2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「息」を繋ぐ、「息」を生きる

先週の高3でのスモールトークから。 授業開始時の挨拶で号令をかけ、礼をする際に、誰かのお腹が鳴ったので、 今何か妙な音がしなかった? と問うところから、「空耳」へ。『グラセン和英』では、 I must be hearing things. の用例に、「通例進行形で」と…

「右は右らしく、左は左らしく」

国体が終わり、失意というか胃の痛い日々がしばらく続いた。 自分が先へと進むために何かが必要だとは思っていたが、それが何かはよく分からず、「呟き」でY先生から回ってきた情報を元に先週末は広島まで。 韓氏意拳講習会 講師は、 光岡英稔導師 とにかく…

立待月

今年は中秋の名月を愛でられてなにより。 今週の実作は、まだまだ社会復帰レベル。 看護科は、対面リピートで復習から辞書のカラー頁で扱われている “ON” の図解を解説し、新教材導入後、ようやく教科書へ。とはいえ、音声指導から。 唇をしっかり閉じて呼気…

repechage

連休の最後の月曜日、午前中は木島始の作品を読み返していました。 今ではどのくらいの英語教師がこの名前を覚えているのでしょう。 午後は、石原吉郎『望郷と海』(みすず書房) を再読。 私の手許に一枚の写真がある。ありふれた外国映画のスチール写真だが…

2013 Tokyo!

本業の東京国体から帰還。 2020年夏季五輪開催地決定に沸き立つグローバル都市東京で開催される、ドメスティックなナショナルスポーツイベントに参加という、貴重な体験でした。選手として4年、コーチとして13年、東京の大学チームに関わってきた私が、山…

上手の手から漏れる水

体育祭終了。 全校が紅白に分かれての「戦い」なので、一方が勝者、残るは敗者。私が担任している進学クラス1年が所属する色が勝ったようです。スポーツの特待生が沢山いる学校ですから、運動能力で明らかに劣る進学クラスの生徒が「リレー」などの種目で活…

実作

体育祭の練習期間で変則授業。 今週は台風と前線とで、ずっと雨だったので、初のグラウンド練習。 晴天というより、いきなり夏に逆戻りで、大変だったことでしょう。 来週から1週間、東京国体で留守にするので、課題の指示と授業の振り替えにいそいそ。 進…

多読と再読

先日のエントリーに、図らずも付いたコメントにはコメント欄で簡単な回答をしましたが、改めて少し補足して、私の考えを記しておこうと思います。 私が多読と取り組んでいるのは、”massive comprehensible input” というSLA的な視点とか、「勉強ではなく楽し…