本業daysひとまず終了。
今年の新潟国体の出場権をかけた中国ブロック。五県での対抗戦でした。今回のコースは、初めて見る流れ方で、「高速コース」というよりは、「高速レーンありのコース」という方が実情に近いでしょうか。ただ、予選も決勝もレーンは抽選なので、文句は言いっこ無しですね。
金曜日の公式配艇練習の前日、木曜日に松江入り、日曜日まで計四日間。インカレや全日本などメジャーレースは四日間の大会日程ですから、それらと同じ時間的準備のシミュレーションをすることもできます。戸田の大学で本業をしている時には、公式戦での移動という要素をあまり考慮してきませんでしたが、今回は、片道5時間半から6時間の移動ですから、往復を考えると丸々半日、艇の積み込み、積み降ろしなどを含めるとそれ以上の時間が費やされますが、どれ一つ欠けても、レースが成立しないのですから、元気よく、勢いよく、テキパキ、サクサク、こなすことが大切。北海道や九州から戸田に来るチームのことを思えば、楽なモンです。
私の場合は、往路は朝4時半起き、5時半に自宅を出発。松江入りして、昼前に成年選手を駅まで迎えに行く。メンバーは勢揃いするも、肝心の艇を積んだトラックはまだ。到着までの時間を使って、選手と松江城の天守閣に登ってきました。雨交じりの蒸し暑い日でしたが、最上階は見通し風通しとも抜群だったので快適な一時を過ごせました。私の場合、新しい土地に行くと、こうやって「土地のオーラ」というか、「地運」を感じるような行動を必ずとっていますね。必ずしも成果には直結しませんが。(どこぞの知事のように、「私が行けば負けない、負けさせない」などと言っている人には、本気で競技スポーツのコーチングをやってみることをオススメします。)
その後、携帯で検索して蕎麦の名店で昼食。若きアスリートには上品すぎたのか、足りない分はファミレスで補食と相成りました。
で、肝心のレースです。
私が監督を務める成年チームは、男女6種目全クルーが決勝に残りましたが、成年女子1Xが一位通過、成年男子4+が二位通過と2クルーのみが出場権を獲得するにとどまりました。県の国体全競技の総監督も視察に来ており、厳しいお言葉を頂きました。私の監督の首は文字通り「首の皮一枚」で繋がった感じです。今回出漕した選手一人一人はみな力を出してくれたと思うので、本選出場が果たせなかった者は、補漕としての準備を怠ることなく、それぞれの所属チームで目標とするレースに向けトレーニングすることで、来年は一回りも二回りも大きくなって今回の悔しさを喜びに変えて欲しいと思います。
戸田組の選手を駅まで送り、大急ぎで艇を積んだトラックを追いかける。食事を取る時間が惜しかったので、道の駅でサンドイッチを買い、走りながら摘もうと思っていたのだが、雨脚が強く視界と路面の状況から断念。カーステレオなどない車なので、iPodからFMラジオへ流した音楽を車内で一人熱唱・絶叫!
途中、HARCOとCarnationでツボにはまり切なくなっていたところに真心ブラザーズの定番曲 (このブログのテーマ曲でもあります) が来て、歌っているうちに涙でさらに視界が危うくなりました。
途中のSAで一度トイレ休憩を挟み、湖まで。追いつけ追い越せ、と思っていたら、本当にいつの間にかどこかで休んでいたらしいトラックを追い越していました。一番乗り。その直後に高校生のバスが到着。F先生と高校生と一緒に汗まみれで艇の積み降ろしを終え、帰宅。途中で「カルルス」だか「カストロ」だか「カルスト」だかいう温泉が左手にあったはず、と思って頑張って走ったのだが、そこに着くと明かりが消えていて、営業は終わっておりました。がっくり。家でシャワーを浴びて、妻の作ってくれたカフェ・オレで、ようやくサンドイッチを食す、本業daysのフィニッシュでした。
さて、
正業の告知です。本業での国体本選出場枠がなんとか取れましたので、新潟国体後にようやく身動きの取れる私が事務局長を務める「長州英語指導研究会」主催のイベントです。昨年9月の第一回に続いて、今年開催予定の「第二回山口県英語教育フォーラム」の講師の方々をお知らせしておきます。
- 今井康人先生 (北海道函館中部高等学校)
- 永末温子先生 (福岡県立香住丘高等学校)
- 久保野りえ先生 (筑波大附属中学校)
です。日程は今のところ11月22日 (日) を予定、会場は現在折衝中です。私が英語教師として、英語教育に携わるものとして、今、一番話しを聞きたい方をお呼びしました。超多忙な3人のスケジュールが奇跡的に調整できたことに感謝します。
9月初旬には、県内各中学高校 (学校長、英語科主任宛) に案内が届くと思われますので、学校に届く書類の確認をお忘れ無きよう願います。他都道府県からの参加ご希望に関しては一定の制約がつくことになると思いますので、詳細が決まり次第、別途告知をさせて頂きます。
教師駆け出しの頃は話芸を磨くとかテーマ、トピックに関連した雑談ネタを練ることにエネルギーを割いていた。それまで「英語II A」などとコードネームで呼ばれていた科目が、いつの間にか「オーラル・コミュニケーション A・B・C」などという「カタカナ語」の科目になり、さらにOCA、OCBとかOCCという実体を掴めそうもない略称で呼ばれるにいたり、実態はOCGなどと揶揄された時代であったわけだが、その「OCB」で推奨される選択的聞き取り活動で定番の「天気予報」を扱った時に使っていたこんなネタがある。
- ○○地方、明日、曇り時々晴れ。□□地方、明日、晴れ、所により俄雨。XX地方は、明日は来ませんので、明後日くらいは来てくれるよう 祈りましょう。
上記フォーラムも、昨年の第一回に続き、今年も第二回を開くことができそうですが、来年、再来年はちょっとわかりませんので、今年のうちに参加し、「長州英語指導研究会」(http://choshu-elt-2008.g.hatena.ne.jp/tmrowing/) に入会されておくことをオススメします。
留守中、シャンソンの中川選手のブログで、
- 日本一のプレーヤーになる!
という宣言のモトになる記事を見逃してしまった。消した後の書き直しのブログ記事とコメント返しを読んで、そういうことだよな、やっぱり、と得心。リハビリはつらいかもしれませんが、あの3月のファイナル以上の弾けるようなプレーを見せてくれると信じています。
私のこのブログも気がつけば、30万アクセス。有り難いことなのでしょうが、自分の動機や目標はアクセス数やランキングなどではないのですね。テーマ曲をAKG K-501で聴きながら更新です。
本日のBGM: 明日はどっちだ! (真心ブラザーズ)