自分のテストの採点・返却・成績処理、自分のクラスの成績処理・三者面談といつものごとく仕事に追われ流星群を見ることも適わず。
平均点は配点のさじ加減でいくらでも変わるので、出来具合そのものが問題。そして、テスト後の取り組みこそがもっと大きな問題。
高3は、問題演習なので期末試験の範囲を指示して、そこまで約5週間のプランを考えさせる。この高3の学年には、「ライティング」という科目がカリキュラムにないので、「書くこと」によって英語力が骨太のものになったり、文法や「読むこと」の力を補強・加速するという実感を生徒が得る機会が極めて少ない。5,6年前に作った高校3年用の「ライティング」の定期試験とその解答解説を印刷して解説。さらには某大学のTOEFL対策講座を持っていた時の資料も印刷して配布し、「リーディングスキル」なるものの実態を少し鮮明に。
高1は「松坂リスニング」を使って、発音練習。sit, sink, see, sea, seat の /s/ の音が –sh- の音になる者の矯正に精根尽き果てる。はま先生にはこういう苦労はなかったろうからなぁ…。
日本語で「…でしょ?」を「…でそ?」とか、「…ません。」を「…ましぇん。」とかいう地域で育ったわけでもないし、「ひ」が「し」になるバックグラウンドでもないので、/s/の音を使っている日本語環境の整備が先決ということか。「坂」「砂」「蝉」「空」などの最初の子音を –sh- で発音する母語のバックグラウンドであれば致し方ないとは思うのだが、そうではないので、しつこく自己観察して練習を繰り返すしかないのだろうと思う。今月の歌は、 “Every man a king” でRandy Newmanの軽快なリズムとメロディ。
高2は「仮定法」強化週間。
学級文庫にある3冊の「質問本」から、該当する質問をペアで厳選しホワイトボードに記録。今後は、そのQsをもとに自分の答えを書いていくことになるでしょう。そのQsの一端を紹介。
- If you were to be reincarnated as an animal, what kind would you want to be?
- If you could read the mind of anyone you know, who would it be?
- If you had to have a tattoo, what would it be? Where would it be?
- If you could have been any person from history, who would you want to have been?
- If you could have said one sentence to Hitler while he was alive, what would you have seid?
- If you had to pick a new first name for yourself, what would you choose?
- What would your life be like if you had never had children?
学参の例文とは比べものにならないくらい「生きている」が、金魚すくいや鰻のつかみ取りよろしく、活きの良い魚は捕まえにくいものでもある。
この作業と並行して、今月の歌は、エルビス・プレスリーの “True love travels on a gravel road” を肉郎バージョンで導入。自腹で購入したAirMacを使って、苦心の末準備室から無線LANもどきが成功したので、階下の教室でネット接続。 悲しいかな教卓の位置に来てしまうと電波を拾えないので、窓際族。YouTubeにてプレスリーと肉郎とを見る。
歌詞確定のあと、サビ以外に二番までしかないこの曲を使っての来週の課題は、「共同作業で三番の歌詞を作る」。主題を掴み、キーワードを外さず、英語として適切で効果的な表現を目指すことに意味がある、というのは私の目論見、私の欲目。どうなりますか。
7限後、直ぐに地元の湖へ。
移動の車中でラジオからミスチル。懐古の走馬燈。
乗艇練習はレースアップ45分が一通り終わったところで残念ながら日没。
納艇後、大学生がエルゴをしていたので、ちょっとだけ助言。ダイナミックに生きましょう。
明日から泊まりで県体兼選抜予選。どうなりますか。
帰路の車中、頭の中にはかつての同僚のK先生の歌声が響いていました。
ロシアではGP。安藤選手が順調な仕上がりの一方、浅田選手はトリノ五輪前の荒川選手の路線をなぞっているのか?いくらロシアが拠点とはいえ、初戦・第二戦の連戦というのはあまりにも厳しいスケジュール。画面の前での応援が出来るか分かりませんが、念は届けたいと思います。
本日のBGM: 星になれたら (Mr. Children)