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新聞もとらないし、『英語教育』や『新英語教育』も店頭で眺めてから購入しているので、私が定期購読している月刊誌というと、『DAYS JAPAN』 (http://www.daysjapan.net/) くらいしかないのだが、そのDAYS JAPANの電子版『DAYS INTERNATIONAL』が3月20日にリリースされる。これには英語版もあり、現代のLIFE誌とも言えるインパクトのある映像情報を世界から、そして世界に届けてくれるものと期待している。詳しくは、http://daysjapanblog.seesaa.net/article/180301031.html をご覧下さい。

自分の実作は進学クラスの試験範囲告知と、普通科2年の再入門講座。
普通科は「語順は意味順」の最終回。
助動詞の番付表との組み合わせや、もう少し複雑な構文まで進みたかったのだけれど、このあたりが現時点での着地点でしょう。<田尻式+田地野式>といった感じでしょうか。「意味順」に関連して日向先生のtweetに返信したら、RTされ、ありがたいことにRTを読んだ亘理先生から、田地野氏の新刊情報がつぶやかれた。twitterって凄いな。上手く使いこなす知性と感性を磨き続けなければ。

放課後は遠征の諸手続。選抜大会の前に心・技・体のメンテナンス。
もう少し早く決まっていたら新幹線も割引だったのだけれど、仕方ないか。

遅めの夕飯を済ませて、『相棒』。前回の脚本は良かったのだが、今回はちょっと「?」。
長年の『相棒』ファンではあるが、劇場版を見ていないとちょっとついて行けないような「におい」を嗅がせている箇所が、なんともいやらしい。いくらファンであってもひいきのひきだおしではダメ。劇場版の客足が伸びていないのかもしれないが、こういう作り方では早晩見限られてしまうだろう。

N.Y.にいるのであろう坂本龍一氏のtweetを眺めて就寝。
日本語版のアカウントには、口ロロ情報や細野さん情報も。音楽だけでなく、エジプト、リビア、NZ、高江、上関などにもしっかりと目を向けている。
私はYMO世代でもあり、細野氏の “Hosono House” を「無人島の一枚」にするくらい好きで、幸宏さんの音楽の狂信的なファンであるけれども、坂本氏の音楽は正直自分の好みではない。でも、この人の音楽を愛する人が世界中にいること、そしてこの人が音楽を中心としてそれ以外にも取り組んでいることの意義は理解・共感できるものである。人と人の繋がり、連なりなんてそんなところから育まれるものだろう。

以下告知。
「英語教育2.0」主宰のanfieldroadさんの企画、「『英語教育ブログ』みんなで書けば怖くない!」 (http://d.hatena.ne.jp/anfieldroad/20110221)

第1回更新予定日時: 2011年3月1日(火)0:00〜23:59

 できるだけこの間に更新するようにしてください。ただ、多少の前後があってもまったく問題はありません。

第1回テーマ: 「私の英語学習歴」

 本当はもっとみなさんの意見が割れるような刺激的なテーマも考えていたのですが、まずはいろんな方に参加してもらうことを第一に考えて、誰でも書けそうなテーマにさせてもらいました。どんな切り口で書いてもらっても結構ですので、学生時代の学習経験を振り返っての成功・失敗談でも、昔から今までを俯瞰的に綴っても、今がんばっていることを書いても、何かのスキルに特化して書いても、何でもオーケーです。

トラックバック先URL

 http://d.hatena.ne.jp/anfieldroad/20110301/p1 (予定)

備考

・ トラックバックは任意です。ひっそりと書きたい方には強制しませんので、気になさらずに自由に書いて下さい。

・できれば第2回、第3回と定期的にやってみたいと考えていますが、一度参加したからといって毎回書かなければならない、ということはありません。また、反対に今回書かなくても、書いてみたいテーマの時にだけ参加するのもオーケーです。

・何か不明なことや、もっと面白くできそうなアイディアなどがありましたら、コメント欄にお願いします。

そして、私の呼びかける「ライティング答案再現プロジェクト」のお知らせ。

再現答案をアーカイブ化する、「ライティング問題再現答案プロジェクト」に協力して頂ける方を募集しています。

これは、受験産業等、web上、商業誌上で示される速報的な大学入試ライティング問題の模範解答の不備を補うべく、「英語教室の教師と生徒による」、「英 語教室の教師と生徒のために」企画された、「英語教室の教師と生徒のもの」、としての再現答案アーカイブの構築を目指すものです。

いわゆる偏差値の高い国立大学の出題の模範解答は大手予備校のサイトなどweb上で見ることが可能ですが、必ずしも英文として自然でなかったり、出題の求 めに充分には応えていなかったりするものも多く見受けられます。母集団の大きな伝統的進学校であれば、先輩たちの指導資料・学習資料が残っていることが多 くとも、新設校や、進学者のそれほど多くない高校の生徒は、「お手本」や「参考」になる英語ライティングの実例をあまりにも知らないばかりか、指導する側 にも経験が不足している場合がままあります。このような状況下で少しでも建設的な、健全な英語学習・英語指導を行うため役立てようというプロジェクトであ ります。

当面は、高等学校や予備校・塾に勤務する英語教師の方にご協力を呼びかけます。大まかな流れは以下のようになります。

• ご自身の受け持つ受験生に、実際に受験したライティング問題の再現答案を書いてもらう。

• 再現答案のうち、合格者の答案を集めて、大学・学部ごとにアーカイブ化する。

• 再現答案アーカイブには氏名・イニシャル・出身校・担当教師などの個人情報に関わる情報は示さない。

• アーカイブは一定の手続きを経て、無料で誰もが閲覧でき、その後の教師による指導や受験生による学習に利用することができるよう保存・管理・公開する。

将来的に、英文としての適否・評価・助言などを加えていくことや、コーパス化して語彙リストやコンコーダンスラインを抽出するなどの発展もできるかとは思 いますが、このアーカイブから、書籍化して商品化、教材化したりなどの「営利」に関することは一切考えておりません。その気になった時に、誰でも無料で使 えるということを主眼としております。

母語話者に限らず、プロの英文ライターの方、日英語双方に堪能な方のご協力が得られればさらに心強いと考えております。

ご協力頂ける方、ご質問のある方、詳しく知りたい方は、左のアンテナの「プロフィール」から、メールでtmrowingまでお問い合わせ下さい。

本日のBGM: 日本の人 (サケロックオールスターズ + 寺尾紗穂)