”in our minds so be it”

朝から本業。日本代表候補選考トライアルの観察(声を出して応援とかはできないので…)。風が強く、寒空の下長時間過ごすのはなかなかに辛いものです。午前の部はパフォーマンスは悪くはなかったものの、やや不満の残る出来。午後はアテネ五輪代表と一緒の組でinspireされたようで、進化を感じさせるに充分なパフォーマンスでした。あと土曜日にもう一回トライアル。なんとか3月まで残って欲しい。土曜日は私も計測で参加するかも。
夕方はFTC。なんとか終了!センター入試直後、高校入試直前の忙しい中、30人ほど参加してくれていたでしょうか。多謝。最近のELEC同友会や、協議会、語研、英授研などで発表する「ある程度できあがった」実践というよりは、そこに至る紆余曲折の「曲がり始め」あたりを提供したつもりです。前日までにいただいた”20 Questions”の全てにはお答えできませんでしたが、学習者として、新米教師としてどのように英語に関わっていたのかはお話しできたと思います。前半で学習者・学生として、後半で教師になってからの話でしたが、かつての勤務校の先生や現在の同僚の方は、「いやぁ、そういう実践は素晴らしいと思うけど、周りの者はその後結構大変なんだよ…」などという感想をお持ちだと思います。ごもっとも、ごもっとも。主宰のU先生からは、「生徒が指導過程に不安や不満を感じたりするのを知ってなおかつ、妥協を許さないというか指導の軸がぶれない」というまとめのコメントをいただきましたが、自信があるからぶれないのではなく、生徒や教室の持つ力を信じているからぶれないのだと思います。チープな人間ドラマを語りたくはありませんが、授業のリアリティって楽しいことだけじゃないですから、教壇・黒板の前にいるこちらも辛いことは多いのです。FTCのよいところは、教師としての原点や足跡を振り返らせてくれるところでもあります。こちらの心が折れそうなときも多々あります。でもそんな時、この若いメンバーに話し、話を聞き「心にキネシオテープを巻いて」次の日からの授業を乗り切っていたりもするわけです。参加した方々から頂くコメントをもとに更なる精進に繋げていきたいと思うので、メールで、または下のコメント欄にご意見をお寄せ下さい。
終了後場所を移して懇親会。少し前に過ぎた私の誕生日も無理矢理祝ってもらう。ELEC同友会で一緒のメンバーとFTCでじっくり話が出来たりして不思議な感じ。8,9年くらい前の生徒から、最近の生徒まで、自分のもとに預けていってもらった4,5冊の「表現ノート」を回覧してもらった。FTCのコアメンバーで一部、「表現ノート教師版」を作ろう、という話が盛り上がったようで、「早速、ノートを買いに行こう!」となった模様。教師がやるとどのようなモノができあがるのか見てみたい。
今回は、本や雑誌、テストの実物を持っていって回覧してもらったので、いつもとは違い、帰りも鞄が重たいままでかなり疲れました。
昨日は昨日で、某社編集企画会議で遅くなったので、今日はその日のうちに帰宅。日付が変わろうかという時にU先生からメールが。深謝。そのメールにこんな言葉があったのでご紹介して、本日はおしまいにしとうございます。

  • We must view young people not as empty bottles to be filled, but as candles to be lit.

本日のBGM: おなじ話(ハンバート ハンバート)