A great teacher is someone who inspires.

2学期終了。
成績も無事提出し2学期の仕事は終了。成績提出の事務手続きが変更になり極めて煩雑。提出締め切り間際には長蛇の列となっていた。ペーパーレス化社会の趨勢とは逆行しているので、きっと揺り戻しがあることだろう。
3学期は、昨年と授業形態が変更になった。これも学校側の方針の変更によるもの。進路の決まった高3生のための講座は、授業ではなくレポート形式での指導となる。生徒がどの講座を取るか登録が確定するのが3学期始業式。ということは、教員の側からすれば「2学期まで教えた生徒のうち誰がいるのかが3学期になって初めてわかり、そこから指導する内容を決める」ということになる。生徒の側からすれば、「2学期まで教わった先生ということは決まっているが、何をやるのかは登録を完了した後に分かる」ということでもある。きっと、来年度はまた揺り戻しがあることだろう。
残務を処理し、休業中に必要な書籍をリュックに入れ昭和女子大OCへ。リュックの総重量が5キロを超えるので、移動だけで筋トレしているかのようだ。
先週の続きで、パラフレーズの練習と、ダイアローグの聞き取り&書き取り。

  • something to do / something that you do (+前置詞) / what you do のパターンと
  • A is something you do B when you do C. のパターンを練習。

名詞が上手く思いつかない時に、関係代名詞の whatは有効であることを指摘。
ダイアローグの方は、例によって

  • 概要をつかむ3択問題→要旨の書き取り→細部・詳細の部分的書き取り→スクリプトの確認→音読→清書

という手順 。パラフレーズ練習の成果か、要旨の書き取りが上手くなり、必要な情報にまとめ直すことができる人が増えてきた。これが定着するとgrammar dictationが機能するのだが、この講座も来週で終了。残念!
来週は、自分の言葉でテキストを言い換え、そのトピックに関して自分の意見・コメントを付け加えるという活動を予定している。最後に、先々週の「カトリーナ」のニュースの続編を紹介した。スクリプトが入手できる音声素材の活用法への指針を示して終了。
結局の所、私が普段、高校のoral communicationや英語1でやっていることと何ら変わらない方法を大学生や社会人に体験してもらっているのだが、その方法を自力で継続できるかどうかが英語力向上への鍵となる。そのレベルまで彼らをInspireできていれば幸いである。