それぞれ、そのうち、それなり

怒濤のオリエンテーションも3日目、中日まで来ました。
如何に怒濤だったかは、私が「世界フィギュア国別対抗戦」の初日を見ずに寝てしまったことでも分かろうかと。
まあ、西洋の諺に言うように、「ローマ人のするが如く」ですね。
週末の休日を活かして、あと二日間を乗り切って下さい。

私が新入生のオリエンテーションを指導している間、高3の授業が自習になるので、恒例の「診断テスト100題」を少しずつ。基本の100題にはほとんど変更はないのですが、解答解説はちょこちょこと改編してあります。そのうち、オリジナルの100題の英訳吟味でお世話になった方々に、修訂版のヒアリングをしたいと思っています。
ノートは、解答解説を熟読した後、各自で1題1頁を使い、スペースをたっぷりとって、今後の学習で関連事項を補足整理出来るように指示。
週明けの高2の自習は、『意味順でやり直す中学英語』から。
地道な取り組みが結局は着実で確実なのです。

今日は、久々に本業で湖へ。
大学生は新歓イベントで朝から大忙しの模様。
それを横目に、艇の大掃除とメンテナンスをして、迷惑がかからないように撤収。
明日は、午前中がクラスの保護者会、午後からは本業の予定。
今日、補修個所のサイズを確認したので、必要な材料を仕入れて、簡単なリペアです。

さて、先日、

  • 「英語教育再生プロジェクト」

なるブログを紹介しました。いわゆる「新課程」の検定教科書を批評する記事が続いていたのですが、今週のエントリーで、「英作文参考書を読む」という内容に踏み込んでいました。
私もかねてより、目に余る「英作文参考書」をいくつか取り上げて来ましたが、私以上に緻密な「読み」に裏付けられた、傾聴に値する論考だと思いますので、是非ともお読み下さい。

「英作文参考書を読む (1)」
http://eigokyoikusaisei.seesaa.net/article/355038593.html

こういった、「教材の英語そのもの」について論じる健全な批評空間が育つといいのになぁ、と素直に思います。
やはり、「英語そのもの」の適否を論じるには、「英語らしさ」というものが身についていないといけないと思うわけです。そんな「英語らしさ」を身につけるのに役立った書籍を、棚卸し。

写真 2013-04-13 17 13 42.jpg 直
日本語的な発想・論理と英語的発想・ロジックから、談話と表現、スタイル・修辞法、慣用などなど。
写真 2013-04-13 17 20 23.jpg 直
文レベルの正確さとself-editing、文と文の繋がりと纏まり、「通りの良い」パラグラフからエッセイへ。
写真 2013-04-13 17 47 32.jpg 直
最近はあまり読んでいませんが、気になる分野は専門「的」な書籍で研究もしていたのです。

再読する価値のあるものを残して、頻繁に手に取れるように書棚も整理しないとね。写真をご覧になって気になるものがありましたらメールやDMででもお問い合わせ下さい。
50歳の大台を前にして、自分の英語を揺すぶることを求められる時期なのでしょう。

本日のBGM: So it goes (Nick Lowe)