That’s what you have learned the hard way.

高2はPaul Robesonの半生のグループQ&As作成。まず個人で答えを書き、それを各グループでクラス分集めて、正答を作成。教師がカードの裏表に印刷して、次時で練習と暗記。最終的には要約へという流れ。
各自で解答したものの中には明らかに誤解しているもの、誤読しているものも多いので、そのような答えは、「なぜ、そんな答えが出てきたのか?」を考えさせる。スピーチ原稿の提出ミスでプレゼンができなかったグループも質疑応答で多少挽回したようで、このQ&Asが良ければ、結構評価は持ち直すのではないでしょうか。評価を気にする前に授業に集中することです。私の授業でのグループでの活動では「私はちゃんとやっているのに、なんで他の人に足をひっぱられなきゃならないの!」とか、「おれわかんないからできたらそれ写すから回して」といっていられないところがいいのですね。自分がちゃんとしているのだったら、他のメンバーに干渉してでも確実な成果を残すべきだし、自分の英語力が低いと思うなら、クラスに何人もいるはずの英語が苦手な人の視点に立って、英文の難易度や語彙の選択に注文をつけるべきなのです。教室という学びの場では、仲良しグループでの和気藹々さでも個人主義での自己満足でもなく、本当の意味のteamworkを身につけることが安易な「コミュニケーション能力」などというbuzz wordに現を抜かすよりよほど重要なこと。2学期、3学期とちゃんとやっていればちゃんと身に付くのでがんばってください。
今学期も残すところあと2回。2学期は、質問作りとパラフレーズ。3学期はパラグラフなどまとまりでのパラフレーズと英文による要約までが今年度の目標。夏休みの課題で「英詩と過ごす夏2006」はやる予定。高3ライティングは、コロケーションの続きと、picture storyの講評。大きな課題はもう終了したのでプレテスト第4回の内容を思案。
昼休みに同僚のK先生とdescriptionの課題に使う英文のモデル、課題の内容について話をする。巷の教材ではQ&Aなどの単文・短文レベルでの「日本事物紹介」や、百科事典型の詳細な記述は多いのだが、高校生が80語とか150語とかで説明・描写・定義できるモデルが少ないのだなぁ。
ここまで書いていて、ブラジル・ガーナ戦でロナウドのゴールが炸裂。しばし休憩。本日はこれまで。