「明日が見える場所」

オリエンテーションも終わり、今日から授業開始。
自分のクラスの授業開きから。いつになっても、自分の担任のクラスの英語の授業は難しいものです。『エースクラウン英和』 (三省堂) の学習頁にある、「リスニングのポイント」を扱って、「音」のガイダンス。春期課外テストを返却して、「学び」のガイダンス。当然、日本語で話しています。

高2は、「ライティング」から。
自習課題となっていた、『意味順で中学英語をやり直す本』のガイダンス。
田地野先生の説く、「縦軸と横軸で英文法のロードマップを描く」、というコンセプトに、これまでずっとやってきた、

  • 名詞は四角化で視覚化
  • とじかっこと番付表

がいかに機能するかを実感する1学期となることでしょう。
例によって、というか、昨年度に輪を掛けて「範囲を決めた小テストはありませんからね」という確認。
田地野先生からのお便りも紹介して、『基礎英語1』のテキストとイラストを見せ、皆で談笑。
次回は、絶滅危惧高校科目の「リーディング」に関してのガイダンスを予定。

高3は、本来は「英語 II」のコマだったけれど、「ライティング」で。
「診断テスト」の解説とノートづくりのガイダンス。
1から100までを棒暗記しようとしたり、私の解説文を丸写ししてもダメ、ということはもう分かっているはずです。「自分の学び」ですから。

今日から7時限目までの授業。ホームルームの後、8限目に相当する自学自習時間があるのが、進学クラスの特長。
本業の指示を出して、自分の教室に戻り自習監督。
進学クラスの生徒は、その後それぞれの部活動や委員会活動への参加となります。
私も当然のように、そこから車で湖まで。2年生部員二人をアシスタントに艇の補修作業の続きです。
接着剤とエポキシの硬化を待たないと次の作業が出来ないので、この艇での乗艇練習は暫しお預けですね。ぎっくり腰が癒えたか微妙なところですが、新人練習は私が漕がねば始まらないので頑張ります。この週末は県大会。新人のレース見学で遠い方の湖までの送迎を部長の先生にお願いしておきました。

新課程となる1年生の授業が始まったわけですが、この生徒たちが受験した今年の入試問題を私の私的なブログで公開しても良いと、学校長からお許しが出たので、まずはリスニング問題の音源のみをアップしておきます。

短い対話を聞いて、次の応答を選択肢から選ぶ、という設問と、少し長めのモノローグを聞いて、メモをとるという設問ですが、音声ではどんな英語が話されているのかがわからないと出題の適否も考えられないでしょうから。約15MBありますので、スマートフォンやタブレット端末などモバイル環境でのダウンロードにはお気を付け下さいますよう。

01 2013年度入試リスニング のコピー.m4a 直

ファイルの冒頭には筆記試験も含めた、ガイダンス音声が入っていますので、肝心の出題に関わる部分は、お手数ですが、2分30秒あたりから再生して頂くといいかと思います。音声は2回読まれるように作ってあります。英語のナレーターは、昨年度と同様、

  • Jack Merluzzi
  • Carolyn Miller

のお二人にお願いしています。
公立中学校の先生から見ると、語彙や構文など、「難しい」と感じる部分があるでしょう。「学習指導要領」には配慮していますが、言語材料などは、文や文章の繋がりと纏まりを重視し、「学習指導要領」の指定に囚われず、かなり大胆に扱っています。ご意見などあれば、メールでお願いします。

本日のBGM: Cynthia (原田知世)