2024-01-01から1年間の記事一覧
いよいよ大晦日。 この2024年は、会いたい人に会いに行く、見たいものを見に行く、書きたいもの書く、ということを努めて実行しようと生き延びてきました。 ライブや原画展、展覧会などに足を運ぶこともでき、昨年とはかなり違う一年になったと感じています…
選ばれたのは綾鷹でした https://youtu.be/XCjomqoLYw8?si=jHaXNzwh7jjlk0ah というCMが話題になって久しいですが、この「選ぶ」「選ばれる」に対応する英語表現は、学習の発達段階を考慮し、運用で適切に使い分けるためにも、一度きちんと整理した方がいい…
本年、101回目の投稿になります。 年内、後何回更新できるかわかりませんが、いい年だったなと思えるよう日々を丁寧に生き、美しいものを愛で、旨い酒を味わいたいものです。 年越し、新春用に準備した日本酒はこちら。 似てるけど違いますからね。さて、今…
フィギュアスケートの2024年全日本選手権の競技の部は終了。 競技結果はこちらから。 www.jsfresults.com 試合内容&結果について、世界選手権等派遣メンバー選考について、あれこれ言いたいことはあるのですが、書き始めると涙でスクリーンも見られなくなる…
フィギュアスケートの全日本選手権が始まりました。 男子は宇野昌磨(うのしょうま)さんの出場しない大会(解説にはいらしてました)で群雄割拠という思いからか、総じて堅い演技が多く、女子は自己ベスト更新など持ち味を発揮できた人が多かった印象。 日…
アーティゾン美術館で現在開催中(2024年11月2日- 2025年2月9日)のこの展覧会 ひとを描く | アーティゾン美術館 「ひとを描く」 の英語タイトル Looking Human が気になったので展覧会を見に行ってきました。 折角オンラインではなく、足を運んで行ってきたの…
今日のエントリーのタイトルを英語で言うとしたらどうなるでしょうか?和英辞典では、 それは火を見るより明らかだ It's (as) plain as day [(as) plain as the nose on your face]. (ウィズダム和英) このままでいくと失敗するのは火を見るより明らかだ If…
非常勤で出講している高校の成績提出を済ませて一段落。 高校3年生はレギュラーの授業は終了。お疲れさまでした。高3の期末試験では、大学入試レベル、と言えなくもない、2文以上の初見の和文英訳を課しています。 今回は、 1. 山本冴里 (『世界中で言葉の…
日本では既に12月8日。 真珠湾攻撃の日でもあり、John Lennonの命日でもあります。前回のエントリーでは、「記憶」にまつわる表現を列挙し、最後に as far as I can remember を知っているが故に間違えかねない for as long as I can remember の例を示した…
先日のエントリーで、 the length of time の界隈を掘り下げました。 2024年11月23日 the distance travelled by light in one year tmrowing.hatenablog.com 時の長さを時計などの道具を使って数値に置き換えるのではなく、行動や出来事の持続で測っている…
辛過ぎる訃報が届きました。 中山美穂逝去。54歳。 現時点で死因など詳細は明らかになっていないので、多くは語りません。 一般にはアイドルの括りで語られるのだろうとは思いますが、まさに「スター」だったと思います。 合掌。さて、 私のブログの今年のエ…
新書や選書の類いは最近では電子書籍で買って、 kindleで読むことが多いのですが、先日やらかしました。こちらが評判だったので、ポチりました。 kindleを開いて見ると、その中に、こんな文言が。 なんと、もう同じ中身のものを持ってたし、読んでいたという…
『チャンクで積み上げ英作文』のStandard編では「同格」に関わる表現を類型化し、名詞のチャンクとしてドリルにして取り上げています。個人的には、金子稔氏の著作に親しんでいたので、教壇に上がる頃には、所謂「同格のthat節を取ることができる名詞」は理解…
本当にあっという間に12月。 年末年始のオンラインセミナーの告知です。 ご都合のつく方はこの機会に是非。日程順でお示しすると、以下の通りです。 2024年 12月28日(土) 英文法・語法・表現セミナー:その英語気になりませんか? 12月29日(日) 和文英訳…
11月28日、今年もharatomo様の生誕祭を祝うことができました。 このタイミングで、ミニアルバムも発売されました。 先行配信されていた曲も含めて、ストリーミングでもお聴きいただけます。 CDも既に店頭にも並んでいることでしょう。 ストリーミング等、こ…
