Let that amphibious nature take its course!

未明から雷雨。湖でも降っているだろうか?今月に入ってから、取水制限などをしているが、水位は3m以上減っている。
学校では、看護科の戴帽式。晴れて欲しかったな。昼前には雨も上がり、午後、ポツポツと来たが、夕方からは曇天のまま推移。
金曜日は進学クラスのみの授業。1年生は、「セルフプロデュース能力」の話。2年生は、OCのテストに関してリスニングテストの再演(?)と解説。その後に答案返却。3年生も中間テストの解説。今回はセンター対策のテキストからの既習が半分、新作問題が半分。新作は、オゾン層に関してのパラグラフ(約180語)で、空所に3文補充のもの。旧情報・新情報、指示語と対比に着目して瞬殺の問題。つなぎ語の問題は、両生類の生態に関わるもの(約220語)。gillsとかhibernateなど未習語彙がふんだんに入った英文。とはいえ、 reptilesとか、amphibiansは入試に出る出ないに関わらず、高校生として知っておくべき語彙でしょう。Adult amphibians are carnivorous, eating mainly insects, slugs, and worms. [ 空所 ] tadpoles are mainly herbivorous. の空所補充が低調。主題をつかまえるために、漠然とした「文脈」に頼るのではなく、本文中にある、言い換えや定義の目印を見つけることで、語義を確認しながら読み進めることを想定したのだが、正答率は低かった。まあ、テストの後で、熟読玩味してもらえればいいでしょう。最後は、図表読解問題といわれる問題を模した米国の国税調査での人口増加に関わる文章。増加実数と%の棒グラフを元に、内容にあう英文を選ぶ問題にしておいた。約400語。選択肢を順番にグラフと比較していくと、選択肢の3番までで正解が分かるようにしておいた。問題を解くためにはそこから先の選択肢は読む必要がないのである。ただし、最後の文が、本当に内容に合っていないのか、を判定するためには、本文がしっかり読めていないとダメ、というおまけも組み込んでおいた。センター試験の試験時間を考えると、本番では15分以上はかけられないのだろうが、きちんと読んでいたら間に合わないからといって、端折り読みしかしていないといつまで経っても骨太の読解力も付かないし、アウトプットになどいつまでも転化しない。少なくとも、問題を解いた後で、隅から隅まで読み込むことだ。そのための布石。エクセルで各問の正答数を入れた後、配点を何パターンか変え、一番平均点が高くなるものを選択。

放課後は、本業の準備。いよいよ明日からレース。レース会場はいつもの水域とは違うので、大学の艇庫に置いてあるオールを取りに行く。その前にカー用品販売店でマストホルダーを購入。今回は少人数なので、スカルオールをマストホルダーで1本ずつ固定し、ベルトでさらに巻く作戦。クロカーはスリーブ近くのシャフトがやや太いが、難なく固定完了。大学から、角度計をお借りして学校に戻る。
帰宅して、自分の準備。
採点に原稿書き、大会に向けての打ち合わせなど、仕事は山積。
でも、なんとかなるでしょう。
夏のELEC協議会の受講者からメールをいただく。高校1年生の授業で英詩を扱って大成功だったとの報告。始めるまでは不安が多いでしょうが、やってみると生徒の色々な面が見えてきます。英詩を始めると、指導者の方が嵌ってしまうことが多いので、勇み足など失敗もあるかも知れませんが、それも経験です。目の前の生徒を見て、Try, try, try!

本日のBGM: 僕たちの箱船(杉田二郎)