「途中のサテライトで少しお休み」

土曜日は本業。
成年チームは変則スケジュールながら県の強化合宿で未明から遠征へ。実り多きことを祈ります。
私は自チームの選手を連れて地元の湖へ。午前中1モーションのみ。揚艇後、まさかの霙。タイミングよく揚げて正解でした。
この日のメニューは、ブレーキ付き高強度UT。アップの1周もブレーキ付きの4kmに加えて、メインメニュー10km。ターンは水分補給分のみの休息。途中出力や加速が鈍りがちなところでカタマランから声をかけて片道に1回程度スプリントを10本ないし15本。ブレーキを取り2kmをSR22で最速。ダウンをone by oneで2km。合計約18km。揚艇後にジョグを長めに入れ、猫とライオンを中心にストレッチ。
日曜日は、エルゴ。
30分+15分+15分。DPSですね。
明日は午前中の進学クラスの課外授業が終わってから、新入部予定者とともに湖へ行く予定。

せっかく山口にきたのだからと、新たな家族を連れ久々の8人乗りで秋吉台まで。チャイルドシート大活躍。私も、まだ緑のほとんどない時期には初めて見たので、別な星にいるかのような感覚にとらわれた。
私の娘は初秋吉台なので大はしゃぎ。子ども達は全速力で散策コースを走っていました。泣き声はまだまだ赤ん坊なのに、靴を履いて歩けるようになった子は、日に日にスピードが上がっていきます。ふと、自分の母校の高校校歌の一節を思い出しました。

夕方からUstreamの Real Jukugi なるミーティングを覗く。「自己表現」関連でちょっとだけ参加。若い世代の問題意識と行動力に敬服しました。録画もされていたようなので、探してみて下さい。私個人の「自己表現」に関わるスタンスは、過去ログで (→http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20050224)

以下、告知です。
昨年の「英文解釈」に続いて、今年は「学習英文法」がテーマとのこと。私も「討論者 (コメンテータ)」として参加することになりました。
慶應義塾大学英語教育/言語教育シンポジウム

慶應義塾大学英語教育/言語教育シンポジウム
2011年9月10日 (土) 慶應義塾大学日吉キャンパスにて
テーマ: 学習英文法
演者:
江利川春雄(和歌山大学)
大津由紀雄(慶應義塾大学)
斎藤兆史(東京大学)
田地野彰(京都大学)
鳥飼玖美子(立教大学)

討論者:
久保野雅史(神奈川大学)
松井孝志(山口県鴻城高等学校)

討論参加型司会者:
柳瀬陽介(広島大学)
(所属は2011年3月現在)
他、交渉中の方もおりますので、詳しくは、大津研ブログをご覧下さい。http://oyukio.blogspot.com/

続いて、昨年度から始まったプロジェクト。
大学入試ライティング答案再現プロジェクトご協力のお願い

再現答案をアーカイブ化する、「ライティング問題再現答案プロジェクト」に協力して頂ける方を募集しています。
これは、受験産業等、web上、商業誌上で示される速報的な大学入試ライティング問題の模範解答の不備を補うべく、「英語教室の教師と生徒に よる」、「英 語教室の教師と生徒のために」企画された、「英語教室の教師と生徒のもの」、としての再現答案アーカイブの構築を目指すものです。
いわゆる偏差値の高い国立大学の出題の模範解答は大手予備校のサイトなどweb上で見ることが可能ですが、必ずしも英文として自然でなかった り、出題の求 めに充分には応えていなかったりするものも多く見受けられます。母集団の大きな伝統的進学校であれば、先輩たちの指導資料・学習資料が残っていることが多 くとも、新設校や、進学者のそれほど多くない高校の生徒は、「お手本」や「参考」になる英語ライティングの実例をあまりにも知らないばかりか、指導する側 にも経験が不足している場合がままあります。このような状況下で少しでも建設的な、健全な英語学習・英語指導を行うため役立てようというプロジェクトであ ります。
当面は、高等学校や予備校・塾に勤務する英語教師の方にご協力を呼びかけます。大まかな流れは以下のようになります。
• ご自身の受け持つ受験生に、実際に受験したライティング問題の再現答案を書いてもらう。
• 再現答案のうち、合格者の答案を集めて、大学・学部ごとにアーカイブ化する。
• 再現答案アーカイブには氏名・イニシャル・出身校・担当教師などの個人情報に関わる情報は示さない。
• アーカイブは一定の手続きを経て、無料で誰もが閲覧でき、その後の教師による指導や受験生による学習に利用することができるよう保存・管理・公開する。
将来的に、英文としての適否・評価・助言などを加えていくことや、コーパス化して語彙リストやコンコーダンスラインを抽出するなどの発展もで きるかとは思 いますが、このアーカイブから、書籍化して商品化、教材化したりなどの「営利」に関することは一切考えておりません。その気になった時に、誰でも無料で使 えるということを主眼としております。
母語話者に限らず、プロの英文ライターの方、日英語双方に堪能な方のご協力が得られればさらに心強いと考えております。
ご協力頂ける方、ご質問のある方、詳しく知りたい方は、左のアンテナの「プロフィール」から、メールでtmrowingまでお問い合わせ下さい。

次もライティング関連。
「ライティング指導・評価の参考となる書籍リスト」改訂作業への協力をお願いします

2001年にELEC同友会の研究大会で配布した小冊子『ライティング指導、この50冊』 を、発行から10年経過したところで改訂したいと考えております。この10年で数多の書籍が出版され、様々な実践や研究が世に問われたことと思いますが、 高等学校に限ってみても、指導要領の改訂に伴い、「ライティング」に特化した科目はなくなり、指導技術が継承されたり、広まることなしに、現場に混乱が生 まれはしないか、不安な要素も多々あります。
そこで、これまでのライティング指導・評価で手ごたえを感じていらっしゃる諸先輩のお知恵を借りようという次第です。
10年前の冊子は、私が読みためてきた50冊を紹介したものでしたが、今回は全国のライティングの教師の眼鏡にかなったものを集めてみたいと思います。宜しくお願い致します。
ダウンロード可能なpdf版 (resource_writing.pdf 直) をご参考の上、みなさんにとっての「この1冊」をお知らせ下さい。改訂の暁には、研究大会や分科会などで一般に公開すると共に、ご協力頂いた皆さんには、冊子 (またはpdf版) をお送り致します。
ご協力頂ける方、ご質問のある方、詳しく知りたい方は、左のアンテナの「プロフィール」から、メールでtmrowingまでお問い合わせ下さい。

本日のBGM: 愛の惑星 (綿内克幸 from "Watauchi Unplugged")