2009-01-01から1年間の記事一覧

青息吐息

何をどの学年で教えるか。これは教科書を見れば分かるが、そのもとは学習指導要領に示されている。(中略) 学習指導要領は、ほぼ10年ごとに改訂されてきた。これからも同じように改訂されていくかどうかは分からないが、時代の要請によって変えられていくこと…

”... and we were meant to be.”

過日のエントリーで、学力テストの出題そのもの、テスト問題そのものの評価をどこが行っているのか?という問いかけをしていた (http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20081022) のだが、先頃発表された、平成21年度の小6、中3の国語・算数 (数学) のテスト結…

チキンカレー、夏、2009

町田健は苦手なのに、『変わる日本語その感性』 (青灯社) を買ってしまう自分の感性が恨めしいので、どんなに面白くても引用はしないように努力します。最後まで頑張れますように。 『ほしのはじまり 決定版 星新一 ショートショート』 (角川書店) は新井素…

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経験したことや考えたことなどを自分なりの言葉で表現し、相手の話す言葉を聞こうとする意欲や態度を育て、言葉に対する感覚や言葉で表現する力を養う。 (ァ) ねらい 1. 自分の気持ちを言葉で表現する楽しさを味わう。 2. 人の言葉や話しなどをよく聞き、自…

”In 1984 I was ....”

夏期課外講座と並行して行われた強化合宿も終了。 今回は、高校生の新チームでの合宿。自チームの選手はセッティングを少し変えて、軽いリズムにはなったものの、疲れてくると逆に、「軽く漕ごう」として出力が落ちミドル以降の加速が鈍る「悪い癖」が出始め…

”this is my home”

週末は本業のインカレを視察のため上京。 母校の応援に加えて、国体の成年チームにかかわる選手たちのパフォーマンスの評価をするのが主眼ではあるのだが、勝ち負けのかかったレースに伴走するとなると、なかなか冷静に「見て」いることは難しい。このあたり…

Cover to cover

強化課外週間一段落。 高2は今日まで、高1は当初は明日もう一コマ予定されていたのだが、部活動で4名不在ということが判明したので、課題に差し替えて終了。 今回、中学レベルからの橋渡しに使った教材を紹介。 入江泉 『すっきりわかる中学英語長文 1〜…

♪Kiss, kiss for your love♪

夏風邪からなんとか復調。 フォーラムの後援依頼を作成。どうなりますか。 強化課外週間は、高1と高2の担当。1コマ90分なり。 高1は、キング牧師のスピーチ暗誦にむけて。まずは、読み込む作業から。恒例の四角化で視覚化などの記号付けによる構造化の…

落書きに名筆なし

目の奥の頭痛を気にしていたら、悪寒・吐き気・下痢・発熱と夏風邪の百貨店のごとき症状に。 オープンキャンパスを終えて帰宅してから二日ほど寝込んでいた。四捨五入して五十を数えるようになると、38度を超えるくらいで身体の節々が軋んでくるのがわかる。…

名詞句の限定表現

自分の英語を鍛え直しつつ、英語教育とは暫し距離を…、などと思ったのも束の間、 大津由紀雄 編著 『危機に立つ日本の英語教育』 (慶應義塾大学出版会) を書店で見つけてしまった。佐藤学氏の話をもっと聞きたい。 母語を踏まえた言葉への気づき、と言うのは…

たなばた

強化練習も終盤。 インターハイを終えた地元チームも平常練習に戻った模様。今日は到着直後に湖面を見てびっくり。雨と風で流れ込んできたのだろう、おびただしい流木。「流木のミルキー・ウェイや!」などと喜んでいられないコンディションで、様子見に半周…

ありをりはべりつづれおり

この1週間に、メディアを賑わした二つのニュースが気になっている。 1. 親の収入 (所得) と大学進学率の調査結果 http://www.asahi.com/edu/news/TKY200907300473.html 調査元からの一次資料はこちら (クリックするとファイルのダウンロードが始まります)、…

天地

この週末は、シブケンが長崎で見ている大学チームを引き連れて、地元の大学との並べにやってきたので再会を果たす。 大学チームはインカレ前に2000mのレースペースを経験するというねらいだったのだが、生憎先日の豪雨でブイはほぼ壊滅。2000mをレース同様に…

volition

ボランティア活動をアピールすることが何よりも嫌いな私ではありますが、まずは何をおいても、この告知から。 http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/press/200907/013595.html 先日の大雨による被害に関わる義「援」金の受付です。被害にあったのは、山口県だけ…

梅雨の晴れ間に、ケヴィン・エアーズ

ケヴィン・エアーズを聴くと、いつも一つの感情に捉われる。自分には何かが欠落している、という感情に。このほのかな物哀しさの理由を僕は決して知ることはないだろう、何故ならそれは音楽のことだから。(渚十吾、『アンフェアグラウンド』 ケヴィン・エア…

Every cloud has a silver lining.

