如意如雲

「国際的に活躍するジャーナリスト」なる人のサイトを覗いたら、世界の著名人と並んで写った写真の展覧会状態。芸能人のサイン入り色紙を飾り立てている料理店みたいな感じがして萎えた。「自分の言葉を自慢するのはちょっと…」、という良識と、インタビューした相手から自分が引き出した珠玉の言葉が満ちあふれているような見せ方の工夫とは相反するものではないだろう。私のように感じる人は少数派だろうが、こういう理由・要因で、その人自身の言説を正しく評価される機会を逸するのはもったいないと思う。自戒したい。

朝から雨模様。
自分の担当クラスは全て試験前の授業範囲終了。
進学クラス高2は、自習。
高3は、「英作診断テスト」の解説終了。高3だけ、来週頭に2コマあるけど、そこはいわゆる「受験対策としての長文読解問題過去問精選教材」の素材文を用いた音読大会の予定。
普通科は、「動詞+名詞」の結びつき。ペアでの対面リピート、ペアでの日→英「サイトラ」を経て、調理法に関わる動詞の辞書引き作業で仕上げ。

  • stew the beef for a long time over a low flame

あたりまでくると、名詞句と副詞句がしっかりと整理できていないといけないので、相当上級編ですわね。「かたまり」を作って、それを「きちんと」並べることを、文の空所を補充する作業よりも重視する理を説く。「動詞+名詞」の結びつきが主眼とはいえ、結局「名詞句の限定表現」で冠詞や数の理解・定着が肝なので、やはり「名詞は四角化で視覚化」。辞書を引いて、今日新たに提示した、

  • 鶏を (オーブンで) 焼く roast a chicken

  • 鶏肉を唐揚げにする deep-fry chicken

の対比でイメージ、実感を持たせる。その後、すでにワークシートで学習済みの、

  • タマゴをゆでる boil eggs

  • ベーコンを炒める fry bacon

の対比に戻り確認。
「♪いまんとこはまあこんなかんじなんだ♪」のSDS状態。
昼にはグランドは一面水たまりに。
放課後は本業で体育館。
テスト前なので軽めのエルゴ。ストレッチとPNF。
帰宅してテスト作成の合間にサッカー観戦。左サイドには香川を起用。松井の出番はなかったので残念。
昨日某所でつぶやいたのだが、「山口県英語教育フォーラム」に関して雑言。

  • 今回も参加費は無料にしています。研修会などを企画運営すると分かることですが、今回の会場費を例にとると、午前・午後通しで5万円程度ですから、参加者がもし100人も来てくれると仮定すれば、一人500円ずつ「資料代」などとして払ってくれれば場所代の心配をする必要はなくなります。参加費で数千円も取るような研修会というのは、講師の交通費・宿泊費などの謝金に充当されるケースが多いかと思われます。この「フォーラム」では、その会場費や謝金も含めて、「協賛」をお願いしているわけです。
  • 運営に必要な費用の負担を「参加費」として草の根的に参加者で分担せず、「協賛」というシステムをとっているのは、英語教育に本当に社会的価値があるのであれば、(英語) 教育界はもちろんのこと、それ以外の「世界」からの支援も取り付けることができるはず、という思いがあるからです。このフォーラム、今はまだまだ生まれたばかりの赤ん坊ですが、目標はそっちの方向にあるわけです。
  • 将来的には、語学系の出版社ではなく地元スーパーのアルクとかマリン、カレーのココイチとかホームセンターのナフコが協賛についたりして、自分の勤務校の他教科の同僚や生徒の保護者が覗きに来て、お役人とか、県議・市議が教育の動向を窺いにくるような「フォーラム」へと発展すればいいなぁと思っています。実際、過去のフォーラムでは、現任校の他教科の先生が見に来てくれたり、今回は、英語の教師ではない一般の方も申し込まれています。いろんな人がたくさん集まって、紋切り型を突き抜けた「…なんです。」という想い、理念の摺り合わせ、共有が生まれてくれれば幸いです。

夕飯は、障泥烏賊の一夜干しとピーマンの炒め物、ホルモン焼き、季節の野菜鍋。一日早いけど70周年前祝いで請福でいただきました。

本日のBGM: Happiness (伊藤ゴロー)