The easiest day before the busiest month

ある都立高校の校長が、職員会議での教員の「挙手・採決」を禁じた通達に反旗を翻したことに端を発し、都教育委員会ではこの校長に対して「反省を促す」方針を固めたそうである。
都教委は2月に、高校サッカーで都立高校として初のベスト8に入ったこの高校のサッカー部の表彰を行っていたと思ったのだが、出る杭は打たれるということか…。
何が問題なのか、一般市民にわかるように誰か説明してくれ、と言う声に応えるのもメディアの役割だと思うのだが、教育関連では「取材」らしき取材はほとんどなされず、「報道」ではなく、「できるだけ速やかな伝達」程度の記事に、尾木直樹がコメントを加える、というのが定番になっている。
そもそも教育問題がメディアに取り上げられる時に、教育評論家のコメントを読みたいと思う読者・試聴者はどのくらいいるのだろうか?
・ その校長本人からコメントをとる
・ 現場の教師にコメントをとる
などという行動は小学生でも思いつくし、成否はともあれ、実行に移すことは可能である。
今時、「この校長を支持しますか?」というような、世論調査などということを真面目にやっている新聞は皆無だろう。
「教育ルネサンス」で地道に教育問題を追いかけている読売でもまともな論評は出ていない。週刊子どもニュースでは取り上げられないだろう。きっこのブログに期待するか?
週末は、娘を預けて、妻と二人博多へと足を伸ばし、羽を伸ばしてもらう。パン屋巡りは生憎の雨だったが、リラックスしてくれていれれば何より。
私も、ヤフオクで購入した二台目PowerBook G4 12inch のために、天神のアップルストアに寄ってあれこれ買いたいものがあったのだが、Tomorrowlandで妻のパンツ二本とブラウス一枚を購入したところで、予算オーバー。山口に帰り、娘をpick up。帰り道に、コーヒーを買いに「わっか屋」に寄る。自分へのご褒美で、フェアトレードのセーターと鍋カバーも購入。

グランプリシリーズではNHK杯が行われている。
東京という地の利もあってか、結果だけ見れば日本選手の表彰台揃い踏みとなった。長洲選手の映像は見られなかったのだが、スコアを見る限りではフリーのジャンプでことごとくダウングレード。シニア一年目で悪い印象を持たれると、この後辛いだろうなぁ。
“友加里姉さん” のフリーでは、リンクサイドの佐藤コーチを見る目から今にも緊張がこぼれそう、という感じで画面を見る私の心拍数が上がりました。ファイナルに向けて絶対にミスのできない状況ですから、オープニングを2+にしたことは責められません。ジャンプでのダウングレードは着氷での巻き込みで回転不足という判定なのでしょう。4分間、よくぞ、持ち堪えたという印象です。
度肝を抜かれたのは、なんと言っても浅田真央。
オープニングの3+。シニアになってから、あんなに高くあんなに細い軸で降りてくるのは初めて見た。次のコンボでの3+は回転不足という判定だったが、一発のジャンプで、9.80も出せるんだったら、リスキーなコンボは要らないのでは?3F+2Lo+2Loの3連続の得点で9.50ですよ。最後の最後でご愛敬があったが、鬼ステップの出来も2週間前とは雲泥の差。レベル3のままで得点は4.30。このまま精度が上がっていったら、どうなってしまうのか?コストナーは去年の世界選手権3F+3T+2Loで12.0っていう点数を出していたけど、今年はまだ全然、このレベルで跳べていない。ファイナルまでの残り時間では恐らく、キムヨナのベストをもってしても勝てないだろう。問題は世界選手権。200点台での争いになるかもしれません。(ちなみに、フリーのエレメントは今シーズンは12個ですから、昨年の得点と単純比較はできません。)

今日は、自宅で見るエキシビション。
娘は好物の白菜をシャクシャクと。
氷上に笑顔を映せるくらいの心の余裕が欲しい私であった。

本日のBGM: My Pocket’s Empty (Bert Jansch)