教員採用試験受験報告第1弾

二日間に渡り採用試験の二次試験を受けてきた。
いきなりミスをやってしまいました。冷や汗が引いたのもつかの間、教室に冷房はなくみるみる汗だくになるので参った。
1日目。まずは英語筆答試験。
解答用紙がB4で4枚です。
選択問題10問、長文読解3問、授業案1問、手紙の返事を書くシナリオベースの作文。英語力として求められるのは読解力と手紙を書くこと、英語教育に関する知識は断片的な知識プラス指導案が英語で書けること、で評価しているのだろうか?記述は指導案と手紙以外はほとんど全て日本語なので時間がかかった。周囲では全問解答ができずに白紙の設問があるとこぼしていたもちらほら。
続いて適性検査。
おそらくアメリカで作られたものを翻訳したものをいったい何年使っているのだろうか?質問項目をそろそろ見直したらどうかと思った。思想信条やプライバシーに関わる質問が多すぎる。
情報力活用試験はエクセルで表計算とグラフ。案の定、グラフでミスしました。
二日目は面接と集団討論。
個人面接は、1次免除者は一般の受験者より10分長くて30分間。男性+女性の面接官二人。主面接官は男性。だいたいマニュアル通り次から次に質問される。少ししっかり答えようと時間を取ると、「ハイ結構です」といわれるので、盛り上がらない。いつも通り自分らしく回答した。女性の面接官の第一声が「受け答えがあまりにもしっかりしているのでビックリしています」。これには参ったなあ。
英語面接はわずか10分間。
3人の面接官。指導主事か校長と思しき日本人の主面接官、ALTと思しき面接官、もうひとりは観察するための人なのかなあ。挨拶で少しALTにアピールをしておいたらその後も実際にはALTが質問して私と話す形式。しばらくして「なぜ海外に留学していないのにそんなに英語が使えるのか」と聞かれたのだが、「基本は自助努力。ただ、素晴らしい先生に数名出会い、その機会を最大に活かした。大学は外国語の専門の大学なので、その気になれば誰でもできるようになる環境だ。」とだけ答えた。この程度の面接では可もなく不可もなくというところでしょうか。一番初めの回だったので、この後午後の集団討論まで2時間も空き時間。お昼を食べに外に出ました。
午後は集団討論。日本語です。
6人一組。保体、英語、家庭の受験者で「チャンス」という題で自由に討論。最後に、受験生にお互いを評価させるもの。これでどう最終の評価につなげるのか不思議。
これで二日間終了。
後は来週に第二面接という、4人一組の面接がある。話によると、その時点ではすでに合否はほとんど決まっているのだが、民間の面接官を交えて行うことに最大の意味があるのだそうだ。30分間で4人なので確かにほとんど細かいことは訊けないと思う。
さあ、明日はまたTOEFL講座。頑張ります。