洒落者は伊太利亜を目指す?

土曜日のTOEFL講座が終了。最終日は、TOEFL-ITP受験。約120分の試験監督を一人でやっているのでトイレに行けないのはちょっとつらい。この人数だったら、1教室に集めて、監督も分担する方が良いだろう。
夏のTOEFL講座は、初日がcomputer basedの模擬試験ということなので、操作など受講者の慣れ・不慣れが大きくものを言いそうで心配。
さて、TOEFLの2003-2004 test data summaryから気になる情報を示しておく。

受験者数 S/W TOTALの平均
Italia 10,119 19 22 24 217
Egypt 3,456 22 22 22 222

ちなみにイタリアもエジプトも人口は6000万人弱。このデータだけで判る英語力のプロファイルから判断するとすれば、日本人のTOEFLスコアを上げるヒントが見つかりそうな国はどちらだろうか?
Egyptのようなプロファイルを示す国はいたるところにあり、それこそ230点レベル、250点レベルとお手本を作ることはたやすい。しかしながら、先進諸国で、人口が数千万人を超える国でイタリアのようなプロファイルを示す国は皆無である。イタリアの学校教育では従来フランス語を外国語教育に位置づけていたようだが、近年では英語をより重視するようになってきている。公立学校のクラスサイズは28人と聞く。リスニングが日本とほとんど変わらないのに、なぜトータルでこれだけの差がついているのか?文科省の方、教育委員会の方、中教審の方、教科書作成者の方々、ご存知の情報をお寄せ下さい。
I.T.A.L.Y.