たなばた

強化練習も終盤。
インターハイを終えた地元チームも平常練習に戻った模様。今日は到着直後に湖面を見てびっくり。雨と風で流れ込んできたのだろう、おびただしい流木。「流木のミルキー・ウェイや!」などと喜んでいられないコンディションで、様子見に半周行ったところで、カタマランの走行に支障を来すので、サブコースへ移動。
昨日今日と気温が著しく上がり、疲労の色が見えてくる。
「前と後ろで休まない」「ハンズまでワンピース」「ピボットに時間を掛ける」という技術的なテーマと「加速」「艇のスピード」という本質的テーマの両立が難しい。
まだまだ、SR22くらいの低レートでの艇の動かしはじめが弱いので、スプリントになった途端に艇が曲がる。曲がったのを直そうとすれば艇速が落ちるのは自明。だったら最初から、イージーワークから徹底的に直進させるべく、艇にアプローチすべきなのだ。
明日は、地元の湖で様子を見てから、国体に向けた会議のためまたこちらの湖へ。
車に乗ってばかりだからか、生徒を移動させるのでエアコンを使っているからなのか、腰に鈍痛が現れたので、妻に施術してもらう。腰なのに足の指?という感じで、施術後は足底筋膜に未だかつて無いような不思議な感覚。

いったん帰宅してから、フォーラムの会場予約。業者からのスクリーンの搬入・回収も会場の方の了解が取れ、駐車場の確認もでき一安心。

自分の英語のトレーニングもやり直さなければ、ということで、ライティング関連をいろいろ読み直し。新しいものとしては、Routledgeから出ている、

  • Brian Paltridge & Sue Starfield (2007) Thesis and dissertation writing in a second language: a handbook for supervisors

を読み始めたところ。英文や論旨はこの上なく明快なのですが、このレベルの英語を自分が使えるか?と思った途端、読書も修業の様相を呈してきます。打ち拉がれた気持ちになったら、

  • 鶴見俊輔 ききて 黒川創 『不逞老人』 (河出書房新社)

に逃げる。だって、こっちの方が断然面白いんだもの。ナラティブの持つ力ということでしょうかね。印象に残った言葉がこれ。

  • みな細君に支えられているよ。 (p.215)

本日のBGM: Father, Mother, Wife, and Child (The Lilac Time)