The show must go on!

通常であれば、もう夏休み。
公教育現場に再び関わるようにはなりましたが、「学期」「授業」「評価」のあり方も、それぞれそれなり。それに加えて、COVID-19対策での変則的なスケジュール。四捨五入して60歳になろうかという私も、毎度毎度、新鮮な体験をさせてもらっています。

前回の記事で書いた、

自分では決して選ぶことはないであろう教材を横並びで教えるというのも、久しぶりの経験で、受け入れられることと、我慢できないこととがより鮮明になったようにも思います。

の延長線上で、私のオリジナル教材を世に問うています。

note のページで有料記事として小売りをしていますので、「自分の興味関心の高い項目を選んで」とか、「一定の体系が見渡せるように関連記事をまとめて」とか、それぞれ、それなりのアプローチが可能だと思います。

番付表関連を見渡せるよう、こちらで大まかな説明をしておきます。リンク先は note の販売ページになります。

助動詞の番付表(2020年簡易版)
横綱から小結までの概観ができる(簡易版)
横綱(法助動詞)
大関(完了形)
関脇(進行形)
小結(受け身)
のそれぞれの助動詞で、また新たな記事を書いていますが、全体を早く見渡したいという場合はこちらをまず最初にどうぞ。
note.com



助動詞の生息域と番付表の活用#1
横綱と大関、大関と関脇、関脇と小結 など、番付表の組み合わせが実際にどのような場面で使われるのか、を例文と解説で示したもの。note.com


助動詞の生息域と番付表の活用#2 (慣用表現)
横綱の助動詞の「慣用表現」を取り上げ、巷の「トンデモ」な解説や、現代英語に当てはまらない用例を排して、「生息域」を実感しやすいように提示したものです。note.com


大関の活躍の場を追体験する
完了「相」というのは、なかなかに奥が深いのですが、「肝」を押さえることが重要です。
「現在完了」を中心に取り上げていますが、have been -ing の「肝」。
had + -enの実感など、用法分類でごまかさず、英語史的説明に逃げず、書き換えなどの練習問題を一切使わず、徹頭徹尾、実例を通じて学ぶ教材です。
note.com


関脇は懐が深い
いわゆる「進行形(進行相)」です。この記事が一番苦労しました。
先行研究を踏まえ、動詞の「意味特性」を精査吟味した上で、敢えて、一覧表などの形で「動詞の分類」を示すことはしませんでした。
一つ一つの実例を「生き直す」ことこそが、「関脇感覚」を身に付ける最短コースだと思います。
note.com


英語の「受け身表現」:小結の生息域
受動態、いわゆる「受け身」を扱っています。
何の目的もなく「受け身」の姿勢ではいけない、ということは分かっていますが、能動態との書き換え問題は一切扱っていません。
とにかく、英語の「受け身」っていう生き物は、どこに行くと見つかるのか?と自問自答しながら書いた記事です。
とかく、他の学習者と差がつく難しい問題を解きたがる人が多いのですが、難しい問題を解いた数量の分、英語ができるようになるわけではなりません。
収録例文の難易度ではなく、英語の運動性能を身に付ける上でのクオリティは高いと思います。
note.com


ここまでの「三役」以上の助動詞は有料記事ですが、平幕の do (does / did) は無料で公開しています。(大人の事情です)
note.com


他との競争ではなく、「英語」ということばの森を、虫の足で歩み、虫の目で見ることから始める、またはやり直すことが大事だと思っています。
ここで紹介した以外にも、まだまだ優良な記事がありますので、是非ご覧下さい。
note.com

本日は告知で終了です。

本日のBGM: 蜃気楼 (萩原健一)