詩人の谷川俊太郎さんがお亡くなりになりました。 19日の朝、訃報を知り、出講先に向かう電車の中でこの投稿をしていました。 読む人、聞く人にとってそれぞれの詩人・谷川俊太郎がいらっしゃることでしょう。「書評空間」で阿部公彦氏(@jumping5555 )の書…
今日は「気になる語法」から。 play界隈。 まずは、この過去ツイをご覧下さい。 句動詞は難しい。 go about A(= ing) 「Aに精力的に取り組む」 名詞のdymanicは「原動力」 decipherは「読み解く」 問題はhow節にあるplay + into の意味。成句come into play …
先週は、研究会で上京していた、今後の日本の英語教育界を支えていく俊英と、東京駅付近で宴。 対面は1年振りくらいですが、その時はご本人の発表を聞いて、その後話しだけ。今回は飲食しながら2時間ほど。英語教育の話しも少ししましたが、まあ雑談ですね。楽…
先日、AUDELL (英語教育ユニバーサルデザイン研究学会; 会長:村上加代子) audell.org の第5回研究大会が終了しました。私はオンラインで参加。 私が現在会員として所属している英語教育系の学会は、AUDELLのみになっています。 高校段階の公教育現場で英語…
最近はとんとフィギュアースケートネタを書いていません。 ヴィカ様の引退で自分の新たな「推し」を決めかねて今に至るのですが、今シーズンは樋口新葉(ひぐちわかば)選手の復活を喜び、現役を続行してくれた青木祐奈(あおきゆな)選手に期待しています。…
出講先の私学での定期試験の採点祭り(&成績提出)と、オンラインでの個別指導のフィードバックが重なったりして、なかなかブログの更新ができていませんでした。 その前後で、所謂「著者献本」をいただいていて、それを読む時間を捻出するのもなかなか…。1…
気がつけば10月も終了。 大谷選手はWBCに続き、MLBで世界一。大いなる目標を達成した後もまだ彼の「シート」にはいろいろ書いてあるんだろうな。 さて、採点祭りも終了しました。祭りの合間を縫って自分の勉強にと研究会を覗いたり、現場に足を運んだりしてい…
採点祭りも大変ですが、先の週末は自分の勉強に当てました。 作文の教師としては見逃せない保田幸子先生の講演とAI時代のライティングに関連するシンポジウムがLETの秋季大会でありましたのでオンラインで参加。保田先生の講演は、今月2回目。 併せて聞いて…
私がnoteで公開している有料記事に『診断テスト』があります。noteのセールストークから転載。 高校生の授業傍用でかれこれ20年近く使ってきた「診断テスト」を改訂/リニューアル公開しています。 全部で100題(番外編含めて108題)あります。 授業では、和…
今日は告知から。 ここでも呟いていましたが、 旧「はてなダイアリー」を私が日記として運用開始したのが、この日でした。この10月26日(土曜日)で満20年となります。午後〜夜で何かオンラインイベントをやろうかと思いますので、告知を気にしておいて下さい…
今日は朝からオンラインで講演会に参加し学びを深めた。 https://yasuda20241012.peatix.com/ AI時代の言語能力を考える連続講演会:保田幸子先生の会・タイトル:「良い文章とは何か? 第二言語ライティング研究からの知見」 ・内容:「あの人は文章力が高…
BSの再放送を録画して、『剣客商売』を見るのが最近の楽しみです。 平日の朝に加藤剛主演で山形勲共演の第1シリーズ(1973年作品; 能村庸一氏のお名前がクレジットにありますね)が再放送になると知って録画を始めたのですが、木曜日だけ、夕方に、藤田まこ…
秋になったと思った矢先に、気温がまた30度超え。そして翌日には雨で湿度が高く、寒いんだか暑いんだか…。 年寄りは身体がついていきません。 エアコンのスイッチを入れました。 文明の利器に感謝。「文明」といえば、1986年公開の映画『モスキートコースト…
今日から10月。 2024年がもう4分の3終わったことになるわけです。ソーシャルメディアのtwitter (今ではX)では相変わらずというか、懲りずに「英語そのもの」の情報を発信していますが、反応は疎らです。あまり主語を大きくするのもどうかとは思いますが、…
今日の「気になる語法」はrelate。 高校生だと、和文英訳でも英文ライティングでも、動詞として時制を持つ使い方をしている人は少ない印象です。 私が唸ったのは、長谷川 潔 『新研究英作文』(旺文社、1979年)の解答例の英語(p.123)。 例題108 自分の体験…