米国から流れてくるニュースが堪え難い内容なのですが、紛れもない現実。
ツイッターでは次の投稿からぶら下げて関連記事が読めるようにはしています。
英語の複合語の語形成の原理原則って結構面倒です。
通例
- riot police
というのは、「riot (=暴徒) を鎮圧するべく働くpolice(=警察);機動隊など」を指すのですが、今米国ニュースを賑わしているICE agentsを見ると
riot police =「暴れる警察」
という意味がすぐに想起されるようになってますよね。英語の複合語の語形成の原理原則って結構面倒です。
— Takashi “即時停戦” Matsui (@tmrowing) 2026年1月16日
通例
riot police
というのは、「riot (=暴徒) を鎮圧するべく働くpolice(=警察);機動隊など」を指すのですが、今米国ニュースを賑わしているICE agentsを見ると
riot police =「暴れる警察」
という意味がすぐに想起されるようになってますよね。 https://t.co/50F8JOYFir
Shorter Oxfordで動詞としてのpoliceの定義をみておきましょう。
現状は「近代以前」でさえない惨状と形容すればいい? 明日は我が身か。
さて、
所謂「共通テスト」が、今日明日と二日間で行われます。
今は無き「センター試験」と比べると、英語の問題や英文を分析しようという意欲がなかなか湧きませんが、昨年度の第4問の新形式「ライティングのフィードバックもどき」だけは、今年どうなるのか注目しています。
まだ、この第4問をご覧になったことのない方は、DNCやWebの新聞でも公開していますのでこちらなどから。
朝日新聞
www.asahi.com
昨年度、私が批判的に取り上げた記事がこちら。
2025-01-20
遅い=粗い では困ります
tmrowing.hatenablog.com
ツイッターでもこう呟いていました。
受験生は今から読んでいる余裕はないだろうけれど、英語指導者や英語教育関係者はこちらの記事をお読み下さい。
昨年の「ライティングフィードバックもどき」の出題と英文そのものを精査し、きちんと批評しておく必要があると思いますよ。今日から所謂「共通テスト」ですね。
— Takashi “即時停戦” Matsui (@tmrowing) 2026年1月16日
受験生は今から読んでいる余裕はないだろうけれど、英語指導者や英語教育関係者はこちらの記事をお読み下さい。
昨年の「ライティングフィードバックもどき」の出題と英文そのものを精査し、きちんと批評しておく必要があると思いますよ。https://t.co/TSvCu0P8QU
昨年の私の批評・問題提起を真っ当に取り上げてくれたのは、ariさんのこちらの記事くらいですね。
- #172 【Review】LexiTracker---単語学習に優れたサイト
今晩くらいには話題にはなるんでしょうけど、DNCもソーシャルメディアでの問題公開をさせたくないようですので、どうなりますやら。
大学入学共通テスト、今回から問題のSNS投稿禁止 その理由は (毎日新聞)
mainichi.jp
- 共通テストの出題を「もどき」と批判するお前自身の「ライティングのフィードバック」はどうなんだ?
という方は、以前、指導者向けセミナーを受講してくれた、関西大学の水本篤先生のコメントをお読み下さい。
昨日のセミナー、大変勉強になりました。いろいろ立て込んでいたのですが、参加してよかったと心から思いました。
松井先生がお話されていたことはAIには到底できないことであり、目から鱗でした。改めて、松井先生のライティング指導の極意が伝わってくるセミナーでした。3時間があっという間に過ぎていき、あれが3千円というのは安すぎると感じるほどでした。
「ライティングのフィードバックでは誤りの訂正だけではないフィードバックを」というのは全教員が意識すべきことだと思います。その他にも、L1<-> L2 の違いに注意を向ける授業での仕組みや、先生がおっしゃっていた「英文モデルのクオリティーが低くて良いということにはならない」、「誤文訂正問題が修正できるレベルに達するまで、誤文にさらされ続けるのはよくない」といったコメントをはじめ、たくさんメモを取りましたので、いただいた資料を見直して、復習したいと思います。
tmrowing.hatenablog.com
もっと具体的な中身が気になる、という方は私の提供する「オンライン英文ライティング講座」を受講されてはいかがでしょうか?
