So glad you’re students of mine

授業第1週終了。高3ライティングは、1時間しかなかったのでガイダンスのみ。1クラスでは、慶応大・経済の入試問題にどうとりくむか、というThink-aloudを書き出してもらった。私が『表現ノート』と呼んでいる、書くための読書記録(自分で好きな英文を選び、出典、グロサリー、サマリー、コメントをノートにまとめるもの)の指示をして終了。授業後、3人、『表現ノート』の質問に来た。はじめから欲張らずに、第1回の提出時には他の生徒の取り組みをシェアするからとアドバイス。K先生のクラスは、Stage1に入ったとのことだったので、来週は少し教科書の内容にも踏み込む予定。生徒にとっても『ライティング』という科目は初体験であるのと、昨年のクラス分けのシステムと違い、習熟度別1クラス40人で、生徒の英語力の幅・差が結構あるのでmaterials developmentに時間をかける必要がありそうだ。
高2は歌の課題が終了。
簡単な語彙が多い曲なのだが、それでもサビで繰り返される "So glad you're a child of mine"の"glad"が聞き取れない生徒も若干いるので、リスニングの方略などきめ細かくフォローをする必要がある。今回の曲名は "Child of mine"。生徒の感想欄には、おおむね内容を理解していることをうかがわせるコメントが。ここまでくると、乙武さんの話を読んでも、その内容に切り口を作っていける手応えがある。来週までにコメント集のプリントを作って返却の準備。Carole Kingを覚えてもらえれば何よりである。第1課の導入は、語彙の導入と掲示のサインと用語のマッチングまで。コーラスリピートの時に私がdisabledの綴り字sにあたる子音を有声音で発音していたら、一番前の男子生徒が電子辞書でそそくさと(?)発音を確認して納得がいかないような顔をしていた。一応『sの部分の発音は有声音=濁点がつく音とつかないのと両方あります。私は有声音で読んでいましたね。』とフォロー。Read and look up のやり方と、基本例文の音読筆写、それから苦手な綴り字を縦書きで練習するのとを指導して終了。来週に向けて、校舎の見取り図でのuniversal access areaの確認まで指示。2クラスあるうち、1クラスは半分くらいがいわゆる帰国子女。彼らの英語力が授業で生きるようにグループワークなども今後取り入れていかねば。
来週は,ライティング部会、ELEC同友会の理事会、教科書完成の打ち上げ(?)報告会もあるので慌ただしくなりそうだ。