2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「明日に白い穴を開けて」

昭和の日。久々の完全オフ。 昼過ぎから、中原中也記念館へ。生誕記念祭。 屋外で詩の朗読、パフォーマンスを行う「空の下の朗読会」に参加。主催は、財団法人山口市文化振興財団、という外側をカッコでくくったような名前のところです。 中也の詩を読む方が…

卓見、定見、達観、諦観

週明けの0限は高2。 土日にそれぞれの部活の県予選などが行われているので、そのスモールトークから、「あと3日でゴールデン・ウィークです」の英訳へ。『グラセン和英』の用例を手がかりに、“Three weeks later the Golden Week will come.” と板書した…

Who does your hair?

土曜日は午前中が保護者会。 夜中から明け方までの豪雨も上がり、安堵。若干時間をオーバーしたが、評議委員決定も終え、閉会。昼飯を食べるまもなく、まずは急いで地元の湖へ。大学の艇庫に置いてあるリギング道具など一式を積み込み、大会の行われる別の湖…

敬意余って敬称略

授業のスタートは高3。読解週終了。次回は文法演習。高2は昨日のフォローで、学参の話。高1は音読の仕込み。職員会議に学年会と忙しい一日を終えて帰宅。 さて、 巷では、「速読」だの「直読直解」だの、受験英語レベルでたいそうなスキルが求められるよ…

That’s where you should belong.

ネット上で盛んに議論されている「グーグルブック検索和解」だが、他人事ではなく、自分のことになっていた。出版社から、「弊社にお任せ下さい」というお願いの手紙が来たのである。選択期限まであまり時間はないが、じっくり考えておきたいと思う。 高3授…

I can feel it in my bones.

高2の0限は週明けにしては上々の滑り出し。 授業が始まって一週間がたちました の英訳スモールトークから。仕込みが第一、アウトプットの回路作りが第二。 It is [has been] a week since (a) new (course of) English lessons started. などというような…

Give me your hand.

午前中は進学クラス1年生の保護者会。 期待と不安と様々な思いが交錯していることでしょう。各教科、学級担任、特進チーム、学校長それぞれがベストを尽くしていくことを見て頂くより他ありません。信頼関係というものは最後に出来上がっていれば儲けもの、…

”Sisters and brothers should help each other.”

高1の授業開きは、2種類ある英語の科目の概説と教材の対応から。中学校で選択科目で英語をとっていたとしても、「英語I」と「オーラルコミュニケーション」の違いほどではないので、それぞれのねらいを説明。 中学英語の徹底を丁寧に、かつ厳しく説く。一…

『けれど答えは得られぬまま朝焼けは終る』

『やめてしまえ!英語教育』 私が英語教師を志す契機となった雑誌の特集号はこのタイトルでした。1982年4月号。書店で手に取ったのは高校3年の3月。大学入学が決まり、自分が入学する予定の大学の教授がこの雑誌の編集主幹でした。普通、英語教育系の雑誌…

雨の日に靴を磨くかのように

昨日のエントリーの続きで、brush upに関する自分の知識をbrush up しておきたいと思う。 米系の辞書は素っ気ないという印象は、米系に学習用のESL/EFL辞書がほとんどないことを考え合わせると、ちょっと厳しすぎる評価であろう。 WBD (1987年) では、比喩的…

A Triton among the minnows

英語教育関係ブログの、「永吾、今日行く?」を時折訪問させて頂いていますが、最近のエントリーで興味深い指摘があったので調べてみました。句動詞のbrush upは多くの英和辞典では 単に腕を磨くということではなく、「鈍った腕」などを磨くという意味 と説…

It takes two to tango.

金曜日の授業はまだ高2のみ。2コマ。 基本動詞の語法のレビュー。 Jane has what it takes to be a successful actress. でtakeの慣用表現に含まれる不定詞の使われ方と、結果指向の名詞の使われ方の解説。 carryでは、「移動はあれど、方向はなし」という…

Is that worth repeated listening?

フィギュアスケート国別対抗汚染、じゃなかった、国別対抗戦がもうじき開催されるようだが、この大会に浮かれ騒ぐのは控えたいと思う。先日メールを紹介したSonia Bianchettiさんから、「これもうお読みになった?」、という感じである記事が全文送られてき…

「生まれたての朝は裏切らない」

入学式。 晴天。20度を超える陽気。 卒業式と同様に駐車場からの案内係。体育館入り口で受付後、HR教室へと移動する新入生の案内も。大きな混乱はなし。 高1の春休みブリッジ教材となるはずだった『ぜったい音読・続入門編』 (講談社) のトレーニング方法を…

”Get Happy!!”

始業式。 進学クラス新三年の担任でスタートというか継続というか。机椅子が一新され、教室の引っ越しでバタバタ。 授業は英語が週18時間+LHRが1時間の計19時間。今年度からカリキュラムが新しくなったが、それでも「ライティング」というコマはなし。指導…

Speech acts.

Mizumizuさんのブログで、Sonia Bianchettiさんからのメールを紹介してもらい、リンクを張っていただいたので、飛躍的にアクセスが増加。24時間で6000超え。一日5万アクセスにもなろうかというMizimizuさんのところから飛んでくるのですから、まさに異次元…

胸に突き刺さるなら路線は不問。ただ、鋭さは不可欠。

昨日の夕方ランニング中に大雨に降られたからか、少々頭痛で今日は休みにした。 娘と日向ぼっこをしながら、冨山房の『英米故事伝説辞典』(井上義昌編、1972年)を繙く。 我が家では、近くに自家焙煎珈琲店があるのだが、愛媛のジャルダンから豆を取り寄せ…

Dance while you can.

新年度スタート。 出校し、職員室の民族大移動に備えて、机の上、下の書籍の整理。一時的に自宅に置いておこうとは思うのだが、「これ以上増やしてどうするつもり」と訴えかけるような妻の顔が目に浮かぶ…。 LACIEの320GBのモバイルHDDが職場に届く。これで…