Don’t let the sun go down on your wrath.

ELEC同友会英語教育学会サマーワークショップ講師無事終了。
今回はアドバイザーは担当せず、ワークショップの講師だけなのだが、行ってみると自分のワークショップに割りあてられた教室だけ机・椅子、CDデッキ、チョークなど全くセッティングがされていなかったのにはまいった。急なお願いにもかかわらず、一緒に机・椅子、デッキを運んで下さった石井先生、本当にありがとうございました。
選択制の講座なので、6人の受講者に、教室担当の教員3名がビデオ撮影、教材配布アシスタント、記録のために配置されるという小さなセッション。さらには名和会長と筑波大附属駒場中学高等学校の久保野先生が飛び入り視察で加わった。
例によってGrammar Dictationと、その変形(応用)との二つを体験してもらった。皆さん、英語が良くできるので、中高生相手にどのように取り入れるかという工夫を上手くやってくれることを期待したい。中高生だと初めは悲しくなるくらい何も書き取れずもっとボロボロになるのですね。
セッション終了後、一人の受講者が「疲れたぁ!」と口を開いたのが印象的だった。東北大学の川島教授に頼んでfMRIで脳の映像を見せてもらったらきっとぼうっと一面に色が出ていたことだろうと思う。(関連する内容は05年3月6日のブログ「英語『脳』より英語『能』( http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20050306 )」をご覧下さい)
サマーワークショップ全体の受講者の中に、以前の公立時代の教え子がいて、挨拶に来た。誰かの紹介とかではなく、英語力と指導力を向上させなければ、と思い自分でこのサマーワークショップを探してきたのだそうだ。やる気のある若者には頑張って欲しいと思う。
私は明日からまた、TOEFL集中講義が2日続いて、その後は採用試験が2日続く。やる気のある中年もきっと頑張ることだろうと思う。