garam masala

金曜日は「節分」。邪気に呑まれないように丹田丹田。
授業は進学クラスのみ。
高1は、『オリバー!』鑑賞。前回、日本語字幕で流したのと同じ範囲を今度は英語字幕で。と言っても、これも伏線。週末課題として、サイドリーダーから、ほぼ同じ場面を抜粋して読んでくることに。今回選んだサイドリーダーは音源付きなので、辞書引き引き読み進めるというよりは、ディクテーションと思って何回も重ね塗りというか紙漉というか、だんだん分かるところ、自分の陣地が増えていく、というような地味な作業に地道に取り組んで下さい。
週明けは、サイドリーダーの別バージョンで、その同じ部分をどう描写・表現しているか読み比べ。その後、『オリバー・ツイスト』も学級文庫入りです。今日のエントリーの最後に、現時点の高1の学級文庫の写真を載せておきます。(現在貸し出し中のものも多数ありますが、セレクションの方針などは分かろうかと思います。)

高2のライティングは「英文日記」ガイダンス。当然、白井恭弘先生の『旧版』『新版』が指南書です。改訂になっても、実践添削例は変わっていない (もちろん、参照頁などは改められていますが) のがちょっと残念ですが、この部分があるからこそ全体が生きるのです。習熟度がやや高い学習者の日記も収録されていますが、それでも「3文」という制約は同じ。接続詞や談話標識の前に、それぞれの文で何を書くのか、という本来の意味での「談話」を意識させるのに効果的です。さらには、学習者が「書きたかったけど書けなかった表現」にどう出会わせるか、どう回避させるか、どう納得させるか、という「英作文教師」に求められるメンタリティーというかスキルを鍛えるのにも使えます。この頃 (旧版2004年、新版2007年) はまだ、表紙の名前も吉田研作氏の方がフォントが大きいのですよね。

帰宅途中で商店街に寄って、コーヒー専用に漏れないサーモマグを購入。
Scotland Martにちょっと顔を出してオーナーにご挨拶。私が入店したのに気づかないほど、Munekawaの新しい財布の撮影に集中していました。大いに気になったものが他にあったのだけれど衝動には負けず。次来た時にまだ残っているでしょうか。
夕飯は炊き込みご飯と根菜たっぷりのモツ煮込みでシンプルながら充実した腹具合。深謝。

土曜日は「立春」とは信じられないくらいの冷え込み。
本来、本業の合宿ですが、選手の故障もあり私のところは開店休業です。参加される皆さんは寒さに負けずに漕ぎきって下さい。
妻が整体で出かけるので、私は娘と自宅で留守番。ひねもす正業関連の仕事。論文のダウンロード等々。小さい字が少し辛くなってきたので、pdf化されていると、拡大という手もあるのだが、いかんせん紙と活字が本の基本。できるだけ明るくすることと、長時間連続しないということに気を使って凌いでいます。
中古で手に入れたThe Lilac Timeのファーストをかけてミドルスパート!と意気込んだら、音の歪み。盤面のクリーニングをして、仕切り直し。
午後になって娘と炬燵でうたた寝。
妻の帰りを待って、夕飯は私の担当でカレーライス。簡単で済みません。玉葱が透き通るまで格闘し、人参、舞茸、豚肉を炒めて、セロリ2本とホールトマト缶とローリエ3枚を入れて、煮込む時にワインの代わりに日本酒を使います。赤ワイン派にはお薦めしません。今時の「生酒」でも直汲みなど微発泡が続いているようなものだと、日本酒度では辛口でも「旨み」と「甘み」が絶妙なので、カレーの刺激的な辛さが少し和らぎます。刺激が好きな人にはお薦めしません。今日は「ん」を使ったのですが、ここで「三芳菊」だとあの南国を思わせる甘いエキスでマンゴーチャツネの代わりになるかも、と後知恵。今度やってみたいと思ったのですが、その頃にはもう飲みきってしまっていて残ってないでしょうね。
「常時英心」で佐上氏の書棚というか「書の山岳地帯」の写真を見る。実際にその山を前にすると圧巻なのだろうなぁ。
いつもよりも更に早めに就寝。この分だと明日は3時起き。
本日のBGM: together (the Lilac Time)

名作もレベルを変えて同じ物語を読むことを薦めています。

80年代の「英教」の名作シリーズは重宝しています。

「対訳」の良さを見直せるシリーズ。『國弘本』もちょこんと。

内容スキーマに依存できない『物語』の筆頭、推理小説。

『Nate the Great』から『Encyclopedia Brown』へは良い流れでしょう。

マザー・グースと書き下ろしのミステリー。

私も高校生の時に読んだ『ケネス本』と、『アトム双書』。

英語ネイティブの子供向け百科。『しくみ本』など。言葉の発達段階を辿ることもできます。

文法解説、CDブックなど。

CDブック続きとQ&As、その他。『王子』翻訳読み比べも。

辞書類。基本語のイメージや語源関連も一応用意はしてあります。

コウビルドやワードパワーは『英英和』とロングマンは『英和』と併せて。