週末を振り返る。 金曜日は断続的に降り続く雨の中、就職・進路日直を終え、午後から湖へ、と思っていたのだが、豪雨→増水→ダム放流→流水加速→流木ブイに絡まる→ブイ流れる→流木の墓場、という図式で乗艇は断念。電車が止まるといけないので、生徒を早めに帰…

You must tell my fortune.

今日は夏らしい天気。空は高く、陽射しは痛いほど。 朝から、職場の定期健康診断。今年もバリウムからは逃げておいた。胸部レントゲンも、できれば逃げたいのだが…。 野球部が、グラウンド整備を入念にして、早速練習をしていた。 遅い朝食を食べて、昼から…

♪たとえ嵐でも、くちびるに歌を♪

雨上がりの朝。 川面には厚化粧のように靄がかかり、濁流の吐息だけが耳に届いた。 ランニングがてら覗きに行くと、堰も姿を現しており、平和の訪れを記すかのよう。安堵。何も無かったかのように、いつも通りの時間に出校。 ただ、交通規制があちこちである…

“They’re tyrin’ to wash us away.”

明け方から豪雨。空はまったく明るくならず。 6時過ぎからだんだんどころではなく、どんどん激化。 いつもは17, 8分で、通勤時間帯でも30分あれば到着する学校に2時間で辿り着く。JRも頑張っていたとは思うのだが、全面運休にもかかわらず踏切がことごとく…

紆余曲折、あるいはメビウスの帯

明日の出張の準備と、終業式を留守にしたので、進路関係書類の整理で出校。 時折雷で、昨日以上の大雨。道路が海の日だった。 昼食を外で済ませる。 ネットで注文していて、職場にようやく届いていた、巷で大評判の 靜哲人 『英語授業の心・技・体』 (研究社…

「俺はまだ俺を好きか?」

本業daysひとまず終了。 今年の新潟国体の出場権をかけた中国ブロック。五県での対抗戦でした。今回のコースは、初めて見る流れ方で、「高速コース」というよりは、「高速レーンありのコース」という方が実情に近いでしょうか。ただ、予選も決勝もレーンは抽…

balance of power

校長が替わり、誰も興味を示さなくなったかに見える「和田中夜スペ」問題。 杉並わくわく会議の松尾ゆり議員は今も追求の手を緩めていません。頑張って下さい。 議会の中継がこちらでご覧になれます。どこぞの区議会とは地域文化が異なるからなのか、ヤジは…

月月火水木近々

「怒濤の週末」、なんていう言葉が脳裏をよぎるようじゃ、十年前の自分に申し訳が立たない。当時は、ベッドに卓袱台を乗せて、その上にノートパソコンを置いて寝て起きてを繰り返していたのだった。(実話です) 新設校の教員として「売られて」行き、カリキュ…

Do what you believe is right.

国体のスタッフ会議があるので、時間割を上に上げてもらって、3コマ連続。消化試合にならないよう、動機付けを図る授業に。 高1は、期末試験のリスニングテストのスクリプトをもとに音読と発音練習。発音のダメ出し、やり直しを主眼、と見せかけて、「頭の…

Her sincere efforts will sure bear fruit.

本当に消化試合になりがちな期末試験直後の授業。 高2の二つ、高1の二つ、高3の1つと全て返却。 高1の今月の歌で、韻を踏む部分に気づきやすいように、関連語をボールドにしておいたのだが、tomorrow と sorrow が韻を踏むというのがなかなか腑に落ちな…

「この先10年も…」

戸田行きで1日学校を離れたので、採点も大童。 朝、出校して準備室で答案を整理していて、 代休はどちらかに行かれたのですか? と聞かれたので、国体の県代表選手の指導に埼玉まで行ってきましたと返答。おそらく、週末から家族サービスかなにかでどこかに…

またすぐ泣くくせに

日曜日から戸田入り。今回は往復新幹線。仕事ができるように、無線LAN対応のWindowsモバイルPCを鞄に入れ、Hotspotの1 day passを購入し、新大阪・東京間で利用。JRさん、どうせやるなら博多までやって下さいよ。 国体の成年チームの練習のためG大で借艇。 …

Your best is not good enough, though.

期末試験開始。 今日は二日目。 近年の “one of the best” と思える出来となった、昨日の高1の英語 I の作問だったのですが、答案を見て言葉を失う瞬間が…。 今年の高1は『ぜったい音読』の入門編を中間までに終え、期末の範囲は標準編の旧課程版ですから…

「人の心の奥が見えないから…」

今日から七月。 未明からの豪雨により、幹線道路も川のよう。鉄道の運行状況が乱れ、始業を遅らせ対応。地域・路線によっては、完全に運休のところも。 私のクラスでも約1名来られない生徒がいて、1限の自分のコマはやむなく自習。かなり経ってから保護者…

「白鳥は哀しからずや…」

本業はテスト前で自主練になっているので、作問に集中できる月曜日。とはいえ、サクサクとは進まず、悶々と。 朝は立哨から。雨が丁度小やみになっていて傘の出番はあまりなし。 授業は淡々、ところにより、喝。 今月の歌も消化。彼らに吸収され血肉化したか…