of の細道 2024

気になる語法シリーズ、本日は拙著 『チャンクで積み上げ英作文』(Standard編) に収録のこちらのチャンクの確認から。

動物が虐待されている動画 a video of animals being abused
私の冗談で彼が笑い出した思い出 a memory of him laughing at my joke

映像や記憶系の名詞に続く「同格的」表現の定型を扱う「ドリル27」に収録されているものです。
このタイプの -ing形を「節」と見る一派もありますが、私は 映像系名詞+ of +所謂「意味上の主語」+動名詞 として整理して、提示しています。

この教材は学校採択専用ですので、中高(大学)現場の英語の先生のみが見本本の請求をしていただけます。年度途中での採用も実績がありますのでいつでもお問い合わせ下さい。平常の補習でのテキストや、夏期冬期休業期間の課題としても最適です。
Basic 編(中3から高1に向いています)
tb.sanseido-publ.co.jp

Standard編(高2から高3に向いています)
tb.sanseido-publ.co.jp

この表現形式は、英語ニュース引用RT140字紹介&詳解でも取り上げていました。


AV/記憶の定番表現。A(= 映像・音声・記憶の名詞) of B (=意味上の主語となる名詞)+C (= ing形) 「BがCしているA;BがCするA」。kneeling と同時並行の分詞構文beggingで目的を表す 。
A photo of a man kneeling in the snow begging for food on the medieval Charles Bridge in the Czech Republic

名詞句の限定表現の定型 A(=動画などの映像や記憶) of + B (= 意味上の主語となる名詞) + C (= v-ing) BがCしているA


An old video of late Bollywood actor Sushant Singh Rajput playing guitar with his friend Samuel Haokip has surfaced on the internet
https://twitter.com/news18dotcom/status/1298511076145819648

このような名詞のチャンクの中核をなす、記憶や映像の名詞が主語として立てられて、話題(主題)化されたときの補語の形合わせが結構悩ましいと思っています。


The first picture is of some kids from UAE wearing t-shirts that say "let us live in peace" while the second one is 12yr-old Muhammad Al-Durra was shot dead on live TV. Since then, Israel has killed over 2000 Palestinian children ,,, What peace are they talking about!!
https://twitter.com/MenofCrises/status/1298245102964477953

この解説ツイートで私は、「規範的には ofが必要」と書きましたが、実際はどうなのでしょうか?

noteで公開中の記事から一部引用しながら実例を眺めていきましょう。

類例との比較など詳しくはnoteの記事もお読み下さい。
note.com


LDOCEの第5版 (2008年) には、次のような用例がありました。

One of my earliest memories is of being at a busy railway station, trying to find my mum.
(多分、私の最も古い記憶というと、混雑した鉄道駅で母を探していたことです。)※以下和訳は松井による。

My earliest memory is of being bitten by a dog.
(一番昔の記憶はというと、犬に噛まれたことです。)

※この最上級が主題化に貢献していることと、補語に来ている of + ing のうちの前置詞 of は省略不可であることを確認。
同じLDOCEでもさらに古い版では、

One of my earliest childhood memories is of my father reading stories to me by the fire.
(私の幼い頃の記憶で一番古いものと言えば、父が暖炉のそばで物語を読んでくれたことがあります。)

と「意味上の主語つきの動名詞」、となっています。この of のように、主語に来る語句を修飾する表現が補語の位置で不可欠になるのですが、主題化/焦点化によって、離れてしまうため、慣れないうちは不要だと思ってしまいがち。そして、実際に、そのofを言わなくなってきている、という実態があります。因に、現行(2016年版)のLDOCEでは、このタイプのof -ing形を含む用例は、上述の「犬に噛まれた記憶」のみで、-ing形の意味上の主語があるものは載せていません。

