天童よしみ vs. 福山雅治

tmrowing2009-10-05

土日の強化合宿も無事終了。
インフルエンザの猛威とは無縁の世界だった。
国体で私が留守にしていた2週間の間、まったく乗艇ができていないので、他校の選手との差が開いてしまったが、これは高校生チームを持ちながら成年の監督を務める以上は致し方ないこと。その分、選手もコーチもこれから頑張るだけ。自分のチームの選手が少年の代表になれば済むことです。
来年の千葉国体に向けてのチーム編成、セレクションなど助言を頂いたので、速やかに次の段階に移りたい。
懇親会に向かう夜空には中秋の名月。午後から空一面に拡がっていた鱗雲の中から完全に姿を現すところは幻想的ともいえる風情。

月曜日は0時限の高2から。
今月の歌。
いろいろ思うところがあって、Jimmy Webb。YouTube様々。
いつものように、ホワイトテープで斜線を引いて、空所の読み取り&聞き取り。
冒頭で “he” と歌われている人物をどのようにイメージ化していくか、物語文の読解と同じ要素が含まれた活動です。基本時制の変化でエピソードとかフラッシュバックだということに、そろそろ反応できるようになって欲しいところ。
高1の今月の歌は、The Style Council というかPaul Wellerというか。
こちらは、 “You” と歌われる人物像を頭に描いて、その人となりを書き出すタスク。いつまでもペンが動かない生徒には、

  • とにかく書き出す。間違っていいから、頭にあるもやもやに言葉を与える回路を造る。大きく間違えて大きく学べ。

といつもの檄。
という公式のような知識はあっても、 promising とか (can) go places まで直ぐに脳裏に浮かぶかというと、受験生でも難しいだろう。加えて、助動詞の用法でちょっと高1には酷だな、という部分もあるのだけれど、時には守備範囲を超えたものを扱わないと。
準備室での同僚との雑談で「天動説」と「地動説」で盛り上がる。

放課後は本業。
強化合宿で課題だったテンポと加速感を主題に湖で。
S社のセッティングをちょっと変更して1分オン・1分オフ。2日間の合宿でリハビリが済んだのか、本人の感覚もようやくフィットしてきたが、レースで使用するK社の規格艇でこの数値をきちんと出すことが大切。ポジションや漕姿の観察も含めてやはりリギングはコーチの担当ですな。
だんだん日が短くなっているので、4時半から乗艇しても5時40分くらいにはメインメニューを終えないと、ダウンができず帰艇が危うくなる。揚艇・納艇ですでに艇庫周りも暗がりに。これからの季節、日没まで目一杯漕いで、陸上でダウンをするなど工夫が必要。
入念にストレッチをして、練習直後30分以内の速やかなグリコーゲン補給。
選手を駅まで送って、私も帰宅。

Jon Kellyと蜂屋量夫の仕事を再確認。

本日のBGM: (Send me a) Cryptogram / 井上鑑