Oliver!

電子辞書が学校にあってほっとした。
高2はグループ別課題の英詩をreviseさせ、月曜日提出。この後は、英詩第二弾として、教科書の本文を読み、そこで出てくるキーワードを利用して、acrosticを作らせる予定。最後は Both Sides, Nowの替え歌でもしようかと考えている。2月の歌、第一曲目はJules Shearを使った。1998年のデュエットアルバムから、と解説に書いておいたのに、最後の方になって「男性二人で歌ってるの?」などという声が。さて、今回のワークシートから、タスクの指示を英問にして、できるだけ英語での反応を引き出そうとしてみたのだが、やはり、言葉について語るのは難しい。今月は後1曲できるだろうから、そこではグループディスカッションでもしてもらおう。
午前中は依頼を受けていた雑誌原稿を仕上げて入稿。発売は来月中旬か?どんな反応があるか、詳細がわかり次第こちらでも報告します。
今、映画で『オリバー・ツイスト』が公開されているようだが、ロマン・ポランスキー監督ということなので、今ひとつ見に行く気にならない。そんな中、お昼を食べていたら、紀伊国屋から取り寄せておいたDVD "Oliver!"(1968年作品)が届いたので、途中まで見た。もともとミュージカルだったものを映画化したものなので、当然歌と踊りがあるのだが、歌のクオリティは高いと実感(主演のマーク・レスターはちょっと上ずった感じに聞こえるけど、これは本人が歌っているのかなぁ?)。ロンドンの喧噪や社会階層の陰鬱などディケンズならではの人間模様が描かれているのに、全編を通して妙に明るさがあり、楽しめる一本です。ハリウッド最後のミュージカル大作などという形容もあながち間違ってはいないようだ。DVDは英語字幕も出せるので、歌の韻を踏む様子など授業で少し見せようかと思案中。ただ、来週はまた高校入試で授業がカットされるので、クラスで進度がずれてしまうのが悩みの種。余裕のあるクラスは、これまで扱ってきた歌の歌詞を朗読でもさせてみようか…。