この手の表現は、記憶(memory)に限って言えば、大昔の過去ログで既に書いています。
18年ほど前のことになりますね。

英作文添削者の孤独
tmrowing.hatenablog.com

当時は、金子稔先生の著書を通じて得た知見などを下敷きにして考えていました。今から振り返ると詰めが甘いところが色々と気にはなりますが、それもまた自分の考察です。


現行のLDOCEの第6版より、少し古い、Longmanの連語・類語辞典(2013年)では、of のないものが示されています。

My earliest memory is playing in my grandmother’s garden, when I was three years old.
(私の一番古い記憶は、祖母の家の庭で遊んだことで、3歳のときでした。)

同じ辞書で、類例には of つきがありました(この例文はLDOCEの第6版にも収録)。

The children’s abiding memory of their father is of his patience and gentleness.
(その子たちの父親に対する忘れられない思い出は、彼の気長で優しい性格である。)

COBUILDでは、比較的新しいところで、第3版(2001年)で、初版にはなかった次の用例が見つかります。

Her earliest memory is of singing at the age of four to wounded soldiers.
彼女の最も古い記憶は、4歳のときに負傷兵のために歌ったことです。

この用例はその後、第9版、そして米語版まで引き継がれています。米語英英和では、次の訳語がついています。

  • 彼女が最も幼い頃の記憶は、4歳のときに負傷兵に歌を歌ってあげた記憶である。

「記憶」を二回繰り返すことでof の居場所がよく分かる、親切な訳だな、と思います。

Cambridgeのアプリ版では、語義の2番目(event remembered) で、補充用例をクリックすると見られる数例の中に、

My earliest memory is of being shown around our new house.

が見つかりますが、show aroundが受け身で用いられている状況が、これだけでは掴みにくいものになっています。

現行版のアプリ辞書で検索できる用例は少ないのですが、『ウィズダム英和』では、この ofを(   )に入れて提示しています。ofのある『OXford連語』と並べて引用しておきます。

ウィズダムの第4版は2019年、Oxford連語は、原著が2009年(小学館版は2015年)です。この10年の間に語法に変化があったということでしょうか?

日本の教科書や教材ではあまり見聞きしないのですが、このタイプは結構昔から入試にも出ているようです。

まずは、動名詞のない名詞だけのもの。

The traditional image of the United Kingdom is of a country with a mainly white population。
(イギリスの伝統的なイメージは、白人が中心の国というものだ。)

Let me see. Oh yes, this was taken in Singapore, the last port we visited before arriving in Australia. This photo is of your grandmother and me in the market there.
(どれどれ。そうそう、これはオーストラリアに到着する前に訪れた最後の港、シンガポールで撮ったものなんだ。この写真は、そこのマーケットにいるおばあちゃんと私を撮った写真。)

次は分詞で修飾された名詞。2000年代の整序完成。日本文つきで、 is of を含む my 以下の部分はかっこの外で既に示されていました。

祖母について覚えているのは,ロッキングチェアに座って微笑んでいる年配の女性ということだけだ。
The only memory I have of my grandmother is of a smiling old lady in a rocking chair.

次は2010年代の整序完成。日本文なしで、整序部分に is of を含むもの。me walkingのmeは目的格で意味上の主語の働き。これは一語一語バラバラだとハードルが上がりますが、is of me walking をチャンクで選択肢にしているので、まあできるでしょう。ということは英語力の何を診たいんですかね?

The first memory that comes to mind is of me walking along the streets of London in the rain.
(まず最初に思い出されるのは、ロンドンの通りを雨の中、歩いていたという記憶だ。)

読解系では注釈なしで入っていることが殆ど。

We slept in their huts, played soccer with them, tried traditional dishes such as cassava bread dipped in a beetle-based hot sauce, and even learned a few phrases in the Pemón language, although most speak at least some Spanish. My fondest memory is of spending an evening watching three generations of Pemón, wearing their traditional clothing, perform a ceremonial dance.
(彼らの小屋で寝たり、一緒にサッカーをしたり、カブトムシをベースにした辛いソースに浸したキャッサバ・パンなどの伝統料理を試したり、ペモン語のフレーズを学んだりした。私の一番の思い出は、伝統的な衣装を身につけた3世代のペモンが儀式用のダンスを披露するのを見たことだ。)

