Am I younger than that now?

データリサーチ個人票返却。
B社の基準値を用いて、個人別で前期・後期からの合格可能性の高い大学・学部・学科リストを作成し配布。ある者は対象を全国に広げ、ある者はヒエラルキーの上下を意識して絞り込み。志願者動向分析を見て後期の出願がどう動くか、K塾にお願いして、首都圏と近畿圏での上位・女子・過年度の志願者動向の一覧をFAXで送ってもらう。
高2は、復習の徹底を説く。センターの第6問に限らず、説明文・論説文読解で重要となる一般名詞での内容の折りたたみに対応する前段階として、名詞節のthatをとる動詞の整理で一コマ。その動詞から派生する名詞で同格のthatをとることのできる名詞の整理で1コマ。「ディスカッション」もどきの読解問題でも、コミュニケーションや言語による働きかけを表す動詞とその派生名詞に習熟しておくことは大切ですから。シャトルランでは、綿貫先生の動詞一覧表と『表現のためのロイヤル…』が大活躍。語学的基盤がしっかりしている学参は本当に安心できる。語法に関していえば、『グラセン和英』の巻末の文型表と照らし合わせれば基本語の整理は大丈夫だろう。あとは使いながら整備していくのが吉。

高1は、第五文型で用いられる動詞の整理。
前時までにディクテーションを完了した数々の英文を音読、そしてRead & look up。その後、類例の補足でさらなるディクテーション。その後、私の指示で書き換えて例文の拡充。頭の中の情報を引き出せて初めて覚えたことになるのだとしつこく確認。一例としては、

  • How often do you have your hair cut?

での「頻度」を「副詞」を用いて表す時の日英比較を解説。類例の補充で、How early …?とHow soon…? で、How often …? に戻って、女子向けに、「女子は、そんなに頻繁に髪切らないよね?じゃあ、cut の部分を変えるとしたら?」と問うて、先週までにやった Who does your hair? に遡り、

  • How often do you have your hair done?

さらには、

  • How often do you have your hair set?

を比較検討。
補語にくる語が「形合わせ」をしてくれることが、我々にとってものすごく有り難いことを実感してもらう。

  • 高校生はよく、-ing形とか –ed/en形の形あわせが難しい、なんていうけど、活用のおかげで名詞との関係がはっきり分かるのだから、単純な形容詞で「状態」を表すものと比べたら、遙かに易しい。

ということを強調。

  • I’ll get dinner ready as soon as possible.

での dinnerとreadyの関係と

  • I’ll get him ready for the mission.

での himとreadyの関係との比較は結構大変です。これは文型の難しさというよりは、形容詞そのものの難しさですね。

  • I finally got a ticket for Dreams Come True!

でのforと、

  • It’s a shame that you got a ticket for speeding.

でのforの違いも、forの「コア」をひとつだけと考えているとわからないので、柔軟に対応していくためにも、「まずはこれを押さえましょう」という「肝」を明確にしておくことが肝要かと。
最後は、学生時代の雑談。

自分のクラスで個別試験の英作文対策が特に必要な者に、倉谷直臣 『ハイベーシック英作文』 (研究社) を貸してまずは一冊を通してよく読むように指示。ギミック無しで、解答の英語に至るまで、骨太な内容でありながらも、体裁もハンディーでコンパクトな作りになっているところがよいのです。週明けから具体的な題材で実作→添削という指導になるかと。きめ細かい添削とフィードバックとなると、1週間で3題、4週間で12題位の演習ですかね。

7限後に、本業でエルゴの指示。年末年始さぼったツケは大きい。
明日から、県の強化合宿なので、その時に他チームの仕上がりを見て、悔しい思いをすることでしょう。高い授業料となりますが、大きく学べればそれもまた佳し。
英語科の会議の予定だったのだが、諸事情で延期。
むーん、湖に行けていたかも。残念。

本業といえば、twitterつながりの渡辺さんは米国在住なのだが、お知り合いが、あのHarry Parker氏と聞いてびっくり。この世界では、生ける伝説です。羨ましい。Harryは70代の今も物凄いトレーニングをして肉体を鍛えているのだとか。私もいつか繋がりますように。

夕飯は、パスタとパンとチーズ。ワインの代わりに、夕べ口を開けた「三千盛・にごり」。微発泡なので、洋食にもしっかりと合うのが嬉しい。オススメです。完食してちょっと落ち着いていたら、妻からサプライズが。
やっぱり、うれしいものですね。

本日のBGM: Born Fighter (Nick Lowe)