The skin of a lion in the path

巷は3連休なのかも知れませんが、土曜日、月曜日は本業の練習です。
レースが近づいてきたので、スプリント系のトレーニングの比率が増えます。立ち上げを早く、艇速を速く。艇速とテンポを同調させていくことが肝要です。大学のコーチをしていた時代に、「コンスタントレートに落とす」という自分が漕手だった時代の感覚が通用しないことを痛感しました。「コンスタントスピード」をいかに達成するか、そのためのスタートの技術なのだと思います。2000mのレースであれば、スタートから300mくらいまではみなstart spurtしていますが、400mから600mあたりをテンポ良く、強いリズムで駆け抜けないとレースを支配できません。ただ、先日の国体や高校生の1000mのレースとなると、そんな悠長なことを言っていられないと思うのか、ガチガチのハイレートのまま前半500までは高い艇速でリードしながらも、後半の後半で失速するクルーをよく見ます。UTを本当に強く漕いできたか、その時の艇は加速していたか、ハイレートでも艇と同調した動きになっていたか。基本の精度がレースペースを支えます。普段楽をしていて、レースの時だけおいしい思いなど出来るわけがありません。
今日は午前中、リギングとセッティング確認のUT。午後からはアップ完了後、乗艇で1分オン1分オフで2km。500mスタ付き2発。逆風と順風と。その後、1000mスタ付き2発。最後はスクエアワークでダウン3km弱。揚艇後ストレッチしながらウィダーで炭水化物の補給と100%オレンジジュース。明日、明後日にさらに良いパフォーマンスをするための準備です。明日は休養日。とはいえ腹筋は欠かせません。月曜日は、午前・午後とオールの梃子比を変えてタイムトライアルの予定。

さて、そんな本業の合間を縫って、明日の日曜日は、以下の英語教育系シンポジウムに参加します。今回は登壇者として。初めて顔を合わせる方もいて不安もありますが、食べられちゃう訳じゃないからね。楽しめるかどうかは、私自身が普段の取り組みで楽をしていたかどうかにかかっていますね。
開催場所は神戸市外大のある学園都市駅の近隣の施設とか。お近くの方は、是非お立ち寄り下さい。
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2009/08/20091011-12.html


この場を借りて、まだ作問の終わっていない中間テストの問題たちへ、一言。

  • ただ私を追うことなかれ。いっそ追い抜かれたし。私は逃げも隠れもしませんから。

本日のBGM: The Lion’s Share (10,000 Maniacs)