2006年スタート

昨年の過去ログを振り返ると、年明けは3日から書いていたのですね。今年は元日から。
日記代わりに詩を書いていた学生時代を除けば日記そのものを書いたことがなかった私にしては、細々とではあってもこのブログはよく続いているなぁ。mouseさん、ferrierさん、riversonさんなどなど、このブログを読んでくれるだけなく、示唆に富むコメントを与えてくれた皆さんにも感謝致します。ほぼ毎日読んで下さっているというY先生、時々イニシャルが登場するKM先生、U先生これからもよろしくお願いします。N氏のようにブログの内容に関して建設的なメールを送って下さる方も歓迎します。田尻悟郎先生の教え子がコメントをしてくれたりと、このブログも思わぬ広がりを見せた05年でした。
05年は法政大学ECでのTOEFL講座、昭和女子大OCでの英語講座とこれまでとは違う層の学習者との出会いも自分の教師としての幅を拡げてくれたように思う。
研究大会参観記と活動報告、某リスニング講座の原稿、某社ワードリストは年内に送ったので、新年最初の仕事(?)として原稿書きに着手。この仕事はなかなかやりがいのあるものなので気持ちも引き締まる思い。乞うご期待、といって一番期待しているのは自分自身ですね。
学校の方は3学期が13日スタート。高2がメインの3学期なので、「英詩」関連の教材作成も新春から早速。映像を見せたいと考えていたが、『今を生きる』のDVDが見つからないので、University of Chicago, UC Berkeleyなどのサイトのアーカイブで公開されているPoetry Readingのイベントや、Lectureの映像を編集して授業で見せることにした。特に、UCBではLunch Poemsと呼ばれる、大学のどこかの校舎のライブラリー(?)を会場に利用したPoetry Readingのイベントが毎月行われている。年1回(?)は学生による朗読も企画されていて興味深い。気がつくとファイルの合計が3時間を超えていたので、HDD recorderにとりあえず全部放り込み、あとでDVDの尺を考えることにした。昨年仕方なく買ったHDD recorderもこうして活用されている、と自分に言い聞かせるのであった。
さて、先日、日本語対応コンコーダンサーの話を書いたが、英語に関していえば、生徒のライティング作品や、教材の英文分析にscp408というマックで稼働可能なコンコーダンサーを試している。これはワードリスト作成も可能なところが教材分析には役立つのだが、フォルダ名も含めてアルファベットしか受け付けないので、ファイル作成からプロジェクト作成までが面倒。さらに、処理速度が、KWIC コンコーダンスやTEXTANAよりも遅いのでストレスがかかる。マシンのメモリーを増設すれば少しは速くなるのだろうが、それはそれで懐が痛む。TEXTANAやKWICコンコーダンスの操作性・快適性は、開発者の腕もさることながら、やはり時間とユーザーによってもまれた成果なのだろうと思う。英語教員のマックユーザーの方で、細々とscp408を使っている方がいたら情報をお寄せ下さい。
午後からは、地元の七福神巡り。何はともあれ、新年のスタートです。