金曜日の次は土曜日

携帯のコマーシャル(http://www.n-keitai.com/service/cm/streaming/n706ie_making_01.asx)が気になる今日この頃。う〜む、この間705iμに換えたばかりだからなぁ。メイキングを楽しむだけにしておこうっと。
昨日から雷が鳴っていたのだが、地元では降りそうで降らない空。明けて今朝は早朝5時から、大学生の乗艇トレーニングに合流。まだ薄暗く、交通量も少ないので、峠越えで17分。水温の上昇でアオコが大量発生。魚もたいへんだなこれじゃ。
カタマランの調子が悪く、ベタ付けはできなかったが、各クルーを要所でチェック。

  • リカバリーで上半身を弛ませる
  • エントリーはハンドルでタイミングを取らない
  • 下っ腹で踏ん張り、すぐに横方向に艇を動かす
  • 巻き巻きで、ボディを使い続ける
  • スイープであれば、インハンドをしっかりと使う
  • 艇速とシンクロしたスピードでハンズを出す

という部分は良い方向付けになっているのではないかと思う。結局は自分が艇を動かさないと、スピードは出ないのだし、艇のスピードには乗れないわけだから。
スタートでのハンドルの高さ、ブレードの深さに対する微調整も、今までの延長線上です。原理原則は何にも変わりません。
エントリー周りはブレードの入水を合わせることだけに囚われないこと。艇は動いているのだから、艇の加速を継ぎ足すタイミングで艇をつかまえ直すこと。特に大きな艇種では減速に付き合わないことが生命線。ここだけで、女子クオドなどは100mのラップが1秒近く変わってしまいます。2000mでは20秒です。
課題はまだまだあるけれど、方向性は良くなっていると思います。常に100%を目指し、時間の許す限り今の100を101にも、102にも伸ばそうという意気込みでインカレで旋風を巻き起こして下さい。
先日のインターハイ視察の時にも、

  • 今でもG大のコーチをしているのですか?

と聞かれたのだが、私は大学卒業後若干のブランクを挟み1992年以来毎年ずっと戸田でインカレを見てきたのだなぁとしみじみ。今年は地元で朗報を待つことにします。

今日は終戦記念日。
山口でも平和の鐘を鳴らすイベントが行われていた。

中尾清秋『英文表現の基本と実際』(研究社出版、1991年)を再読。
呻るしかないなぁ。”reputable, national, and in present use”というのがよく分かる。が、自分でこれだけ達意の英語を駆使できる日はくるのだろうか…。中高生に詩を書かせることに否定的な中尾氏も、暗誦に関しては次のように言っているのが興味深い。

  • 中・高・大で英語を教えて居られる先生方にここで是非お願いしたいことがある。それは、このcomputer万能の時代に、英文の暗記なんて時代遅れも甚だしいなどといわないで、また中・高の場合、週3時間では英文暗記のゆとりはないなどといわずに、短い、やさしい英語の詩を学生や生徒達に暗記させて頂き度いということである。(pp. 199-200)

中尾氏が『現代英語教育』(研究社;現在休刊)において、”What do you think?”というエッセーライティングの連載をしていた時代を知らない若い世代の英語教師にも一読を勧めたい。

北京五輪。ボート競技は残念ながら順位決定へ。
柔道では、男子最重量級で石井の金。コメントした斎藤仁監督の顔がようやく弛んだ気がした。斎藤氏は今も、あの巣鴨の焼き肉屋に来るのだろうか…。

本日のBGM: Good as gold (Stupid as mud) / The Beautiful South (The BBC Sessions)