中間テスト直前 

高3ライティング、中間テスト、難産の末完成!詳しくはテスト後に。
今日は、「ことわざ」課題提出のあと、descriptive passageの仕上げで、日本的事物の説明・定義文の部分ディクテーションと音読。
「落語」、「柔道」、「血液型占い」の説明の文(それぞれ、『英語で話す日本』(講談社インターナショナル)を元に作成)から複数の語句を空所にして、その部分を書き取らせる課題。

  1. 文章全てを聞いてから、空所を書き取り
  2. 段落ごとに、聞き終わってから書き取り
  3. センテンスごとに、リピートしてから書き取り

などバリエーションをつけて取り組ませ、「落語」は、read and look upでセンテンスとチャンクを確認したあとで、flip and write(例の裏面に書くヤツですね)をやりました。
テストまで授業はあと一回。次回は、「ことわざ」課題の構成で、全体に関わる留意点のフィードバックをしてテストに向けての最後の仕上げになるかな。Narrative passage , descriptive passage, and persuasive passageの関連性とシラバスでのねらいについて、簡単に触れて中間以降への橋渡し。生徒もここにきてやっと、全体像が見えてきたと思われる。「そういうことだったのか」と今気が付けば、まだキャッチアップできるので、『頑張っていきまっしょい!』。
高2は10月の歌をクラスで歌って、自習にしていたAnita De Frantzの卒業式スピーチのReading Comprehension Questionsをグループワークで。高2レベルで速読できるような文章ではないので、12個の質問を個人で3−4問分担当していたわけだが、今日は、それぞれのグループから、1問1名代表を出して、その担当同士の協議で、本文での該当箇所(部分か全体かも含め)の確定とAnswer in English.を済ませた後、自分のグループに返ってレポーティング。1ラウンドで、4問できるので、合計3ラウンド。だいたい30分強がこの作業で費やされて、その後はペアで、Q&Aの読みあわせ。実際にQ&Aの形でやってみると、答えのずれている所とか、不十分な所が浮かび上がってくるので、そこを週明けに確認すると指示して終了。今日の私がしたことといえば、時間の計測と本文の音読だけ。1学期に比べてテスト範囲についてとか、出題形式についてとかを気にする生徒が少なくなったのはいいことかな。諦めているのかも知れないけれど…。
『英語教育』(大修館書店)の11月号のForumの欄に、先月のライティング特集号に対する拙稿が掲載された。このブログでもだいたい書いた内容なので、あらためて論争をする気はないが、もしご意見、ご異論などがあれば、プロフィールページからメールでどうぞ。
今日の言葉: 翻訳とは まさに言葉の根強さへの信頼そのものだ (木島始『植えかえ仕事』より)