2月以降で、若干名対応可能です。
- オンラインでの英文ライティング講座の受講生を若干名募集します。
ここ数年、大学受験生のオンライン講座以外に、一般の方向けのテクストタイプ別英文ライティングの講座を開いています。
- テクストタイプ別英文ライティング
「英文ライティング」の基礎基本からその発展まで講師・松井孝志の本領が遺憾なく発揮される講座となるでしょう。
シラバスは
- ナラティブ (narrative) な文章
- 説明・描写 (expository/descriptive) の文章
- 論証・説得 (argumentative/persuasive)の文章
で構成され、それぞれのテクストタイプでの多種多様な文章を読み、それをお手本や参考にして、「お題」に取組むものです。
初級編、中級編とも1回の講義は2時間。
- 初級編は全16回
- 中級編は全12回〜16回
となっています。
ほぼ決まった「定番」の指導内容と教材がありますが、教材・課題は受講者のレベルやリクエストに応じてカスタマイズして進めて行くことが可能です。
これまでの受講者からのリクエストでは、
- 京大型の和文英訳
- 東大など難関大学の自由英作文
- Cambridge英検型のdual-textに基づく論証文
などにも対応してきました。
このブログでのライティング関連の記事や、拙著の高校編などをお読みいただければ、指導の理念や重点は理解していただけると思います。
『パラグラフライティング指導入門』(大修館書店、2008年)
www.taishukan.co.jp
現在は改訂版となっている、日向清人さんの『即戦力がつく英文ライティング』(学研)は、その初版刊行時にお手伝いさせていただいていて、私の英文ライティング指導でのノウハウは十分に反映されている一冊だと思います。
日向清人『即戦力がつく英文ライティング(改訂版)』(学研、2025年)
hon.gakken.jp
2026年2月以降の日程でオンラインで指導可能な曜日と時間は、
月曜日 16:00-18:00 (19:00以降は応相談)
水曜日 13:00-15:00 / 16:00-18:00 (19:00以降は既に埋まっています)
木曜日 16:00-18:00 (19:00以降は応相談)
となっています。
受講を希望される方は、メールで
- tmrowing.ELTアットマークgmail.com
まで、お問い合わせください。
メールのやり取りだけでなく、Google Meetを使った個別のガイダンスを経て、最終的に受講を決めていただければと思います。
お問い合わせの際には、氏名、高校生の場合は学年を、高校卒業以上の方は年齢を併記の上、受講希望とスケジュールの希望をお知らせください。追って、ガイダンスの候補日と時間帯をお知らせします。
お問い合わせの段階から、皆様からお預かりした個人情報は、「tmrowing英語研究会」主催のワークショップ・セミナーの運営に関する情報管理のみにて使用させていただきますことをお約束致します。
初級編の課題サンプル(あくまでも例です)
ナラティブ
- #1 時系列の基本 複数コマのpicture stories
- #2 一コマの絵または写真を用いて、そこに時系列を読み取る
- #3 obituary 1
- #4 obituary 2
説明文
- #1 百科事典的説明文(しくみ)
- #2 ことばをことばで説明する(ことわざ)
- #3 グラフ・図表1
- #4 グラフ・図表2
論証文
- #1 「先輩受講生の解答例」の添削
- #2 賛否:事実と意見の棲み分け
- #3 問題解決:つながりとまとまり
- #4 つながりとまとまり: タイトル付けと要約
中級編の課題サンプル (あくまでも例です)
・各テクストタイプを主として課題を設定するが、他のテクストタイプの要素も柔軟に配分。
・3本の課題終了時に「チャンク」「コロケーション」で「よくある言い回し」の語彙の整理拡充を予定。
ナラティブ
- #1 私の経験した最も恥ずかしい話
- #2 偉人伝
- #3 日本語で書かれた随想的personal narrativeの英訳
説明文
- #1 同じテーマの説明文を複数読み再編成・再構築して新たな説明文を書く
- #2 書籍・映画・音楽などのreview (※架空の作品でもよい)
- #3 日本語で書かれたコラムなど説明文の英訳
論証文
- #1 論証文の前半を読み、そこから帰結する後半部分を書くdiscourse completionの課題
- #2 ケンブリッジ英検と同等レベルで2つの異なる考えを要約・評価し持論を述べる課題 ①
- #3 ケンブリッジ英検と同等レベルで2つの異なる考えを要約・評価し持論を述べる課題 ②
よろしくご検討下さい。
本日はこの辺で。
本日のBGM: Starting Over (Mr. Children)
