Sustained Silent Writer

今日は、新入生のオリエンテーションなどで授業は無し。部屋にこもり教材研究三昧!!i-Tuneで曲の長さが4分程度のものをソートして、集中的にリスニング。(今、約6000曲なので、20Gのi-Podには全部は入りきらなくなってきた。)そんなこんなで、高2の授業で使う歌は、Carole Kingの1970年のアルバム Writer からに決定。なかなかテーマ設定に合っていて、語彙の面でもハードルが低いのでリスニングと内容理解は高2でもいけそうな気がする。声質の割にキーは高いので歌うのは難しいかな。
教科書関連のタスクでは、まず、語彙の整理。障害(者)にかかわる基礎用語として、disable/disabilityを中心に、impaired/ partially sightedなどの関連語、そして、barrier-free / universal access / accessibilityなどの概念を導入という予定。結局、テーマに関連した語彙の整理が大変であること、そしてそのテーマに深く切り込んだ発言を生徒に求めることをためらうことが、課末のタスクを「Positive thinkingのススメ」へとシフトさせてしまったのではないか、と感じている。教科書本文では、冒頭の "came into the world"にどこまで迫れるか、がカギなんだが、最近の生徒はこういう「言葉の伏線」に滅法弱いので悩むなあ。
200語に満たない英文で一般的な内容を読むか聞く活動を課すべく、Questions children ask and how to answer it (A Dorling Kindersley Book)にある「『○○ちゃんは、なぜ歩けないの?』と聞かれた親が子どもにどう答えるか」、というセクションから文章を抜粋。懸念される、生徒のレディネスの部分に対するケアができるか、まあ、やってみよう。
夕方からは高3ライティングのハンドアウト作成。
大学入試に於ける「自由英作文」「ライティング」といわれる出題の解説とTOEFLィのエッセイライティングの設問タイプ別解説。このコマは今年度からの新たなカリキュラムなので、生徒がどの程度入試で英語を必要とするか、また志望校のレベルはどうなのかは蓋を開けてみないと分からない。とりあえず大学入試問題は、慶応大・経済、東京外語大、大阪大、東大、東北大、早稲田大・国際教養を抜粋。京大や奈良女子大などに見られる達意文の和文英訳はとりあえず除外した。
後、寝るまでにTOEFL講座のDemo授業用の資料をまとめないと…。テキストがLongmanの『実力養成パック』なので、初級者むけにどう扱っていくか思案中。高3のライティング用資料が、TOEFLのライティング対策にも一部回せるので目鼻立ちが少しはっきりしてきたのが幸い。この講座は連休明けからなので焦らず組み立てていこうと思う。