just another day in our lives

tmrowing2010-10-11

ようやく日の差した日曜日の午前中のみ乗艇練習をして、本業もテスト休み。現状は「すごろく理論」を地でいくような展開です。
自宅で中間テストの作問を一つ終え、一息。定期試験では毎回、普通科1種類、進学クラスで5種類の計6種類のテストを作ります。オーラルではオリジナルのスクリプトで書き下ろしの時もあるので、結構大変です。まあ、どの高校も自分の目の前の生徒に合わせて試験を作成する大変さは同じでしょう。「ライティング」で、お題に沿って書いてもらうテストだけで評価ができれば楽なのですが、その段階まで早く育てないとね。

妻のトマトパスタがこのところ急激に腕を上げているので連続で食す。いやあ、美味いです。
男前の競演ドラマで、キャシャーンの死を見届けて就寝。

明けて今日は結婚記念日。
いつも何もしてあげられていないので、妻が友人と一緒に作っている田んぼへ稲刈りの手伝いに行ってきました。場所的には、本業で行く湖にほど近いエリアでした。
私はこだわりは強い方ですが、本業と正業以外には余り取り柄のない人間なので、足手纏いにならないよう、田んぼの区画の縁から刈り取って行きました。鎌は、初心者用に鋸鎌を貸してもらい、まとまったところで藁で結んで、稲架掛け (はさかけ) に干すところまで。娘は田んぼが大好きなようで、大はしゃぎ。
昼の休憩時に、妻の友人が歓声を上げたので、何事か?と皆で近寄ると、10cmほどの藁のボールの中からなにやら小さな動物が!その藁のボールは

  • かやねずみ

の巣だったのでした。稲の茎に巣を作っていたものが、稲刈りで落ちてしまったのでしょう。北海道生まれの私にとって、かやねずみは初遭遇です。体長3cmほどでしょうか。まだ目はよく見えない様子でしたが、四肢はしっかりしていました。娘も興味津々。田んぼの中は結局稲を刈ってしまうので、畦の脇の台に乗せて保護 (?) してみました。親ねずみが見つけてくれることを願います。

帰宅して、某局で、高校生の合唱大会。Kajiwaraで買っておいた「ふわふわフロマージュ」をいただきながら鑑賞。私はストレートのコーヒーで、妻は紅茶で。高校の部の課題曲、作詞は大御所も大御所、谷川俊太郎。自由曲の作詞に誰を選んでぶつけるかが演出の妙だと思ってみていたのだが、印象に残ったのは、宮城の代表の木島始、千葉の代表の大岡信くらい。東京代表の立原道造は優等生っぽくてなんだかなぁ、と思っていたら銅賞。上述の2校は選外で残念。

たいしたことはできませんでしたが、久々に、長い時間、妻と過ごせました。
滅多にないオフなので、身の回りの小物の整理も。
メガネの掃除とメンテ。
先月の国体の事前合宿時にようやく機会が訪れ、オプティシャンロイドに行ってメガネの修理と調整をしてきたので、自分の顔に戻った感じ (冒頭の写真のもの)。まだビームスの2階で、ひっそりというかこじんまり店を構えていた頃 (まだ、ただの「ロイド」でした) にここでメガネを作った時は、まだ私もボストン型のセルフレームを掛けていました。その後、上野の白山眼鏡店でしばらくお世話になり、京都の眼鏡研究社製の一山の魅力にはまり、今に至ります。最近はオーバルが多いですね。ついでに、その他のメガネたちも調整。広尾にある学校に勤めていた当時に、恵比寿のGOMで作った一山も、鼻盛りが少し剥げてきたので、修理が必要でした。レンズの度も老眼を考えに入れる必要が出てきたでしょうか。
最近出番のなくなっていた万年筆もケースから出して磨いておきました。
Watermanのリエゾン。エボナイトの黒は太字、オレンジは中字です。エボナイトは握った感触は好きなのですが、直射日光に弱いので、このところはずっとペリカーノジュニアのお世話になっています。

日が暮れてからは、作問の続きを少しだけ。
気になっていた言葉を探して、少し英語を読む。
山口県英語教育フォーラム各講師の先生方から送られた講演資料に目を通して、あらためて、この方たちにお願いしてよかったと思う。

本日のBGM: 10 (大江千里)

上からレノア製のクラシック、眼鏡研究社製の一山 (サンプラチナで冠婚葬祭用)、GOMオリジナルの一山、オプティシャンロイド製の一山 (今日のエントリー冒頭の写真にある長手モダン・ストレートテンプルのものと同じフレーム)

ウォーターマン、リエゾン・エボナイト。ペンケースは一応フェリージです。