Not in so many words, but ....

昨日のことではありますがFTC発表終了!!
一時はどうなることかと思うようなオープニングだったが、何とか終了。主催者のお二人にはご苦労をおかけしました。「ひたすら聞き、ひたすら書きます」という宣伝文句が誇張ではないことや、雑誌の授業紹介では分からない具体的な手順や緊張感をしっかりと味わってもらえたのではないかと思う。
一文のディクテーションでも「ペンを置かせてポーズをおく」という一手間をかけることで、チャンクを刺激することができるということをもっと理解してもらいたかったので、そのような感想が得られて良かったと思う。
オリジナルのGrammar Dictationとは随分と様相を異にするものであったとは思うが、今回の形態が自分の目の前の学習者に合わせて変化・進化してきた手法である。U先生のシャドウイングを他の先生方に書き取ってもらう、というLoudspeakerの手法も実演できたので個人的にはかなり満足である。(でも、U先生だからあれだけ上手くできたので、実際に生徒がやると、もっとたどたどしかったり、かえってわかりにくくなったりして、そこがまた面白いのだが…。)
質疑応答の中でもあったのだが、「具体的にはいったいどのような力がついているのか?」はブラックボックス的で、しかしながら、確実にTOEICやTOEFLでのスコアは上がっているものなのである。生徒の内面での変化がどうなのか、ということは意欲的な研究者の方、だれかリサーチ組んでくれませんかねえ?
今回は、出版社の方も来ていたのだが、両面パタパタワークシートの商品化・製品化までは難しいだろうなあ。
そうそう、懇親会でU先生に聞いた話では、今回は某K高校の先生も来ていたっていうじゃない。非常勤講師の応募を書類審査の段階で不採用にしてくれた学校なので、そこの先生が来ていたんだったらちゃんと挨拶しておきたかったと思う。残念!!