Confessions of a pop-eyed guru

滑り込みで確定申告を終えた。declareするほどの収入もないのだがそれでも慌てるとろくなことがない。ただ私の場合、内田樹氏がご自身のブログで嘆いていたような心配はないので一段落。
ELEC同友会のWSもレジュメ完成。今回のWSに営業ではなく編集スタッフがくる教科書会社はどのくらいいるのだろうか?もっとも、全部で12名の講師で、裏番組になっている著者以外は動ける訳なので、10人の編集部代表が見に来ることが可能だ、とも考えられるのだけれど。私は、馬場哲夫氏の裏番組。
10年ほど前の教材研究用ノートに次のようなメモがある。年度末か年度初めに書いたもののようである。
読解のポイント
1. 役に立たない読み→誤読
2. 読むことと和訳すること
3. どう読むのか?
・ 訳
・ 遅
・ 粗
・ 乱
・ 速
・ 精
・ 音
・ 即
・ 約
4. パラグラフとロジック
・ パラグラフの構成
・ パラグラフ内の結束性→メインとサポート
・ 文脈を作る語句
・ 話題と主題
5. 文を作る約束事

この最後の「文を作る約束事」=いわゆる文法、に関して、7分類100項を整理している。当時はこのあたりにこだわりがあったようだ。1分類のみ紹介。
VII.助動詞
1. 番付表→横綱//大関・関脇・小結//平幕
→ will/ can/ may/ must/ have to/ should/ ought to// need
have + ed/en
be + -ing
be + ed/en
do + 原形
2. 形の表す意味 
・ 査定時に同じ
・ 査定時以前
・ 時制の一致
3. 張出横綱 → be able to
4. 準助動詞的表現
・ 動詞
・ 形容詞
・ 副詞
5. 仮定法
・ ifの3タイプ
・ 話者の心的態度

今読み返すと have toの扱いが中途半端な気がするがまあまあわかっている方ではないかと思う。でも、「100項目」にわざわざ分類するあたりを見ると、当時は自分のわかっていること、知っていることを全部生徒に教えたかったんだろうなぁ…。申し訳ない。