In a double bind

娘も新たな環境に慣れつつあるが、花粉症のような症状が出ているのが少々気になる。
採点は全て終了。あとはスピーチ原稿へのフィードバックと各コマの成績処理に自分のクラスの成績処理。
新年度の教科書一覧なども配布せねば。
ステレオの修理が済んで戻ってきたので、電源を入れて確認したら以前と全く同じ症状。唖然。
電話でサービスセンターに確認を入れ、再度送り返す。なんというか、授業で書かせた作文の添削を済ませて返却したのに、書き直しでまた同じミスをする生徒のようなものか。
今回、自分の作った定期試験問題を希望者に配布しているのだが、「自らの退路を断つ」、という恩師の言葉の影響というよりは、自分自身のため、という側面が強い。今の自分の取り組みを恥ずかしく思う気持ちは全くないが、過去の自分に指された後ろ指とはきちんと対応したい、とでも言えばいいだろうか。過去ログの、http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20061204 で以前の自分の持っていた典型的な定期試験に対する考え方が記してある。では、どの学校に行ってもそれで通していますか?どんな生徒に対してもそれでやっていけますか?という問いへの回答、または回答しようという試みである。
テストで測りたい英語力のことを考えていて、尊敬するバスケットボールの指導者である山崎純男氏のブログに「フラッシュを使えば写らないし、フラッシュを使わなければどこに写っているのかわからない」という言葉があったのを思い出した。これは、「蛍」の撮影時のコメント。英語のテストで測ろうという英語力も簡単には語りつくせないものだと思う。
バスケットといえば、WJBLファイナルは、JOMOが王手。シャンソンは第二戦の終わり方で不安要素が大きかったのだが、それ以上に大差。山田選手のポストにダブルチームに行って、薄い逆サイドに振られて崩されるというのは結局インサイドの課題。どう克服するか。解説の永田さんはさぞかし焦れったいことだろうと思う。第一戦早々に膝の負傷で温存してきた諏訪選手の投入も効いたなぁ。14分で14点だもの。第4戦は10日(火曜日)19:00から!

一度うまくいくと、その自分の足跡をなぞろうという気持ちが起こるのは人情。ただし、自分が今歩いている場所は、以前歩いていた場所とは違うのでうまくいかないことの方が多いのである。ではうまくいかない時に、前いた場所へ戻るのか、と問われたら自信を持って "Nope!" と答えられるか?
他人の人生に感動ばかりしていないで自分のトレーニングも再開しないと。
本日のBGM: And I Say To Myself (David Bowie)