2016-01-01から1年間の記事一覧

... because I have played them too

今年も残すところあと3日。 昨日までは課外講座。 本日は外部講師を招いて、進学クラスの3年生から1年生まで全員を対象とした講演会でした。 これにてご用納め。 年が明けると、2週間で「『大学入試センター』試験」です。一般には「センター試験」と略して…

Did you see the light?

この一年の間に起こった良いこと、悪いことなど、いろんなことが思い起こされる、12月も半ばを過ぎて、文科省のサイトで次の資料が「公表」されました。 平成27年度英語教育改善のための英語力調査事業報告 http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/gaikokugo/…

乾いた風には襟を立てて

先行実施の2年生に続いて、1,3年生の期末試験も終了。 長かった。 実作の振り返りはまた後日。本業が休みの間に、東京と大阪へと自分へのご褒美&自分の視座を確かめる旅。 プライベートでは東京も大阪も充実した時を過ごしたのですが、生業の英語教育関連…

「それは美しいゴカイ」

「呟き」で大量に投下していましたが、この一週間は「山口県英語教育フォーラム」の足跡を振り返っていました。昨年までの8回のフォーラムの述べ参加者数は、今回の全英連・山口大会の参加者と同数くらいなんでしょうね。そんなことを考えていた今週の実作を…

”What is it that I’ll be achieving?”

今週の実作のハイライトをば。高1は、恒例の「全国縦断リスニングテスト制覇の旅」だけれど、タイトルとは違って、行きつ戻りつ。 先輩達がやっていない新しいものから、ということで、今春の2016年の出題からいくつかを聞かせてみました。まずは、北から。 …

something between the ears

全英連・山口大会の終了から一週間。 腹筋が裂けるのではないかと思うくらい酷かった咳も、抗生剤とせき止めのおかげで治まってきました。ようやく胃腸の調子も回復し、平常運転に戻りつつあります。 いくつか「お座敷」の声もかかっていますが、英語教育に…

全英連・山口大会第19分科会御礼

去る2016年11月12日(土曜日)、山口学芸大学にて行われた、全英連・山口大会の分科会は、200余名の参加を得まして、無事終了いたしました。有難うございます。大学関係者、実行委員の皆さんにもあらためて感謝したいと思います。私、松井が、先週より咽を痛…

De-day-da or デレデレ?

怒濤の日々。 全英連・山口大会が刻々と迫ってきます。 全英連の分科会会場となる大学のご厚意で、祝日を返上して使用機器のリハーサル。 私の分科会だけ体育館での実施なので、組み立て式のスクリーンの準備から。 以前、山口県英語教育フォーラムで使用した…

「このままでは、気がかりだけど…」

フィギュアスケートのシーズン開幕で充実した「スケオタ」の夜を過ごしています。 先日のスケートアメリカの興奮がまだ続いていますが、男子シングルのヴォロノフ選手のフリーを、今朝、あらためて観て、ちょっと涙腺が緩みました。特に、3回転ルッツの着氷を…

No matter what

中間試験終了。 祭りの後は悲喜交交。 O. Henryならずとも、悲の割合の高い人もいれば、喜の割合の高い人もいるのが世の常。自分の学びに自分で責任を持つこと。必要な「もの=学習材」、「こと=頭の働かせ方」は全て授業の中にありますから。問題は「人」…

Struggling on the shoulders of ...

忘れていたわけではありませんが、全英連の前に2学期の中間試験があります。 只今、絶賛作問祭り開催中。 いつもは3学年6種類を作っているのですが、今回の中間は5種類。ようやく3つ作り終えました。授業はiPadでの写真や動画など、記録を小まめにとっている…

「調子に乗っていた時期もあると思います」

全英連・山口大会も日一日と迫ってきました。授業は上手くいかない日もあれば、順調に進まない日もありですが、「それぞれ・それなり」です。ただ、発表の日時は決まっていますから、「そのうち」ではなく、「ここまでうち」とでもいうものをお見せすること…

「パブリックコメント」提出!

「次期学習指導要領等に向けたこれまでの審議のまとめへの意見」を提出しました。 以下、提出内容です。「小学校」に関わることと、「外国語」に関わることで、2件提出しました。個人情報は割愛。 氏名: 松井孝志 職業: 高等学校英語科教諭 分類番号 3 小…

ことばの器、ひとの器

またまた久々の更新となりました。 この間のエポックといえば、何といっても、全英連で指導助言をお願いしている京都大学の田地野彰先生に授業を見ていただいたことでしょう。 これまでにも、あれこれ行ってきた「活動」をDVDで見ていただいてはいましたが、…

別冊と別格

9月に入って、学校行事と台風でなかなか授業は進まないと悩んでいたら、更なる台風が迫ってきているというので、ムリせず安全運転を心掛けています。 来週は田地野先生も授業視察に来られるので、全英連に向けて、成果(らしきもの)と課題を少し明確にでき…