Pemónは南米の先住民族のひとつ。詳しくはこちらなどを。

Pemon - Wikipedia

A long-lasting memory of my childhood years in India is of my mother writing letters for our domestic help, Kailash. Kailash was 50, he was from the neighboring state and had never been to school.
(インドで過ごした幼少時代で今でも覚えていることといえば、母がお手伝いさんのカイラシュに手紙を書いていたことだ。カイラシュは50歳で、隣の州の出身だった。)

こちらはwriting の意味上の主語がmy mother。アポストロフィーなしを確認。

COCAで検索できるもので、まだリンクが生きているものから。

The first Wendy McNeill video is of her playing her song "Holly O" while walking through a street market in São Paulo. Most of the people in the market are fairly non-plussed about the experience, but there are a few who get into it. It's really charming. The second video was shot on a balcony and is of Wendy playing the song that got me interested in her music when I heard it on CBC Radio 3, "Such a Common Bird".
(ウェンディ・マクニールの最初のビデオは、サンパウロのストリート・マーケットを歩きながら彼女の曲「Holly O」を演奏するものだ。市場にいる人々のほとんどは、この体験にあまり驚いていないが、何人かは熱中している。実にチャーミングだ。2つ目のビデオはバルコニーで撮影されたもので、CBCラジオ3で聴いたときに彼女の音楽に興味を持つきっかけとなった曲、"Such a Common Bird "をウェンディが演奏しているもの。)
There Is No Cat - Accordions FTW

当然ながらvideo(ビデオ;動画)は演者本人・実物ではなく、実物を写したものですね。この記事自体は2008年に書かれたものです。二ヶ所に、<is of 代名詞 + playing>が出てきますが、特に二つ目は、andの但し書きに続く部分で、ここでもちゃんとofを使っています。

全体の数からいえば映像系よりは少ないかと思いますが、音声でもこのパターンの表現形式をとることがあります。

The noise is of the wind blowing against InSight’s solar panels and the resulting vibration of the entire spacecraft. The sounds were recorded by an air pressure sensor inside the lander that’s part of a weather station, as well as the seismometer on the deck of the spacecraft.
www.voanews.com
(この音は、インサイトの太陽電池パネルに吹き付ける風と、その結果生じる宇宙船全体の振動によるものである。この音は、気象観測所の一部である着陸船内の気圧センサーと、宇宙船のデッキにある地震計によって記録された。)

冒頭の “the noise is of A -ing” の部分を確認。NASAの火星探索機インサイトが「火星の風を捉まえた」と話題になりましたね。

さて、ここからが本日の本題。
先日、こんなツイートをしていました。私のフォロワーの方でも殆ど覚えていないでしょう。

表現の学びどころ満載の記事。まずは見出し。
This year’s Pritzker Architecture Prize went to a Japanese designer whose work fosters community yet dignifies the individual.
関係代名詞所有格のwhose確認。a designer whose work V1 yet V2 「1でありながらも2である作品を手がける設計者」。

元記事のツイートはこちらです。
https://twitter.com/csmonitor/status/1765538020088803520

さらに、CSMの元記事
www.csmonitor.com

その中から、当該の表現を取り上げます。

https://twitter.com/tmrowing/status/1768744569758474300
記事本文続き。
One of his most famous designs is of a fire station in Hiroshima.
記憶や映像・音像ではよく見られるof はここでも!最近の人は、このofを言わない印象です。確かに「それはそれ」ですけど、記憶や映像・音像は「実物」ではないので。図面と建物の違い。 生息域確認の上採取。

一応、記事の結びまで。
https://twitter.com/tmrowing/status/1768763323112403053

ここで注目したのは、 “design” という名詞です。

One of his most famous designs is of a fire station in Hiroshima.
彼の最も有名なデザインのひとつに、広島の消防署(のデザイン)がある。

先ツイートでも、私の理解を書きましたが、設計の「図面」と「記憶」「映像」「音像」との共通点は、「実物ではない写し」であるという点。

類例を。

Crazy to me that the most practical character design featured on this image is of a character that shows up twice in the whole series, and is likely not even designed by Vivian


design の類例。こちらは建築の設計ではなく、アートのデザイン。

この “design” の類例は入試問題にも見られます。先日のツイートから。


図面と建造物と同論理で「筋書き」。入試問題から。
The scenario that is invariably used is of a simple fishing raft probably little more than a floating platform accidentally carried out to sea, probably in one of the sudden storms that are characteristic of this part of the world.

