Two’s company

天気は良かったが、朝は冷え込んできた。
進学クラスの2年は、条件節のタイプ3それぞれの例文の聞き取り・書き取り。各文を私が3回読んで書き取らせる。定番ですね。答え合わせはせず、先輩に訊くか、過去ログ (http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20080131) を見るよう指示。過去ログのリンクは便利だな。

普通科2年は、「人の話は一回で聞け!」と喝。ICTの普及には目を見張るものはあるけれど、その反面、普通に話す人間に対する集中力が著しく低下しているような気がしてならない。こちらは、中学英語の再入門。言ってみれば、算盤の珠を揃える段階。どんな習い事も、「御破算で願いましては」と再スタートを切るのは勇気が要ることなのです。でも、地道な「覚える」努力をしないのはダメ。根気も必要。そして自分の頭を使うこと。他人になんと言われようと、自分の脳を育てるのは自分なのだから、自分が自分に期待しないと。それには、まず、Here & Now、今やっていることに集中すること。

進学クラス高3は、語法の総決算。『Upgrade』では約300題あるのだけれど、入試で頻出というデータを整理してあるだけなので、「過去に解いたことがあるから解ける」というレベルで合格点をもらっている大学生が多いのではないかと思っています。そうでなかったら、こんな細かい動詞の語法を整理できているのに、TOEICで600点に届かないなんていうことは考えにくいから。問題を解いて安心していないで、英語力をつけることです。それには、昔の教材の方が効果的ということもままあるので、絶版になっている『綿貫本』から、私の物差しで項目を抜き出し、その項目に該当する箇所を『Upgrade』にあたって、最新の入試情報と照らし合わせる、その際に疑問に思った項目は『クラウン受験英語辞典』 (三省堂) で20世紀最後の入試の実態と照らし合わせる、という手順を取っています。一番良いのは、抜粋したそれぞれの項目で「フィールドワーク」なのですけれどね。

高1オーラルは、前回「歌詞の日本語」をもとに、主題・対比・文脈と技巧を考えた上での空所補充を宿題としていたので、その確認から。名詞の種類と音節数を確認して、回答に対してフィードバックを与え、答え合わせで1曲リスニング。最後の最後に来て、

  • あぁっ!

「気づき」とはこういうもの。
黒田三郎 (過去ログ参照 http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20060226) の詩を素材に、空所補充。アーサー・ビナードの英訳 (過去ログ参照 http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20071227) の助けも借りて、

  • その空所に入るべきことばの意味

はみなわかる。母語だから。でも、それでは「詩」にならないのです。「置き換えられないことば」との出会いを重ねるためにも詩がもっと日本の教室で息づくことを願い続けます。
最後は、Poetry speaks to children (過去ログ参照 http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20060302) から、Kinnellの詩 (過去ログ参照 http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20090429) を紹介。詩人自身の声を聴く。

放課後は自主練。週末にはergo 2000mの測定です。

帰宅したら、妻がアラジンの芯を交換していた。冬支度。
夕飯はトマトソースのパスタ。アサリと甲烏賊の競演。美味で満足。

  • わかりやすいね。

と妻。確かに。
『相棒』を見て、さらに上機嫌。

本日の晩酌: 上喜元・超辛・純米吟醸・五百万石・50%精米 (山形県)
本日のBGM: Accidents will happen (Elvis Costello with Steve Nieve live in Australia)