『アンコールはしない』

高2英語フィナーレ。日本の俳句や短歌(和歌)のリズムと英詩のリズムの違いに触れ、英詩の韻律に関する簡単な解説。昨年は俳句の朗読CD(壇ふみさん朗読)や、百人一首朗読CDを使ったのだが、百人一首をやったことがない生徒がいてビックリしたのを覚えていたので、深入りはせず。(過去ログ参照→ http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20060213
昨年も使った『オリバー!(Oliver!)』のDVDとゲイリー・スナイダーのビデオを見てもらう。『オリバー!』を見たことがある生徒もいて私がビックリ。”Food, Glorious Food”の部分を繰り返し。日本語字幕で意味を見て、解説のハンドアウトで韻を踏む箇所を確認しながら、さらには英語字幕でと手を変え品を変え。時間の余った方のクラスは、『今を生きる』の表紙でキーティングが御輿のように抱え上げられているシーンを見せ、私が初めてこの映画を劇場で見たときに、”Please, Sir. I want some more.” の後、オリバーが捕まって担ぎ上げられるシーンを思い出して一人で笑っていたというエピソードを紹介。
2クラスとも、今年度の総括票を渡し、次回までに記入してくるよう指示。私は4月からはこの学校にいないことを告げ、自分の授業で直接は活かせないけれども、何らかの形で後輩に役立つよう、「後輩への親身のアドバイス」の項目はしっかり書くように伝える。あとは期末考査と評価のみ。
出校する日にちも残り少なくなってきたが、まだ片づけ、荷物の撤去など大丈夫か?という感じ。それよりも父の見舞いで、引っ越しの前に実家に一時帰らなければならないので、自宅の片づけができるのかが心配。
これまで2年半に渡り、約450日分書き続けてきたこのブログも、3月中旬をもって一時お休みとなります。フィードバックをお寄せいただける方はコメント欄に節度ある書き込みをしていただくか、プロフィール欄(左のアンテナの tmrowingをクリック!)の最後にあるアドレスからメールをお寄せ下さい。
本日のBGM: ありがとう(大江千里)