便宜的に和訳を。
(お決まりで使われる筋書きは、おそらくは浮き台に過ぎないシンプルな漁船が、この地域特有の突発的な嵐に見舞われ、誤って海に流されてしまうというものです。)
「筋書き」「シナリオ」も実物ではないですよね?

2010年代の入試問題から。

The most alarming scenario is of AI turning evil, as seen in countless sci-fi films. It is the modern expression of an old fear, going back to Frankenstein (1818) and beyond. But although AI systems are impressive, they can perform only very specific tasks: a general AI capable of outsmarting its human creators remains a distant and uncertain prospect.
(最も憂慮すべきシナリオは、数多あるSF映画にあるように、AIが悪に転じることだ。これは、フランケンシュタイン(1818年)まで遡れる古い恐怖を現代的に表現したものである。しかし、AIシステムは印象的ではあるが、非常に個別のタスクしかこなせない。人間の創造者を凌駕できる一般的なAIの展望は、依然として遠く、不確かなものにとどまっている。)

類例で “picture” の例。文字通りには「絵」だけれど、「考え (= idea)」とか「理解 (= understanding)」と互換性のある語。これも「実物」「実体」とは違うものですね。

The general picture these snapshots conjure is thus of an increasingly interconnected world. It is of a world where borders and boundaries have become increasingly porous, allowing more and more peoples and cultures to be cast into intense and immediate contact with each other.
(故に、これらのスナップ写真から連想されるのは、世界の相互の結びつきがますます強まっているということである。国境や境界線がますます多孔質になり、より多くの民族や文化が互いに激しく、即座に接触できるようになった世界である。)

ここでの increasingly interconnected は変化の先取りをする過去分詞の用法で、修飾されているのは名詞のworldだけれど、は実質はそのworldの変化を「ことがら」として捉えるもの。潜伏命題的な解釈が吉。

さらなる類例で、 “stereotype” を。 既成概念も実体とは異なりますね。

What do research scientists do? Mostly they are involved in laboratory research. A common stereotype is of someone in a white coat examining samples with a microscope. But this is simply a generalization and their work is considerably more complex and demanding. Typically, they will set up and carry out experiments in order to gather data on a particular topic.
研究科学者はどんな仕事をしているのだろう?たいていは実験室での研究に携わっている。よくあるステレオタイプは、白衣を着た人が顕微鏡でサンプルを調べるというものだ。しかし、これは単なる一般化であり、彼らの仕事はかなり複雑で厳しい。一般的には、特定のテーマに関するデータを収集するために実験を設定し、実施する。

someone が意味上の主語で、後置修飾のin a white coatに続いて examining …の -ing形。

変化球にも対応可能? “paradigm” は「モノの見方考え方・枠組み」。

It may be argued that it is possible to be both a multiculturalist and committed to one particular culture. The paradigm here is of the devout Muslim or Christian who nonetheless has a profound respect for other religions and belief systems and is always prepared to learn from them.
(多文化主義者であると同時に、ある特定の文化に傾倒することも可能であると言えるかもしれない。ここでいうパラダイムとは、敬虔なイスラム教徒やキリスト教徒でありながら、他の宗教や信仰体系を深く尊重し、それらから学ぶ用意を常に持つことである。)

この焦点の部分も、 the … Muslim or Christianと人でありながら、関係詞の内容を含めて潜伏命題化して、実質ことがらで軟着陸させているもの。

2024年4月5日注記: ここまでで取り上げた中で「潜伏命題」での解釈が望ましいものに関して、詳しくは

  • 福地 肇 『英語らしい表現と英文法』(研究社、1995年)

