”Here we are. How did we get this far?”

本業での夏を飾る最大のイベント「インカレ(全日本大学選手権大会)」終了。
(競技詳細はこちらを→ http://www.jara.or.jp/race/2007/2007intercollege.html
3月までコーチをしていたG大は2種目で決勝進出、1種目で順位決定戦進出。
実質女子の最速種目である4X+は悲願の優勝こそ成らなかったが、早稲田大、仙台大に続き3位でゴール。銅メダル獲得。一昨年、昨年と準決勝で持ち味が出せず、順位決定に甘んじていたので、メダル獲得に丸々3年かかったことになる。この夏、日本で3番目に速かった娘たちである。内一人は以前の高校での教え子。よくぞこの世界を選んでここまでやってくれたと思う。嬉し涙。
最終日にレースをする栄誉を与えられた漕手は8人(と舵手1人)。2年生以上の漕手が男女併せても13人しかいない所帯の小さなチーム、しかも全員が大学からこの競技を始めたチームでの成果は偉業といっていいだろう。選手を始め、GM、監督、コーチは良い仕事をしたと心から思う。ご苦労様。私もこれで戸田での心残りが片づいた。
普段お世話になっているY大チームも女子1Xで銅メダル。辛い時期を乗り越え、本来のスピードが最後の最後で戻ってきて何より。この後すぐに国体に向けた合宿なので、体調にくれぐれも気をつけて欲しい。
レース後、打ち上げ、懇親会。その後各チーム関係者と旧交を暖める。G大スタッフと、N社I監督、N大Oコーチ、KO大S監督で記念写真を撮っていたら、N塾長登場。このタイミングには笑った。K電のMコーチも合流。楽しい宴でした。各大学から三々五々学生が訪れ、恒例のインカレナイト。
W大に行った教え子が翌日カナダ留学に出発ということで、忙しい中、挨拶に来てくれた。ようやく漕手として目鼻立ちが経ってきた時期だけに迷いもあるかと思うが頑張って欲しい。G大の主将も翌々日に米国へ留学に出発とのこと。皆それぞれの夢に近づくために暫しのお別れです。
一夜明けると、不思議にコースには秋の気配が漂う。
復路の新幹線はコンセントのある席をとった積もりだったのだが、コンセントが変換されておらず使用不可。仕方なく、資料を通読。多少は捗ったがまだまだ…。
今日からまた山口での日々。朝練の後は、学習合宿の準備。忙しさに紛れないよう自分のポジションを確かめつつまっすぐに加速を継ぎ足そう。
ミュンヘンでは北京の枠を争う世界選手権が開幕。祈りを届けたい。
本日のBGM: Faster Days (Velvet Crush)