2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

所詮は後知恵

今年も残すところあと1日。 予報通りに雪となった。 ジプシーキングスの “Inspiration” をかけながら読書。 私も含めて教師というものは高校生や大学受験生相手に、 英語の勉強法や学習法の本だけをいくら読んでも、英語ができるようにはならない。英語その…

足し算、かけ算、引き算、わり算

県の国体成年チームの合宿から帰ってきました。 今回は、全員1Xでの合宿。気温がなかなか上がらず、各選手ともエンジンがかかるまでが大変だったことでしょう。メインの評価項目となる6kmタイムトライアルは、この時期の水温を考慮すれば、まずまずのレベル…

いろはにほへとちりぬるを

語研の冬期講習会から帰ってきました。 伝えたかったことは2点。 自分が言いたかったけど言えなかった言葉とどう出会うのか (出会わせるのか) ? 言い換えてしまっては価値がなくなってしまう言葉と、どのように向き合うのか (向き合わせるのか) ? 途中で…

定義の見方

合宿の様子を見に、遠い方の湖まで。 Oコーチにご挨拶。低温やけどの顛末を語り、不参加のお詫び。 大学生が随分と良くなっていて、来シーズンに期待が持てそう。どんどん速くなって欲しい。 昼過ぎからは天気が崩れたが、一足先に引き上げて、皮膚科で処置…

”Anything could go wrong.”

2学期終業式。 インフルエンザによる休校の補填で、6時間授業。 高1、高2は冬期課外の課題に入っているので、基本は自学自習。 高2の課題に関連して、新たに入手した、Encyclopedia Brown’s Book of Strange But True Crimes (1991) から、本当にあった…

金と真鍮

午前中休みをとって、皮膚科へ。 いよいよ、壊死をおこした組織を切除することになった。麻酔の効きが今ひとつで、二回注射するハメに。発症と思しき日から、すでに丸4週間なので、全治となると、1ヶ月半とかになるのだろう。 他の患者さんの診察が一段落…

「1mmのスエズ運河」

母の十七回忌。 久しぶりの冬の北海道。2年ぶりですかね。もっとも前回は、ライティング指導の講演を札幌で行った帰りに立ち寄った程度。帰省自体、父の一周忌で2008年の6月に帰って以来。今回も兄夫婦のもとにやっかいになりました。 早いもので、母が亡…

「単位は文化である」

今日は、高2が救急法の講習・実習で英語の授業はなし。 ということで、高1の一コマのみ。 『P単』活用法。シンプルな作りの『P単』をいかに使いこなすか。 単語集って、あれこれごちゃごちゃ書いてなくていいのです。たとえば、ある単語の派生語を気にす…

繋留中

先週よりの懸案だった、that とit、ようやく決着を見ました。 解決の兆しは、杉山忠一 『英文法詳解』 (学研) の記述 (pp.124-125)。 itは前に一度述べたことをさすのに用いるだけで、何かを指さして「それ」という意味には用いない。この場合は指示代名詞に…

Back to English!

授業は、通院のために午後を空けてもらい、午前4連発。 高2の「強調構文」 (分裂文) では、『ランドマーク』 (啓林館) から用例と練習問題を抜粋して板書。 その後、テキストを読み込む。 高1は『ぜったい音読』の音読大会。入門編から標準編を一気に。自…

The inspiring generations

授業は高2で2コマ、高1で1コマ、高3で1コマ。 高2は、Encyclopedia Brown の各巻から巻頭話を抜き出したものを2話、前時までに読んだ。その残り2話を自宅学習課題としていたので、今日は、その4話分を踏まえて、自分に割り当てられた巻の巻頭話を…

♪答えがないならないでいいんだ♪

夕べ寝る前には辺り一面曇りで星空などどこかに行ってしまっていたのだが、夜明け前にポツポツ雨が滴り落ちてくるなか、雲の切れ間に一つだけ、見えました。一瞬でしたが。何か良いことがあるといいなと、家に入り二度寝をしないように、レジュメの見直し。…

「何を望みながら、何を諦めたの?」

左踝のやけどの回復が思わしくなく、思いの外長期戦。経過によっては、壊死した組織を麻酔して切除し、新たな皮膚の再生を促すとのこと。 妻が出かけている間、娘と留守番。娘は炬燵でお昼寝。 私はといえば、小人さんたちが片づけてくれたと思しき書斎で、…

笑えるうちに笑っておくんだ

週明けは採点地獄か極楽か…。 って、どっちも行ったことないんですけどね。期末試験終了。ということで、当然、作問も終了していました。 定期試験の交換も動き出した感じです。お互いの教室が見えない以上、ダイナミズムは推察するしかないわけで、安直な批…

”That’s the same name!”

「女教師ブログ」さんのところで、「30人31脚」についてコメントして、過去ログにリンクを張ったら、アクセスが急増。Tumblrでもどなたかが取り上げて、twitterにも拡がった模様。IT恐るべし! これが、まじめにスポーツを考える契機となれば吉。付け加えて…

週末は作問天国

明けない夜はない、と信じてキーボードに向かいます。 期末テストは高2のいわゆる英語G1科目だけ終了。問題を送らせて頂いた先生から、「tmrowingさんは、本当に歌詞が好きですね。でも、生徒がどんな準備をするのかよくわかりません。」という返事が。山…

The innocent age is gone.

期末テストスタート。 まずは、高1、高2の授業がなくなった分、余裕を持って作問の仕上げ。この学校に来て、3年目で、ようやく自分の狙いをしっかりと出して、なおかつ、この学校の生徒の英語力を鍛えられる作問になってきたように思う。ブログで告知し、…

英語学習で大事なことは全て『P単』が教えてくれた

その昔、全米ベストセラーで、『人生で必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』という本がありました。 Robert Fulghum ですね。当時、自分の読解の授業でよく使っていたのですが、そのタイトルがふと思い出されたので。 高2、高1とも試験前最後の授業日…

What makes a writing teacher?

今日から12月。 期末試験の作問、自校の入試問題の作問などなど迫り来るものとの鬩ぎ合い。 26日の (財) 語学教育研究所の冬期講習会の構想も考える。 (申し込みの語研サイトはこちら→http://www.irlt.or.jp/modules/eguide/event.php?eid=91) 今回は “W…