2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

2005年度最終授業

本日で今年度の授業が終了! テスト前最後の週でもある今週は、テスト範囲の英文の大音読大会!!持ちネタ全部使い切った感じ。「疲れたぁ」という声があちこちで聞こえた。今回は、いつもの音読シリーズに加えて、英文とフレーズごとの和訳をB4の裏表に印刷…

「韻文を取り扱へる教授案」

先日買った『詩人たち ユリイカ抄』にこんな一節がある。 先日、若いスエーデンの詩人ボオ・セッタリング氏が来日して、日本の詩人たちと会合した。場所は虎ノ門のある喫茶店だった。彼はスエーデン大使館の書記官を同伴した。日本側からは福田陸太郎、安藤…

Renaissance Woman

昨日はFTC「英詩のある授業」発表。 参加者は15人くらいでしょうか。大学で英語を教えている方、ベテランの高校の先生、若手で何回か発表もこなす俊英たちとそれなりにバラエティーに富む陣容でした。今、英語教育関連の発表で2時間も潤沢に時間をいただ…

リハーサル明暗

いよいよ今週末発表。 月、火は朝から出校しているから、と伝えてあったのだが、結局生徒が来るのは昼休み。行列のできる英語科研究室(?)となり、時間切れでチェックを全く受けられていない出足の遅すぎる班は案の定、授業時に提出できず。出来が特に悪い…

借りてきた猫 の手?

土曜日は朝から本業。寒かったです。昼過ぎに帰宅し、飯も食わずに午後はパーマー章受賞者でもある稲岡章代先生のお話を聞きに英授研へ。 視聴覚機器のトラブルで、研究発表の順番に変更があり、先にお話を聞いて、その後別の方の研究授業を見ることに。昭和…

詩人、吠える

「英語ができる」とはどういうことかを考える時、母語としてできるのか、第二言語としてできるのか、外国語としてできるのかという観点を入れてしまうと途端に難しくなる。 この難しさは、「日本語ができる」というのはどういうことか?というパラレルな問い…

出藍の誉れ

昨年の3月26日付けで『英語が出来るとはどういうことをいうのだろうか?』という根元(源)的な問を立てていたことに気づいた。とかく「英語が出来ない教師が教えているから生徒も英語が出来るようにならない」と批判を受けやすい英語教師だが、自分のこ…

Czeslaw Milosz

米国の詩人Robert Hassは桂冠詩人も務めた著名な詩人であるばかりでなく、俳句の英訳を初め翻訳者としても優れた業績を残している。今日見たレクチャーでポーランド出身(生誕はリトアニア)の詩人・文学者であるCzeslaw Miloszについて、熱く語っていたのが…

Here comes Rhymin' Simon!

今週はまた高校入試(帰国子女入試)があるため、明日の授業はお休み。 今日は、いよいよ「英詩の朗読と韻律」についてのお勉強。 語ピッチアクセントが原則といわれる日本語母語話者にとって、「(格)律」は難題なのだろうと思う。Scansionに関しては私も…

be lost to 雑感

先日のブログのコメント欄で触れたこの表現、ちょっと注意が必要である。『ジーニアス英和』で示されている用例では問題点は見えてこない。 His carelessness lost him his job.→ He lost his job because he was careless.の方が普通 これと同じエントリー…

ああ、うたごころ

『英語青年』(研究社)の4月号に拙稿が掲載される運びとなりました。特集 大学入試英語問題を批評する 大学入試問題は批評されるべき国民的テクストの一つではないか。最近の入試問題を例にとりながら、その大学入試問題としての妥当性、思想性を問い直す…

Lost or missing?

『英語青年』連載の「英詩のスローモーション」(阿部公彦)が3月号で終了となった。6回の連載だったのですね。長く続いて欲しかった内容だっただけに残念ではある。最終回の今月はソネット。音楽でいえばアルバムのタイトルチューンがラストを飾る、とい…

Frequently Asked Questions

今日は午後だけの授業日だったので安心してたら、朝、表は一面の雪。今年は冬らしい冬です。 授業で、私が行くまで音読練習をしておけ、という指示を出しておいたが、あまり切実ではない模様。今日は、裏面のコロケーションまで導入。「動詞で -ateは2つ前…

Go acrostic!

高2英語教科書Lesson 10の内容に入る。 Lesson 10で出てくるキーワードをコロケーションの形で日英・英日と暗記できるようにしたワークシート。口慣らしと若干の解説をして、ペアで出題して練習。日本語の意味でつまずいたのが「疑問を払拭する」の「払拭」…

Oliver!

電子辞書が学校にあってほっとした。 高2はグループ別課題の英詩をreviseさせ、月曜日提出。この後は、英詩第二弾として、教科書の本文を読み、そこで出てくるキーワードを利用して、acrosticを作らせる予定。最後は Both Sides, Nowの替え歌でもしようかと…

Why poetry?

中学入試で授業はお休み。 仕事に励もうと思いパソコンを出し、電子辞書を使おうとして、「?」。鞄の中に無い。学校に忘れてきてしまった模様。仕方なく、以前のSR-T6500で賄う。すでに新機種依存体質になっていたのだなぁ。 「東大リスニング」の原稿も締…