追いつけ追い越せ

中間テストにもいよいよ追いつめられてきた感じ。いっそのこと、このまま追い越していってくれないだろうか…。
高2はコンピュータ室を使って、昨日の和文英訳のチェックから。
「インターネットに接続し、BNCのデモとグーグルを使って、用例検索をして、より自然な語彙選択、コロケーション選択を工夫しましょう」というのを試しにやってみた。前回まではグループワークだったので、今日は、個人が主役。各グループ、5台のコンピュータでそれぞれ個別の作業。1番担当は1番の英文を吟味する、という流れである。操作に不慣れな者もいて、すったもんだの末、以下のような英文が出てくることになった。
1. 一つ一つの文は短いけどしっかり言葉一つ一つに意味が込められている。
→ Each of the sentences is short, but every word has a profound meaning behind it.
※形容詞のprofound、前置詞のbehindを的確に使って文が少し引き締まった感じ。
2. 聴いているとたくさんの想像ができる曲だと思った。聴いた人それぞれの感じ方が違う曲だと思った。
→ We can imagine a lot when we listen to this song. Each listener may have different impressions.
※ 第二文は、each に対応して、impressionsがいいのか、an impressionがいいのかを検証して欲しかったが、トライアルの一回目なのでよしとしましょう。
今まで、このような使い方をしたことがなかった者が多く、「715例ってのは多いんですか?」「日本語のサイトがすぐに出て来ちゃう!」と大騒ぎでした。片方のクラスは、印刷に手間取り、Dylan Thomasのグループ課題の方は宿題に。今週の金曜日に再度、グループ課題の清書があるので、その時にもまた頑張ってもらいましょう。
高3ライティングは、遅れているクラスのリライトと、「ことわざ」導入。手順は基本的に同じなのだが、モデル文のペア音読では相変わらず要領を得ない者が散見。特に頭出しチャンクの、

  • The moral lesson (that) this proverb teaches us is that S+V.

などの表現では、isまでを一気に読み切ることができるかが鍵となるのだが、なかなか関係詞の用法まで戻って詳述している時間はないので、

  • We learn from this proverb that
  • The lesson we learn from this proverb is that

などの類例との比較で理解を図る。idea generationと語彙の下調べを宿題にして、木曜日の授業では同じことわざを選んだ者同士の情報交換から、ドラフトへ。となると、こっちのクラスは木曜日の授業で書いたドラフトを、金曜日の3限にフィードバックを与えて返すことになるのだ。むーん。また寝られない日々が…。
午後の打ち合わせを無事済ませて帰宅。夕飯後少し仮眠を取ってからテスト作りの予定。

ちゃんと原稿も仕上げて、テストも作りますから少し眠らせてください…。