the keys to unlock

不在期間の補充分を含むテスト前1週間の授業。だいたい7時間授業のうち5コマ入ることになります。季節の変わり目で体調を崩している者もチラホラ、教室に空席ができています。
高1オーラルは「今月の歌」。前回の “Home Again” に続いて、Carole Kingです。
高2は『やれでき』で準動詞の肝。「時制が決まればとじかっこ」と「番付表」、そして「あしあと」の威力・真価が問われる時でもあります。
普通科の方は、「動詞+名詞」のコロケーション。多義的な動詞の整理で日英比較。音読とペアでの日→英サイトラもどき。もどきで充分です。
高3は、自習課題としてあった『英作診断テスト』の解説。英語学習そのものの肝とでも言えるでしょうか。単文の和文英訳が100題。それぞれに関連した補充の例文を用いての解説です。今回の「英作診断テスト」の雛型は前任校でのライティング授業で文法語法の個人カルテ作成と暗唱のために1学期に行っていたもの (過去ログでは、こちらのコメント欄を参照されたし→ http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20071019) ですが、現任校での実施に先立って、私が普段お世話になっている全国多くの先生方に見て頂き、フィードバックを得て大幅に改善されたと思います。とりあえず、解答解説のハンドアウトのファイルを公開しますがパスワードを掛けて保護してありますので、自分の学校で使用してみようという方は、私宛のメールでパスワードをお求め下さい。毎回パスワードの入力が求められますが、堪忍を。(英作診断テスト2010.pdf 直)

昼に、Haleoが届いたので、陸上部と野球部の監督とサプリメント談義。

7限を終え、放課後は本業。エルゴと体幹。
2週間のブランクで出力そのものが大幅に落ちている者、体幹のブレが大きい者など、課題を指摘。
乗艇は出来ずとも、エルゴはできたはずなので、自分で自分を律することができないと伸びないどころか維持すらできないことに気が付き、自分の行動に繋げることのできる選手をどう育てるか、思案のしどころです。身体の使い方で、出力を上げよう、ロスなく力を伝えようとして、身体の部分部分をロックすると結局はスピードも上がらず、繰り返しに堪えられないことが多いように思います。「伊勢エビのひげ」、という譬えも使って、「骨盤から腕が生えている」ことを説いています。

  • しなやかに、長く強く加速して、最後はキュッと極める。

という感じでしょうか。いわゆる「取説」とか「マニュアル」ではないのですね。「漕法」とか「フォーム」を気にして出力が落ちては何にもならないので、まずは大きな力を発揮できる身体の使い方を身につけること。そのためには、身体の各部分をロックせず、連動させながら、深く畳んだところで信号を出し続けなければなりません。お手本として漕いで見せましたが、こういうときの私自身のデモはアップをほとんどせずにやってみせることになるので、最近ちょっと身体が心配になってきました。いま、既に物凄い筋肉痛です。
明日の朝は、立腰指導。スポーツを指導する者にとって、とても勉強になる話しです。今年の新たな「気づき」に期待します。

本日のBGM: パワーを持て人びとよ (下村誠)