晩成者

以前にも、嬉しい便りが舞い込み、紹介したことがありました(http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20110615)が、先日、こんな便りが届いたので、ご本人の了解を得てご紹介。個人情報に深く関わる部分は非明示的に、あるいは部分的に修正しています。 松井先生…

”because you turned me upside down”

リオ五輪も終了。夏期課外講座も、夏期休業中の担当分は終了。 五輪については、競技スポーツのコーチとしてイロイロと感じることがありますので、また日を改めて書こうと思います。今日は、生業の課外の振り返り。高2の学級文庫活用がどの程度だったかは二…

「素晴らしき世界」のために

リオデジャネイロ五輪も佳境。日本代表のメダルの数に一喜一憂するのはメディアにまかせて、スポーツ人たる者、どの国の選手であれ、良いパフォーマンスに拍手を送り、勝利を祝い、健闘を讃えたいものです。 ネットでの記録動画配信やアプリで放送と同時に配…

広島と長崎の間で

山口県に移り住んで10年目になる。 このブログを書き始めたのが2004年の秋。故あって、非常勤講師として東京の私学で働いていた頃に書き始めて約3年で山口行きを決め一端ブログを閉じた。3ヶ月ほど全く書かない時期を経て、この地でブログを再開して、9年余…

何度でも…。

連日の猛暑。 流石に「何℃でも」という勇気はありません。夏期課外講座の前半が終了。 ついうっかりすると、こんなところにも「前半戦」などと「戦いの比喩」を持ち出しそうになる自分に気づきます。自分がそのことばを使う使わない、というだけでなく、自覚…

辞書を使いこなすには?

8月になりました。 前回のエントリーで「学級文庫」から書籍等を一部紹介したのですが、辞書の写真についてのお尋ねが幾つかありましたので、その部分を補足しておきます。スマホやタブレットなどで見ている方は、画像ファイルが開けるPCモードで見る方が操…

「祈るなら、胸の中の自由さに」

連日35度を超えようかという暑さです。 職場の健康診断も終わったので、昨日は、焼き肉を堪能してきました。英気を養って、本日は勤務校のイベントで「体験入学」。 中学生とその保護者、一部引率の中学校の先生が300名弱参加します。 進学クラスでは「模擬…

むしのめととりのめ

所謂「夏休み」中の課外講座は一コマ90分。 高3は、「四角化ドリル」上級生版の取り組みがお粗末だったのでダメ出しして、次回の冒頭で確認をする予定なのですが、どうなることやら。ここまでの3ヶ月で達成できなかったものが、1週間でできるものなの?まあ…

21世紀の、ライティングを教えよう。

今年度はカレンダーの関係で一足先に夏休みになりましたが、夏バテ気味で更新も滞っていました。期末試験の出来があまり良くなかったので、夏期課外講座も悩み処です。教科書の選定も自分の担当の「コミュニケーション英語 I 」は何とか済ませましたが、次年…

”as part of the whole design”

過去ログでは2つに分かれていましたが、現任校の生徒に配布する資料を作成する都合で、一つにまとめましたので、こちらにもアップしておきます。 「出藍の誉れ」 http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20060216 ”Voices beyond the border” http://d.hatena.ne.j…

You are what you don’t write about.

週末には更新しようと思っていたのですが、先週の木曜日、金曜日と大雨の影響で二日続けて休校となり、授業が欠けた分の埋め合わせや、試験問題の作り直し等々、思うようにはならないものです。土曜日課外で、なんとか授業の方は軌道修正したものの、今度は…

「なぜ、いま、若林俊輔なのか?」

ある日、職場から帰ると小包が届いていました。若林俊輔 著(編集:小菅和也、小菅敦子、手島良、河村和也、若有保彦) 『英語は「教わったように教えるな」』(研究社、2016年6月20日発売)研究社の津田正様よりご恵贈賜りました。腰帯にはこのようなキャッ…

「不確かな日々の希望」

教科書の検定や採択に関わる教科書会社の不祥事(白表紙と金銭等見返りの授受の問題)が引き金になっているのか、採用を決めるための見本本供給が1校1冊で、取り扱いが厳重になっている模様。 英語科の専任教諭だけでも複数人いるというのに、この状況では、…

「僕は誰が素敵な奴かを知っている」

先週末、関西英語教育学会 (KELES) の大会で大阪に行っていました。 お目当てのプログラムが幾つかあり、ほぼ目的は達したのですが、その中から少しだけ備忘録として。初日の最初が、奥住桂先生の「ワークショップ」。 「中学英語教科書のアクティビティーを…

定番メニュー

高1は、中学で既に出会い、通過し、高校入試前に塾でも散々書いてきた割りには身についていない「規則変化」する動詞のマトリクス。不規則変化の練習には熱心な先生が多い印象を受けますけれど、規則変化の原理原則は明示的に教えられる際に、「綴り字」なら…