♪たとえば君は一人かい♪

週末は本業で自分のトレーニングが出来ていなかったので、朝からTED Talk のシャドウイング。

視聴者からの関連のコメントも英語でついています。tweetでも紹介したのだけれど、こういうテーマって、英語の先生はほとんど反応しない。高校生にも英語でdebateをさせたい人は新指導要領の策定に関わった人以外にも多いと思うのだけれど、形式に縛られたり、因習に縛られたりするのではなく、こういうauthenticなものを一度教室で生徒にぶつけて欲しいものだ。
「きっこのブログ」からのtweetで大きく頷いたのが、

  • あたしが原発反対とつぶやくと「じゃあお前は電気を使うな」、あたしが肉を食べない理由を「命を奪いたくないから」とつぶやくと「野菜にも命がある」、こういう小学生の揚げ足取りレベルのことをわざわざ送信してくる人って、精神年齢がクレヨンしんちゃんくらいだと思う。http://bit.ly/fRuNC4

脱原発には代替エネルギーをどうするかの議論が不可欠で、「発送配」のシステムをどう構築するかの具体的施策も関わってくる、

ではbioenergyにいたる大まかな振り返りができるようになっている。
bio燃料の最新情報は、産業ベースのものも含めて、Jim Lane編集で、毎日メールで届くBiofuels Digestなどが参考になる。購読はhttp://bit.ly/eNtEWz から。私は毎日これだけは読んでいます。twitterでは、http://twitter.com/bdigest をクリック。
マイケル・ムーアが扇動的な映画で取り上げて、それが商業ベースに乗って、日本の劇場で公開されるのを待たなくても、今、自分が動けば、世界と地続きになれるのだというリアリティを後押しする「英語リテラシー」でありたいと思う。寺島先生の一連の活動と存在は偉大だな、とあらためて思う。
自分の今いる場所を問い直す契機となるであろう映画が、

先週末からは渋谷のユーロスペースで上映されています。

授業は、進学クラス高2の一コマのみ。
Jeannette Rankin に関して、Wiki的な「あなたの知りたいことをうまくまとめてありますよ」という味気ない記述を引き写して配布。教科書の記述との対照。加えて、

の紹介。いまのところはまあこんな感じなんだ (inspired by 曽我部恵一)。

床屋に行って、マッサージに行ってリフレッシュ。
以下告知。
「英語教育2.0」主宰のanfieldroadさんの企画、「『英語教育ブログ』みんなで書けば怖くない!」 (http://d.hatena.ne.jp/anfieldroad/20110221)

第1回更新予定日時: 2011年3月1日(火)0:00〜23:59
 できるだけこの間に更新するようにしてください。ただ、多少の前後があってもまったく問題はありません。
第1回テーマ: 「私の英語学習歴」
 本当はもっとみなさんの意見が割れるような刺激的なテーマも考えていたのですが、まずはいろんな方に参加してもらうことを第一に考えて、誰でも書けそうなテーマにさせてもらいました。どんな切り口で書いてもらっても結構ですので、学生時代の学習経験を振り返っての成功・失敗談でも、昔から今までを俯瞰的に綴っても、今がんばっていることを書いても、何かのスキルに特化して書いても、何でもオーケーです。
トラックバック先URL
 http://d.hatena.ne.jp/anfieldroad/20110301/p1 (予定)
備考
・ トラックバックは任意です。ひっそりと書きたい方には強制しませんので、気になさらずに自由に書いて下さい。
・できれば第2回、第3回と定期的にやってみたいと考えていますが、一度参加したからといって毎回書かなければならない、ということはありません。また、反対に今回書かなくても、書いてみたいテーマの時にだけ参加するのもオーケーです。
・何か不明なことや、もっと面白くできそうなアイディアなどがありましたら、コメント欄にお願いします。

「ライティング答案再現プロジェクト」のお知らせ。

再現答案をアーカイブ化する、「ライティング問題再現答案プロジェクト」に協力して頂ける方を募集しています。
これは、受験産業等、web上、商業誌上で示される速報的な大学入試ライティング問題の模範解答の不備を補うべく、「英語教室の教師と生徒による」、「英 語教室の教師と生徒のために」企画された、「英語教室の教師と生徒のもの」、としての再現答案アーカイブの構築を目指すものです。
いわゆる偏差値の高い国立大学の出題の模範解答は大手予備校のサイトなどweb上で見ることが可能ですが、必ずしも英文として自然でなかったり、出題の求 めに充分には応えていなかったりするものも多く見受けられます。母集団の大きな伝統的進学校であれば、先輩たちの指導資料・学習資料が残っていることが多 くとも、新設校や、進学者のそれほど多くない高校の生徒は、「お手本」や「参考」になる英語ライティングの実例をあまりにも知らないばかりか、指導する側 にも経験が不足している場合がままあります。このような状況下で少しでも建設的な、健全な英語学習・英語指導を行うため役立てようというプロジェクトであ ります。
当面は、高等学校や予備校・塾に勤務する英語教師の方にご協力を呼びかけます。大まかな流れは以下のようになります。
• ご自身の受け持つ受験生に、実際に受験したライティング問題の再現答案を書いてもらう。
• 再現答案のうち、合格者の答案を集めて、大学・学部ごとにアーカイブ化する。
• 再現答案アーカイブには氏名・イニシャル・出身校・担当教師などの個人情報に関わる情報は示さない。
• アーカイブは一定の手続きを経て、無料で誰もが閲覧でき、その後の教師による指導や受験生による学習に利用することができるよう保存・管理・公開する。
将来的に、英文としての適否・評価・助言などを加えていくことや、コーパス化して語彙リストやコンコーダンスラインを抽出するなどの発展もできるかとは思 いますが、このアーカイブから、書籍化して商品化、教材化したりなどの「営利」に関することは一切考えておりません。その気になった時に、誰でも無料で使 えるということを主眼としております。
母語話者に限らず、プロの英文ライターの方、日英語双方に堪能な方のご協力が得られればさらに心強いと考えております。

先日、大分県の先生からご協力いただけるという連絡があり、有り難く思っています。いよいよ今週が前期日程です。それぞれの目標に向かって全力を尽くして下さい。
ご協力頂ける方、ご質問のある方、詳しく知りたい方は、左のアンテナの「プロフィール」から、メールでtmrowingまでお問い合わせ下さい。

本日のBGM: まとめを読まないままにして (空気公団)