の、第2章「関係詞節と潜伏命題」 (pp.25-48)をご覧下さい。所謂「縮小関係詞節」の例もありますので。

アカデミズムや入試素材だけでなく、日常の実用的な媒体でも、この表現形式が使われているところを見ておきましょう。

The first impression is of a small rose bud blooming in a green garden.
第一印象は、小さな薔薇のつぼみが、緑の庭で花開くというものです。
https://alphonsemucha.jp/Page/LP/2023/0907_LOOK/img/MUCHA_LOOK.pdf?20230907

フレグランスの商品説明の「お洒落な文言」からです。 impression(印象)も実体とは異なりますね。

Phishing is a type of cyberattack that uses disguised email as a weapon. These attacks use social engineering techniques to trick the email recipient into believing that the message is something they want or need — a request from their bank, or a note from someone in their company — and to click a link or download an attachment.
“Phish” is pronounced just like it’s spelled, which is to say like the word “fish” — the analogy is of an angler throwing a baited hook out there (the phishing email) and hoping you bite.
medium.com
(フィッシングは、偽装された電子メールを武器とするサイバー攻撃の一種です。これらの攻撃は、ソーシャル・エンジニアリングのテクニックを使い、電子メールの受信者を騙して、そのメッセージが自分にとって必要なもの、つまり銀行からの要請や会社の誰かからのメモであると信じ込ませ、リンクをクリックさせたり添付ファイルをダウンロードさせたりするものです。
“Phish” の発音は綴りと同じ、つまり "fish" という語と同様です。例えとしては、釣り人が餌をつけた釣り針(フィッシング・メール)を投げて、あなたが食いつくのを期待すること、の類推ですね。)

analogy (類推)は共通点に着目するのであって、実物・実体と同じではありません。

picture, photoやimageなどの映像系、memory (記憶) 以外にもこのパターンで使われるものがいくつか確認できたと思います。
他にも、どんな名詞がこの環境に現れ得るのか?
ノイズも含まれますが、ざっくりとした検索結果を。

均衡コーパスではないので、あくまでも実態に触れるNOWで。
名詞 + is of + 代名詞 + ing形で上位30。

記憶や映像以外にも同格で使われるものが多く、ここから何かを言うのは難しいですね

同様にCOCAで検索

ここでは複数ヒットを得られませんでした。ただ、tale(話し)、statue(銅像;彫像)、format(様式)など、興味深い名詞が実際にこの環境で出てくるのだなぁと。

個別に見ていこうと思います。

NOW memory / ofあり

NOW memory / of なし

NOW でvideo。 of あり

NOW でvideo / of なし

GLOWBEでvideo / of あり。

GLOWBEでvideo / of なし

COCA memory のみ / of あり

COCA memory のみ / of なし

ヒット数が少ないので、隔靴掻痒の更に前、という感じです。

代名詞と所有格だけでなく、一般的な冠詞類での検索に、memory / video / picture の3点盛りで。 is / is of + 冠詞類 + 名詞 + -ing形

NOW で3点盛り / of あり

NOW 所謂3点盛り / of なし

若干 ofなしの方がヒット数は多いか?
memory だと of ありでvideoだとofなし優勢?

COCA 3点盛り / of あり

COCAで 3点盛り / ofなし

全体のヒット数で若干、ofありが多い。ただし、ofありはmemory優勢。ofなしはmemoryの「記憶」とpicture + video の「映像」で同じくらい。

GLOWBEで3点盛り / of あり

6大メジャー+南アで約8割を占める。65%強が memory。

GLOWBEで3点盛り / ofなし

圧倒的に6大メジャーでの使用。ofなしはvideo + pictureが若干優勢。


ようやく、尻尾が見えてきた、という感じです。全体像をはっきり掴むには、もう少し具体的なデータを集めて考える必要がありますね。
「語法研究で既にこの辺りは解明されているよ」という情報がありましたら是非、お寄せ下さい。

本日はこの辺で。

本日のBGM: True To Life (Roxy Music)

open.spotify.com