愚者なりに考えました

エルゴと陸トレを午前中で終え、車検を無事に済ませて本業の道具を積み直し。
お隣さんから大漁の鯵のお裾分けをいただき、刺身と手巻き鮨でいただく。酢飯の酢の変わりに、こちらもいただきものの柚酢を使ってみた。山葵醤だけでなく、紫蘇の大蒜漬けの薬味も試してみたが、これがなかなかに美味。納豆巻きの納豆も大豆がちゃんとしていて満足。充実の食卓。
明けて、本日は久しぶりに本業も正業も休み。
朝起きたら霜が降りていた。
娘と散歩。
朝食後に家の掃除。
1歳3ヵ月の「息子」と一緒に掃除機をかける。
午前中は祝島のひじきを小分けにして袋詰め。
週末のチャリティーカフェの準備をする妻の手伝い。
家の前の公園の桜は三部咲きといったところ。
午後は、一家総出で妻の知人の農園へ。
人参の間引きと雑草取りをお手伝い。
私以外の大人は3人とも畑仕事の経験者なので、日本語で話しているのに、私だけまったく会話について行けない。こちらの農園でも、今回の震災を受けて、福島県などから最大で10名の方を引き受けていたとのことだが、作業中は畑仕事の話のみで楽しく終わった。
帰りに間引いた葉付きの人参を分けてもらう。
洗っただけで生のまま、試食。美味しい。
帰り道でお酒を仕入れて帰宅。

以下、告知。
慶應義塾大学英語教育/言語教育シンポジウム

慶應義塾大学英語教育/言語教育シンポジウム
2011年9月10日 (土) 慶應義塾大学日吉キャンパスにて
テーマ: 学習英文法
演者:
江利川春雄(和歌山大学)
大津由紀雄(慶應義塾大学)
斎藤兆史(東京大学)
田地野彰(京都大学)
鳥飼玖美子(立教大学)
討論者:
久保野雅史(神奈川大学)
松井孝志(山口県鴻城高等学校)
討論参加型司会者:
柳瀬陽介(広島大学)
(所属は2011年3月現在)
他、交渉中の方もおりますので、詳しくは、大津研ブログをご覧下さい。http://oyukio.blogspot.com/

続いて、昨年度から始まったプロジェクト。
大学入試ライティング答案再現プロジェクトご協力のお願い

再現答案をアーカイブ化する、「ライティング問題再現答案プロジェクト」に協力して頂ける方を募集しています。
これは、受験産業等、web上、商業誌上で示される速報的な大学入試ライティング問題の模範解答の不備を補うべく、「英語教室の教師と生徒に よる」、「英 語教室の教師と生徒のために」企画された、「英語教室の教師と生徒のもの」、としての再現答案アーカイブの構築を目指すものです。
いわゆる偏差値の高い国立大学の出題の模範解答は大手予備校のサイトなどweb上で見ることが可能ですが、必ずしも英文として自然でなかった り、出題の求 めに充分には応えていなかったりするものも多く見受けられます。母集団の大きな伝統的進学校であれば、先輩たちの指導資料・学習資料が残っていることが多 くとも、新設校や、進学者のそれほど多くない高校の生徒は、「お手本」や「参考」になる英語ライティングの実例をあまりにも知らないばかりか、指導する側 にも経験が不足している場合がままあります。このような状況下で少しでも建設的な、健全な英語学習・英語指導を行うため役立てようというプロジェクトであ ります。
当面は、高等学校や予備校・塾に勤務する英語教師の方にご協力を呼びかけます。大まかな流れは以下のようになります。
• ご自身の受け持つ受験生に、実際に受験したライティング問題の再現答案を書いてもらう。
• 再現答案のうち、合格者の答案を集めて、大学・学部ごとにアーカイブ化する。
• 再現答案アーカイブには氏名・イニシャル・出身校・担当教師などの個人情報に関わる情報は示さない。
• アーカイブは一定の手続きを経て、無料で誰もが閲覧でき、その後の教師による指導や受験生による学習に利用することができるよう保存・管理・公開する。
将来的に、英文としての適否・評価・助言などを加えていくことや、コーパス化して語彙リストやコンコーダンスラインを抽出するなどの発展もで きるかとは思 いますが、このアーカイブから、書籍化して商品化、教材化したりなどの「営利」に関することは一切考えておりません。その気になった時に、誰でも無料で使 えるということを主眼としております。
母語話者に限らず、プロの英文ライターの方、日英語双方に堪能な方のご協力が得られればさらに心強いと考えております。
ご協力頂ける方、ご質問のある方、詳しく知りたい方は、左のアンテナの「プロフィール」から、メールでtmrowingまでお問い合わせ下さい。

次もライティング関連。
「ライティング指導・評価の参考となる書籍リスト」改訂作業への協力をお願いします

2001年にELEC同友会の研究大会で配布した小冊子『ライティング指導、この50冊』 を、発行から10年経過したところで改訂したいと考えております。この10年で数多の書籍が出版され、様々な実践や研究が世に問われたことと思いますが、 高等学校に限ってみても、指導要領の改訂に伴い、「ライティング」に特化した科目はなくなり、指導技術が継承されたり、広まることなしに、現場に混乱が生 まれはしないか、不安な要素も多々あります。
そこで、これまでのライティング指導・評価で手ごたえを感じていらっしゃる諸先輩のお知恵を借りようという次第です。
10年前の冊子は、私が読みためてきた50冊を紹介したものでしたが、今回は全国のライティングの教師の眼鏡にかなったものを集めてみたいと思います。宜しくお願い致します。
ダウンロード可能なpdf版 (resource_writing.pdf 直) をご参考の上、みなさんにとっての「この1冊」をお知らせ下さい。改訂の暁には、研究大会や分科会などで一般に公開すると共に、ご協力頂いた皆さんには、冊子 (またはpdf版) をお送り致します。
ご協力頂ける方、ご質問のある方、詳しく知りたい方は、左のアンテナの「プロフィール」から、メールでtmrowingまでお問い合わせ下さい。

おかじゅんが音頭を取って、ELEC同友会の語彙指導研究部会で東日本大震災への義援金を集め寄付したとのこと。いつものことながらの行動力に敬服。
私自身は、第4回となる「山口県英語教育フォーラム」をなんとか今年の早い時期に開催して、善意を形にしてみたいと考えている。参加費、会費、資料代ということではなく、被災地、被災者への支援ということで義援金を募ることが出来ないか、新年度早々、過去3回の協賛、後援の方々と話を詰めていきたいと思う。
プロゴルファーの石川遼選手のように獲得賞金の全てを寄付したり、歌手の杉良太郎のように私財を投じてという大がかりなことはできないけれども、とにかく長期戦になるのだろうから、今年度以降、私が共著者として執筆した、『パラグラフ・ライティング指導入門』 (大修館書店) の私個人の分の印税にあたる金額を寄付しようと思う。どの程度売れるかはわからないけれども、英語教育にも少しは貢献でき、微々たるものではあるが被災地・被災者に役立ててもらえれば幸いである。

パラグラフ・ライティング指導入門―中高での効果的なライティング指導のために (英語教育21世紀叢書 17)

パラグラフ・ライティング指導入門―中高での効果的なライティング指導のために (英語教育21世紀叢書 17)

本日のBGM: What The World Needs Now (Jackie DeShannon)