随分長いこと、更新が出来ませんでした。
今年度は心身ともに疲弊していることもありますが、11/27のESAT-Jの実施を止められなかったことが重くのしかかっています。受験生には本当に申し訳なく思っています。
まだ、「入試での合否に関わる利用を止める」ことを諦めたわけではありませんので、引き続き活動は続けていきます。気骨のあるジャーナリストの方、連絡をお待ちしております。ただし、2月の都立高入試の学力検査に間に合うようにお願いしますね。
生業関連では「診断テスト」の改訂版を公開しています。
「診断テスト」と名前がついてはいますが、短文レベルの和文英訳を足がかりに、日英語の対照で、英語の基礎基本、発想、論理、表現を学ぶ教材です。オリジナルは、高校生のライティングの授業傍用で作ったものですが、最新のオンラインコーパスなどで得られる知見も踏まえて改訂しています。現在では、類書はほぼないであろうと思いますので、入試対策などという狭いニーズではなく、自分のことばとしての英語の地平を拡げるつもりでチャレンジしてもらえると作った甲斐があったというものです。
単体で購入するより、かなりお買い得なマガジンを二種類用意しています。どちらにも、番外編と位置づけられる「語義8題」を収録しています。指導者に限らず、高校生以上の英語学習者に取り組んでいただきたいと思います。(初級編の前半は中3くらいでも取り組めるかと思います。)
初級編
中級編
以下、年明けの生業のオンラインセミナーの告知を。受講対象、受講条件など詳しくはそれぞれリンク先をご覧下さい。
2023年1月6日(金) 「比較」関連のセミナーです。指導者に限らず受講可能です。
passmarket.yahoo.co.jp
受講される方は別途テキストを用意していただきます。
2023年1月7日(土) 「英語ニュース」関連のセミナーです。指導者に限らず受講可能です。
受講の検討には、私がtwitterでここ3年ほど行っている「英語ニュース引用RT」をお読みになることをお薦めします。
2023年1月8日(日) 英文ライティングのフィードバック関連のセミナーです。指導者対象です。
入試対策だけではなく、中高段階での「英文ライティング」を広く捉えて講義します。時期的に大学入試対策が気になる指導者の方も、共通テスト後に過去問添削に追われることにならないよう、ご自身の指導での「フィードバック」に確かなperspectiveを与える機会にしていただければと思います。
国といい、自治体といい、「底が抜けたのか?」と思わされる状況が続きますが、かすかでも明るい材料を探して2022年の残りの日々を照らそうと思います。
本日のBGM: Hold on (Aimee Mann)