「開放」?「却下」?それとも…。

またしても更新が滞りましたが、その間も、生き延びておりました。ありがたいことです。

指導者対象の対面でのセミナーも2回行い、さらに今月2回行う予定です。
昨シーズンの「名詞句を教えるならこのくらいのことを考えておいてはどうか?」というセミナーの発展編という位置づけです。

2020年12月20日開催
指導者対象セミナー:名詞句の捉え方・教え方
kokucheese.com

noteの公開記事でも、「比較三原則」「比較表現の発展」を公開済みです。
私自身が学習者としても、指導者としても、「最も難しい文法項目」の一つ、と感じているのが、この「比較」ですので、三部作+補遺、というような位置づけで記事を4本公開しました。
最上級で表された文を、比較級や原級を使って言い直す、というような、「雑な書き換え問題」に頼らずに、その表現形式で伝えたい意味、話者としての意図、を重視し、実例をひとつひとつ丁寧に「生き直す」ことを求めています。

比較表現の基本(その1): 原級を中心として 
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比較表現の基本(その2): 比較級を中心として
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比較表現の基本(その3): 最上級と比較の否定と
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比較表現の発展・少し高いところで、より広い地平を眺めて
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今週はさらに、いわゆる「仮定法」関連の記事を2本公開しました。
これまでに公開していた、「助動詞」関連と合わせた、「お買い得パック」も用意しています。

助動詞の過去形が出てくるたびに

  • (?) 「仮定法」です
  • (?) 控えめな表現です
  • (?) 可能性がより低いことを表します

という「?」の続出するような学参の記述を何とかしたいという思いが常々ありました。

現代英語の言語事実を踏まえて、「実例」ありき、「生息域」ありきで、英語の運動性能を高めるための教材としています。

いわゆる「仮定法」その1
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いわゆる「仮定法」その2
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お買い得パックの「マガジン」はこちらから。

助動詞と心的態度そして世界のミカタ
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例によって、「練習問題」など、一つもない教材です。
「四択」完成問題や整序完成問題、連立完成の「書き換え問題」などに現を抜かしているうちに「語感」が鈍ってしまうことがないようにという、私の「祈り」だと思ってください。

この冬休み期間中には、喫緊の受験生を対象とした「英文ライティング・自由英作文」の講座も企画しています。
メールでのフィードバックが中心で、一部オンラインでのサポートをする予定です。詳細は近日中にお知らせできると思いますので、twitterやFB、このブログなど、ソーシャルメディアでの告知にご注目下さい。

本日はこの辺で。

本日のBGM: 星に願いを (綿内克幸; 2020年11月28日@三軒茶屋 Grapefruit Moon バージョン)