ウィンターズ・カップ終了

この大会は今年で第3回となる高校生 (を中心とした) レース。
もともとは冬場に乗艇のままならない地域の強豪校が菊池に遠征に来ていたことから始まったもので、M先生発案とのこと。今年は、37チーム総勢300名の選手が集結。2日間に渡り熱戦が繰り広げられた。
初日の午前に行われた1500mタイムトライアルで、個々の選手のスピードを把握し、午後のレースの組み合わせを決め、1500mを二発。平均タイムで初日のランキングを発表。それをもとに、二日目のレースの組み合わせを決め、最終のタイム・順位を争うわけである。なにせ2分間隔で行っても30レースがあるので、1時間、次から次へと艇が出てはゴールするので、スタートの管理、ウォーターマン、タイム・着順の計測と集計は本当に大変だろうと思う。伴走する審判艇は無しで、約500m毎に監視艇としてカタマランを待機させ、蛇行や沈への対応をする。気温水温共に低いので、細心の注意観察と迅速な処置が肝要。私も二日目のレースでは監視を担当し、1名、沈の救助にあたりました。無事でなにより。
自チームで参加した男子の1Xは、初日に頑張りを見せ、平均タイムは6位からほとんど横並びの8位で、二日目の組み合わせでは上から2組目に入ることができたのですが、この二日目の第一レースで岸蹴りが遅れ、発艇時間2分前に間に合わないという大失態。大急ぎで回漕レーンを力漕し、スタートにつけるのを待ってもらってのレースとなりました。当然、スタートの準備も不十分で大きく出遅れ、タイムのロス。第二レースでは、全体の7位のタイムで漕げただけに、悔やまれます。これまで、お膳立てなどをほとんど私がやっていたために、選手が自分で判断して何かをしなければならないという肝心な局面で大きなミスに繋がったと言うことでしょう。正業の英語の授業では、段取りやお膳立てを排することで学習者の自律・自立を促す私が、こと本業では選手の成長を妨げていたという体たらく。斑蛇口湖よりも深く反省します。
レース終了後は、迅速に艇積み込みを済ませ、表彰式。各県各チームが持ち寄った特産品や名物を入賞者を中心として景品として持ち帰るという面白い形式でした。
正式な記録等はこちらの「全国高体連ボート専門部」のサイトをご覧下さい。 (http://www.hs-rowing.jp/topics.2011dai3kaiwinterscup.html)

正月明けから、事前合宿を組んでこの大会に備えているチームもあり、3月の静岡県・天竜川での選抜大会、そして山口国体で他県の強豪クルーを迎え撃つにはまだまだ精進が必要だと思い知らされた大会となりました。
そうそう、初日の夕方には、各チーム指導者の情報交換会も設定され、愉しく、熱い一時を過ごしとたことを書き添えておきます。
帰山して艇庫に到着したのが、夕暮れ時。国体に向けての会場整備で、現在艇庫には電気が通っていないため、艇の積み降ろしで、日没との競争が最後の最後に待ち受けていました。引率の先生、選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。
私は選手を送り届けて、帰宅。
夕食と酒の肴を妻に作ってもらい、疲れを癒しました。
連休最終日は午前を休息にあて、午後から乗艇。
ウィンターズ・カップの反省をもとに、エルゴでファイナルとエントリーポジションの徹底から。骨盤を振り切って股関節の極められる姿勢を身体が覚えるまでにはもう少し時間が掛かりそうです。30分ほどエルゴで格闘した後、出艇。
エントリーからのレッグ1/2での4本+フルスライド1本のドリルで、約1km、その後、SR22の定常漕。ドライブ途中での緩みがないように、ラダーで20本ずつSRをあげ、24/26/28/30/32まで。その後、SR28/30/32、さらにスタート練習をして、最大出力と加速を確認してから再度SR22の定常漕へ。低レートでも全力で艇を運びきることを求めました。少しでもまったりしてくれば、スタート5本+10本を入れて、最大出力から定常漕へ。生理学的に見れば、フォーカスが散漫でロスの多いメニューとなっていますが、この選手の「今」には必要な対応と判断して取り組んでいます。約2時間のトレーニングの後、揚艇。陸でカニとニーベントウォークをやって撤収。
選手を駅まで送り、私も家路へ。
2011年最初の3連休は本業三昧で終了。
明日は始業式。3学期の授業も開始となります。
本業は一日オフ。腹筋だけは必須。歯磨きと同じですから。

本日のBGM: 涙をふいて (風味堂)